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2009年10月09日
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カテゴリ:アニメ
海の家
浮輪
ビーチパラソルにトロピカルドリンク
流木
「海って久し振り」あらし
「潮風に当たるのって何時以来かしら?」カヤ
「おおっ!早く泳ぎてえ!!上賀茂行くぞ!」一
「う!と、おい!!」
潤の手を引き走る一
(って…男子更衣室!?)
「ま、待った!」止まる潤
「はあ?」
「ちょ、一寸トイレに行って来る」
「なあ?何だお前逃げんのか?」
「逃げやしないよ。先に着替えてて!」
トイレに駆け込みバタンとドアを閉め息を切らす
「冗談だろ?一緒に着替えなんて出来るか!」
ボタンを外し始めハッとする潤
「失敗した…下に水着つけとけばよかった」
ドンドンドンドン!とドアを叩く音
ヒッ!となる潤
「おい上賀茂!手前逃げようとしてんだろ?」
下の隙間から一の足だけが見える
「開けろ!コラ!」
思わず胸を隠す潤
「八坂…」
上の隙間にわさわさと指を動かす一の手が…
「ようし!そういうつもりなら引きずりだしてやる!」ドアに手をかける
「ま、待った!待った待った待った!直ぐ行くから」じたばた潤
上の隙間から一の髪の先が見えるがパッと降りる一
下の隙間から靴が見える
「30秒だけ待ってやる!急げよな」
去っていく一の靴
「何なの!?この無神経ぶり!ホントに脳味噌まで筋肉の野蛮人じゃない!」怒る潤

氷の文字
「あらしさ~ん!」手を振る一
傍にはムッとして座る潤
パラソルの影に加奈子とやよゐ、
後ろにグラサン、マスター、山代
「こっちこっち~」
「やっほー!一ちゃ~ん」青空に映える黄色のビキニのあらし
「おお!素敵です~!あらしさん」
銀髪が風に靡く
膝下まであるガウンのカヤ
「もう!カヤったら何着てんの?」あらし
「だって!人前で肌を晒すなんて恥ずかしくって…」カヤ
「今さら何言ってんの?往生際が悪いわね!」バッと脱がすあらし「ほら!」
カヤの悲鳴
若草色に白いレース…恥ずかしそうに座り込む
「普通のビキニじゃない!つまんない」あらし
「何だと思ったんですか!?」
カーニバルカヤを…
「あらし先輩、カヤ先輩、素敵です!」砂の上にぺたりとやよゐ
「皆、よくあんな水着で歩けるわね…私なんかこれでも恥ずかしくて…」
胸から臍にスリットのワンピースの加奈子
「とても素顔を晒せないわ」
メガネをかけると髪を括るゴムが消えふわりと広がる
振り返った加奈子に歓声を上げる男共
「そんな事無いわよ!加奈子も似合ってるわよ」やよゐ
メガネを外すと途端に髪が括られ…「そ、そう?」
いつもの加奈子に愕然とする男共
「いやっ!冷たい」
水を撥ね波打ち際を走るあらしに男共の注目が…
マスターニヤリ
(イヒヒ!これで撒き餌効果抜群!ならイイ男も入れ食いや!)
「あらしさん、カヤさん、最高っす!」鼻血たらーっ!な一
「それに引き換え上賀茂。何だよその中途半端な格好はよ?」
水着にTシャツ潤
「良いだろう?放っとけよ」
「さ!泳ごう、一ちゃん」あらし
「はい!」
「潤君も泳がない?一寸くらいなら大丈夫でしょう?」
「ほら!あらしさんが誘ってくれてるんだ。男ならパーっと行こうぜ!パーっと!!」
「あ…うん…ダメ…俺は…」俯く潤
じっと見るあらし
「乗りの悪い奴だなあ…よし!やっぱり力づくでも海に放り込んで…」潤を羽交い締めにする一
真っ赤になってジタバタ潤「う…止めて、よ!」
ハッとするカヤ
「待ちなさい!一」
一の手が何かを握る
「?…おい!」
キッと睨む潤
「上賀茂…お前…」
「あ…」カヤ
(まさか!?ばれた?)潤
「あ~あ。なよっちい体してやがるなあ!」
ホッとするカヤ
「何か柔らけえぞ!マジ大丈夫か?」
一を離し
「やめろ!分かったから。放せ!」
「外で遊ばねえからだよ、都会っ子!俺を見ろよ!この肉体!!」筋肉自慢
(どこまでデリカシーが無いんだよ!お前は!?)涙浮かべて怒る潤

