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2009年11月12日
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カテゴリ:アニメ
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ドアを開けると…トイレに座り膝を抱えている黒が「ノックぐらいしろ」
ドアを開けたジュライが「誰かいる」
跳ねる様に立ちあがった黒が「追跡者か?」と蘇芳が開けた壁の穴から外を窺う
穴の傍に屈む蘇芳と蘇芳の頭に乗る猫
「何人だ?」
「3人。その内一人は契約者」ジュライ
車の傍に3人。銃を持つ男が二人、女が一人。
「俺が惹きつける。お前達はタイミングを見計らってエントランスから逃げろ。いつもの場所で合流する」黒
出口の方へと向かう蘇芳

壁に沿った配管に手を当てる女の眼が赤く光る
外を窺う黒
先まで黒が座っていた便器がゴボゴボと蠢く
カタカタと蓋が上がり水が噴き出す
水の拳が黒を狙う
洗面所からも水が噴き出し水の拳が洗面所のドアを破る
階段を急ぎ降りる蘇芳達だが既に溜まり始めた水に踏みこみ驚く蘇芳
灯りが点いたり消えたりしている
「何これ…」蘇芳
契約者の眼が元に戻った頃突然部屋の外にワイヤーを使い飛び出してきた黒
管に沿って降りる黒に再び力を使う女。
配管が膨れ上がり破裂!
咄嗟に壁を蹴り壁から離れ着地する黒
振り向いた女の首と腕を壁に押さえつける
背後から銃を手にした男が二人黒を狙うが女を盾に車に移動する黒
男達の背後を駆ける蘇芳を確認
と足下のマンホールを踏み水を吹きあげさせる女
蓋ごと飛ばされ車に背をぶつける黒
水柱が治まり黒を探すが…既に姿を消している

翌朝
ホテルの傍に止まるパトカー
「BK201はここで暮らしていたと言うのか」
壁に開いた穴を見ながら霧原
「はい。少女と共に…」
女の声に振り向く霧原
「少女?…少年では無く?」
「女装の趣味が無ければ」昨夜の契約者の女
「戸籍上では紫苑・パブリチェンコには双子の姉がいた筈。だがその消息はつかめていない」
「FSB辺りにとっくに消されているかも知れんがな」葉月
「もし、BK201が連れているのが本当に少女だとしたら…」
「嫉妬か?」
葉月を睨む霧原
「時間が。研究所の人間があんたを待ってる」部屋を出る葉月
葉月に続く契約者の女
机の上の鶴に気づく霧原が水に濡れた鶴を摘み上げる

花束を手に白いスーツのノリオ
「う~ん!グッドスメル。ええっと、父ちゃんの話だと確かこの辺りに…」
周囲を見回すノリオの前方には車に乗り込む葉月、契約者の女の姿が…
「あれは…」
走り出すノリオ「お~い!」
「あ!…あれは何でしょう?」運転しながらミラーを見た耀子が問う
「待ってくれよー!」
「やっとくか?」と振り返る葉月
「いえ。放置しても全く問題ないと思います」振り返りもしないで言う契約者の女
「母ちゃーん!」
契約者の女はノリオの母!?

再び草を覆う様に積もった雪原の中ぽつんと置かれたピンクの公衆電話に向かう黒
受話器を取りふと気付いた黒が電話台の裏を覗くと一万円札の束が貼り付けられている
「不用心過ぎるな」と金を剥がす

橋の下の掘っ立て小屋に戻る黒
折り紙を折る蘇芳に
「射撃の特訓する」
「え?」
「おい。開口一番それか」
「あれを撃ってみろ」
指差した先には丹頂鶴が…
「今日こそ嘘は吐かずに」
「殺す理由が分からない。だから撃てない。動く標的を狙えって言うなら生き物じゃなくったってイイよね。理由が分からないからだから…」蘇芳
「理由ならある」
断言する黒を見る蘇芳
「お前の契約者としてのイレギュラーを撃ち抜く」

蘇芳の体が浮かび銃が胸元から現れでる
ビルの建設現場にはドリルの切削音と金属を叩く音が響く
地面に這うように銃を構える蘇芳
照準で鶴を捕えるが…定まらない
蘇芳の瞳が揺れる
ドリルの音が消えた瞬間引き金を引く蘇芳
銃声が反響するが打ち消す様にドリルの音が響き出す
立ちあがる蘇芳から銃は既に消えている
「何故泣く?」黒
「分からない…」涙が頬を伝う蘇芳「分からない」

すなっくノアの箱舟
「見たんだって!マジ見たんだって!!あれは母ちゃん…」ノリオ
「あんた!トイレに飾ってた花、勝手に持ってったでしょ?」レバノン
「そんなのどうでもいいんだよ!」
とガチャリとドアが開く
「ごめんなさい。今ちょっと重大な親子会議を…」とドアの方を向く二人
驚くレバノン
嬉しそうなノリオ
そこには昨夜の契約者の女、ノリオの母が!
「オーブン貸して」

「BK201のクライアントは不明だが物資を狙ってこの町に彼を潜伏させたのは間違いない。通常ならば空路で運び出す所だがBK201は人に紛れて近づく。空港は人が多過ぎる。今回は海路を使う」説明する霧原
葉月、鎮目、耀子の他に、武装した男達がテーブルに着いている
「へえ!まどろっこしい。一戦交えちゃえばいいんじゃない?」鎮目
「あのちっちゃいのにさえ翻弄されてた輩が良く言う」突っ込む葉月
「…何か痛いかも」目を逸らす鎮目
「重要物資、イザナミの確認を」指示する霧原