実写の岩場の多い海岸

青い空、青い海
釣り糸を垂れるグラサンと山代
ウキが沈み
「お!引いてる」竿を引くグラサン
釣れたのは…ビキニ
「流されたんですかね?」山代
風に吹かれるビキニ
「多分な」グラサン
「困ってますよね?」
「多分な」
「どうします?」
「山代。お前届けて来い」

実写の海岸
波の音

立ちあがる山代「俺がですか!?村田さんは?」
「俺は竿を見張ってる。もしも下が釣れたらいけねえからな」とサングラスがキラリ
海を泳ぐ下

「行くわよ!一ちゃん!」
「は~い」
眩しい太陽に影になるビーチボール
波打ち際でバレーをする二人

うつ伏せ片足の膝を曲げるマスター
頬を染めた男が「その水着、似合ってるねえ」
黒いビキニのマスター
「あら?そう」
「あらあら何処から来たの?」別の男
「さあ、忘れたわ」
「一緒に泳がない?」又別の男
「ありきたりの誘い方ねえ」
「ボートに乗らないか?ホイホイと」
「ホイホイと?」顔を上げるマスター
やよゐと加奈子が男共に囲まれている
「どどどどうしよう?加奈子」困惑するやよゐ
「大丈夫、やよゐは私が守るから」加奈子
「君~!素朴な感じが可愛いね!はあ!!」男が指したのは加奈子!
「ええ!?…ええーっ!?」慌てる加奈子
「小娘の癖に!…こうなったら大人のお色気で勝負しちゃるわ!」マスターの目がキラリ!
ホルターネックを外し…オイルを手にうつ伏せて寝そべるマスター
「ねえ?誰かオイル塗ってくれなあい?」
「おお!」
どよめきが立った隙にやよゐの肩に手を置き
「今のうちに逃げましょう!こんな破廉恥、とても耐えられないわ」
傍に置いてあったメガネをかけると髪が解ける加奈子
やよゐの手を取り髪をなびかせ走る
引きつけられ走って行く男共
「撒き餌に持ってかれた…」
がっくりマスター

人気のない岩場を歩く潤とカヤ
「危なかった…何て無神経なんだ!あいつ」
「ここで少し時間を潰しましょう?人目が無い方が良いでしょう?」と腰掛けつま先を海に浸すカヤ
「カヤさんも、男の人の視線が集まるの苦手ですもんね。似合ってますよ!その水着」
「そ…そんな…」
気恥ずかしそうなカヤだが膝の上を…
「ん?」
「エヘヘ!」フナムシ
真っ白になって悲鳴を上げるカヤ
放りあげたフナムシは潤の手に…
笑いながら
「ただのフナムシですよ!カヤさ…」
目の前でばしゃばしゃと音を立て溺れているカヤの姿が…ブクブク沈んだ!
咄嗟にTシャツのまま飛び込む潤「カヤさん!」
岩場に上がり、両手をついたまま息を切らせる二人
「もしかして…カヤさん泳ぎは?」Tシャツの下はシンプルなセパレート
「変でしょう?あんなに高く飛べるのに…」
「うわ~」とTシャツを振り水気を飛ばす潤
「ごめんなさい…服が塗れてしまったわ」
「イイですよ直ぐ乾きますから。それまでこの辺に隠れて…」
「ねえ!皆でビーチバレーやらない?」
駆けて来たあらしがハタと止まる
「あ…」
潤の姿を見て
「潤君…君、まさか!?」指差すあらし
「その!?…これは…」胸元を隠す潤
「水を被ると女の子になるの!?」
ずるっとなる潤とカヤ…チーン!

ザッバーン!と実写の波が寄せる

「届けてきましたよ、村田さん」戻ってきた山代
「おお!御苦労。どうだった?」グラサン
「ものすごく可愛い子でしたよ」
「何!?」
顔を上げるグラサン
「いや~、何か感謝されちゃって、メアド交換してくれって聞かなくって…」
そこに再びビキニが…
「又ですか?届けてきましょうか?」
「いや!今度は俺が行く」ビキニを手に立ちあがりすたすた
「でも…」
「お前は竿を見張ってろ!下が釣れたらいけねえからな」