武装した男に連れられ向かう霧原と耀子
防護壁を潜りゲートを抜けセキュリティーチェックを受ける
「随分と厳重だな」漏らす霧原
「こちらです」

「星に願いを」マダム・オレイユ
「見つけた」双子の片割れ
「見つけた」残りの片割れ
胸元も露わなガウン姿のマダム・オレイユが微笑み
「私たちの、そして彼女の願いが叶う時は近い」

男に連れられやってきた部屋には強大な白い箱?
空気が漏れる様な音と共に開いた窓を覗く霧原
「これが!?…イザナミ?」

草を抜き根を取り洗う蘇芳
小屋の中で土鍋に湯を沸かす
傍には醤油と食器
一緒に鍋を覗きながら座り込んでいるジュライ
一人酒を飲む黒
「何やってんだ?雑草だろ?それ」鍋に葉を入れる蘇芳に尋ねる猫
「これ食べられるんだ。パパが教えてくれた」
と鍋に醤油を入れ器につけ黒に差し出す
「はい。ホテルの壁、撃っちゃったり、目立つ事をした。だから…」
「謝罪のつもり…なんじゃねえか?」黒に耳打ちする猫
酒を置き器を受け取る黒
器と箸を手にするジュライ
器の前に立つ猫
汁を啜る黒がハッとする
「どう?」
「味はどうでもいい。栄養さえあれば」
「まさに味はどうでもいいと思いこまなきゃやってられない味だな」猫
猫の向かいで黙々と食べているジュライ
黒の猫の反応に焦る蘇芳が啜った途端飛び上がりそうになる
黙々と食べ空になった器を差し出す黒「おかわり」
「あ…」頷きよそう蘇芳
受け取った黒がもぐもぐと食べ
「お前に任務がある」
「へ?」顔を上げる蘇芳
空になった鍋
「成程。初めての任務としては手頃かもしれんな」猫
「お金…お金くれるなら」
「報酬か」と取り出し何枚か重なった一万円札を置く黒
「お!こづかいには甘やかし過ぎな額だな」猫
「これで前金だ」
「へえ~!」
札を手にし
「契約者として任務を受けて、報酬としてお金を貰う。それはすごく分かりやすい。だから、きっとやれる」
息を吐き出す黒
「最低の夜だな」
空には銀河を背景に赤と青の双子星が光る

雪の積もった木の間を走る黒は道路の際に到着する
「三号機関の船が港に入港する。そこにたどり着く前に俺が輸送物資を破壊できれば問題ない。それが叶わなかった場合は」
前方からトラックが連なり走ってくる
「トラックから運び出す隙を狙ってお前が物資を狙撃する」

通信を傍受しているらしい黒
道路を塞ぐように置かれた車に気づくトラックを運転する男
黒が手元のスイッチを押すと爆破!
慌ててブレーキを踏む男
と木に掛けられた爆竹に火が付き爆ぜる
武装した男達がトラックを降り銃を構え警戒する
様子を見ていた黒が走る
と黒い円盤状の者が転がりガスが…
咳こむ男達をガスマスクをつけた黒が殴り倒して行く
トラックの一つに乗り込んだ黒の前には霧原も診た白い箱の様なものが…
ハッとする黒
音がしトラックが走りだす


ED


(鯨を見たんだ。写真は撮らなかった。撮る必要はないと思ったから)
双眼鏡を覗き対岸の様子を見る蘇芳
隣にジュライ
(でも,何でだろう?ちょっとだけ撮っておいても良かったなって…)


「うわ~!大きい大きい!ね、これ鯨かな?」
水族館の大きな水槽に張り付き歓声を上げる幼い蘇芳
「違うよ!鯨はもっともっと大きいよ。そんで、ぶわーって潮を吐くんだ」
腕を上げて真似をする紫苑
「シオ?しょっぱいの?」
「あ~あ!蘇芳は何にも知らないんだから」両手を後ろに回し呆れる紫苑
「違うもん!それぐらい僕だって…」ムキになる蘇芳の頭を撫でる手
「ホラホラ!喧嘩しないの。見てご覧」
と二人の肩を抱く女性
水槽を見つめる人々
「皆、笑ってる」
「うん、笑ってる」
「そうよ。水族館で怒っている人なんていない」
優しそうな目で三人を見つめるパブリチェンコ博士
「気持ちよさそうに泳いでいる魚の前で、ゆらゆら~って縮こまった心を開くの」
じっと水槽を見る二人
「よし!ソフトクリームでも食べようか?」
「食べる!三段重ねの!!」紫苑
「鯨みたいにおっきいの!」蘇芳
楽しそうに笑う三人

風に揺れる蘇芳の髪
カモメの声にハッとした蘇芳が双眼鏡を覗く
飛沫を上げ海面に浮き上がる…潜水艦
「鯨…」



たっぷりと泡だてられたメレンゲは真珠色に輝き
熱せられたオーブンの中で
黄金色に命を宿す
甘く温かい香りは
幼い日の思い出には無い
去る時は来た
出会いなど無ければ良かった
思い出など要らなかった
そして
旅は続く


次回、第6話





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最終更新日  2009年11月12日 16時17分36秒
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