岩場に腰掛けるあらしと潤
「そっかあ。そういう事だったんだ」あらし
潤を挟みカヤも
「すいません、隠してて。八坂や皆には…」潤
「大丈夫!内緒にしとくから。でも、ちょっと納得しちゃったな」
「何がです?」
「潤ちゃんが一ちゃんを遠ざけようとするの。おかしいなって思ってたの」
「それは…だって…あいつバカだから。ガサツで、自分勝手で、デリカシー無くて、人の事考えずに絡んできて…」
「一ちゃんは男の子の中でも開けっぴろげで強引な方だけど、私たちの時代はあんな男の子ばっかりだったのよ!」
ガキ大将な感じの男の子達の姿が…
顔を上げる潤
「でも皆、楽しそうだった。私も仲間に入ってよく遊んだり、喧嘩したりしたわ。きっと一ちゃんは潤ちゃんと男同士仲良しになりたいだけなんだよね。ホントに男同士だったら、もっと素直に仲良くなれたのかもね」
あらしの言葉にハッとする潤

戻るグラサン
「あ、お帰りなさい。どうしたんですか?その顔」山代
グラサンの頬に掌の跡が…
「何でもねえ」グラサン

夕焼けに染まる砂浜
バケツを覗く一に近づく潤
「お?…おい!何処行ってたんだよ?上賀茂」
じっと見る潤に
「おもしれえもん拾ったんだぜ!手出せよ」
バケツからキラキラと輝く…
「小石…いや、ガラス?」
夕日に透かす潤
「はあー!綺麗。何?これ」
「割れたガラス瓶の破片だ!長い時間かけて波と砂で磨かれて角が丸くなったんだな。川の下流にある丸い小石と同じ原理だ」
「へえ~!詳しいな、お前」
「やるよ!」
「いいのか?」
「ああ。お前泳げなくてつまんなそうだったからな」
ウインクして「サンキュ!」と笑う潤
「他にもっとすげえもんがあったんだぜ!」
「え?何々!」
手を出す潤に大きなナマコが!
真っ白になった潤の手の上で驚いたナマコが内臓を吐き出す
「特大のなまこだ!どうだ?すげえだろ!」
自慢げにバケツ一杯の特大ナマコを見せる一
「まだうようよいんだぜ!」
潤の悲鳴

夕陽に照らされ来た道を走る車とバイク
後ろの席で眠る一の頬にはビンタの跡が…
一を見やり、掌の上のガラスの小石を見る潤
(でも…やっぱバカだよなあ)呆れたように微笑む
「ね、一つ気づいたんだけど」あらし
「何ですか?あらしさん」
潤にだけ囁くあらし
「もしかして潤ちゃんって、自分が女の子だって意識し過ぎてるんじゃないかな?」
「え?そんな事は…寧ろ俺は男っぽくしようと…」
「でも、ほんとに男同士だったら、一ちゃんがする事怒ったりしないんじゃない?」
「それは…」
「そんで、自分が女の子だって意識しちゃうなんて、潤ちゃんが一ちゃんの事、満更じゃないからじゃないかな?」
「え!?無いない!そんなの絶対無いですよ」
「素直に女の子だってばらしてみたら?案外うまくいくかもよ」
真っ赤になる潤
「絶対に無いです!」
車が跳ね上がり、その勢いでグラサンがバイクからこける
グラサンの叫び
夕陽に染まる海を見る潤
(この私が誰かを好きになるわけ…それも寄りに寄ってこんな奴…)
鼻ちょうちんと鼾で眠る一
(あり得ない!こいつといるとロクな事が無い!今後一切こいつに近寄らない様にしなくちゃ)

虫の音
「お疲れ様。到着しましたよ」山代
「ああ~!ついたついた!」マスター
「へえ!いい宿じゃねえか」グラサン
(宿って…)潤
「あれ?言ってなかったっけ?」マスター
「一泊二日!温泉旅行よ」
頭抱えるカヤ
肩を落とす潤

欄間、畳、座卓に盆、ポット、茶筒、浴衣…如何にも温泉旅館らしい…
ぽんぽん布団を叩き
「俺と上賀茂で二人部屋だってよ!よろしくな!」楽しそうに布団の上に座る一は既に浴衣
隣に並べられたもうひと組の布団
愕然となる潤
「う…近過ぎ」




次回予告(予告漫画は小林尽)

「海水浴って言うと…」あらし
「やっぱスイカ割りっすよねえ!上手く命中して叩き割った時の快感!最高!」一
「でも、スイカに砂がついちゃわない?」あらし
「構わず食う!」一
明日も元気に早起き!


次回、「ギャランドゥ」


エンドカード イラスト 竹内崇 彩色 逢倉千尋 (スカートを翻す制服のあらし 次回も早起き!)





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最終更新日  2009年10月09日 12時13分12秒
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