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2009年11月16日
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カテゴリ:アニメ
エドが描いた牙を剥き人相が悪いチビパンダ、シャオメイの似顔絵
「確かに…」エド
「これそっくりだけど…」アル
人相が悪いチビパンダ?
「うちの子、可愛いでしょ?」チビパンダ?を抱くおばちゃん
ニャオと鳴くチビパンダ
「絶対違う!」おばちゃんに背を向けこっそりとアルに言うエド
「わかってるよ」アル
「てか、俺達こんな細かいギャグに付き合ってる暇無えんだよ!」
溜息つくエドとアル
「ほんと」自分が描いたシャオメイ似顔絵を見るアル
「「何処にいるんだろう?」」

シャオメイを肩に乗せ食料品の包みを手に走るメイ・チャン


第32話 「大総統の息子」


白煙が立ち上る汽車
「イーストシティ、イーストシティ」
元気よく走ってきたメイが顔を曇らせゆっくりした足取りになる
「スカーの新しい情報だ」
「まだ逃げてるのか?あいつ」
目立たぬ様に憲兵達の話に聞き耳を立てながら歩くメイだが、突然誰かにぶつかり悲鳴をあげる
包みの中身が転がりシャオメイを落っこちる
「あらあら、ごめんなさいねえ」謝る老婦人?
「いえ、よそ見しててすみません」転がり出た荷物を袋に集めるメイ
「珍しい衣装ね。外国の方?」手伝いながら尋ねる老婦人
「シンから来ました」
「あらまあ、観光かしら?イーストシティって見るとこないでしょう?」
「いえ。乗り継ぎで寄っただけで。これから、北へ行くんです」老婦人にぺこりと頭を下げ礼をするメイ
「3番ホームから出発する列車はノースシティ行きです。お急ぎください」出発案内の放送がかかる
「あ、いけない!お婆さん、ありがとう!」慌ててお礼を言って列車に向かうメイ
「気をつけてね」
壁際に座るフードを深く被った大人を引き起こし肩を貸すメイ
メイの後をちょこちょことついて行くシャオメイ
「ん?」老婦人
一旦止まって振り返るシャオメイだがメイを追う
「変わった猫ちゃんねえ」首を傾げる老婦人

三日月
マンホール
下水道を歩くフードを被った二人の人物
ふと顔を上げ警戒したのは…スカー
複数の靴音が響く
「何処行った?」
「確かに足音は聞こえたのですが…」
灯りで照らすと…スカーが!
「あそこだ!」
銃を構える憲兵達
唸りながら右手を壁に当てるスカー
と下水道が揺れ天井が崩れ始める
憲兵が怯んだ隙にフードの者を連れ逃げるスカー
崩れた天井の穴から覗く三日月

軍部
「黒髪の中年男と一緒にいたのですね」
「はい!そう報告を受けています」
「ここが昨日…西ですか」
全身白いスーツのキンブリー
地図に記された点を指差し予測される方へと滑らせた先はウエストシティ
「こちらは重軽症者数名を出しました」
「スカーも必死なのでしょう。それにしても…目立ち過ぎですね」
ニヤリとしながら考え、帽子を被り
「さて。仕事に出かけましょう」

キンブリーが向かったのは駅
駅への階段を上るキンブリーと先の老婦人がすれ違う
振り返り老婦人を見つめるキンブリー
「ふん。まあいいでしょう。私には関係ない」
再び前を向き進むキンブリー

墓地に響く鐘の音
ヒューズの墓前に置かれた白い花束
遠くに埋葬される葬送の列を見やるロイ
そこに現れた老婦人が声をかける
「お葬式ですのね」
「ん?…はあ。その様ですが」
「嫌なモノよね。この年になると何時自分がああなるのかばかり考えてしまう」
「何をおっしゃいますか、ご婦人。見た所まだお若い」
と突然投げキッスする老婦人に目が点になるロイ
「…グラマン中将閣下!?」
「ホホホホホ!待ち合わせはヒューズ准将のお墓の前でしたわよね」
堪え切れず口を押さえるロイ
「最終手段を使ったと言う事はただ事ではないと思ってね」持参した花を供えるグラマン
「念には念を入れ変装してきたのよね」
「い、や~!流石変人と名高いグラマン閣下。予想外の変装です」
「変人?褒め言葉として受け取っておきましょう。で、何の用?」一転鋭い目を向けるグラマン

「錬丹術。中央図書館でなら何か分かるかもね」アル
「ああ。豆粒女が見つからない以上自分たちで調べるしかない」エド
「少しでも手掛かり見つかるとイイね」アル

「成程…セントラル上層部はすべて黒か。しかし情報と引き換えに失ったモノ多過ぎ!信用できる部下を引き離されちゃったら元も子も無いでしょ?」
「は。返す言葉もありません」
「はあ~。レイヴンまでもか…少し昔、わしがセントラルにいた頃にね、レイヴンに聞かれたよ。完全なる不死の軍団に興味はないか?とな」
にっこりと手を差し伸べるレイブンの姿が浮かぶ
(不死の軍団?ホムンクルスの事か?)
ホムンクルスの姿が浮かぶロイ
「不死などくだらんと一蹴してやった。そしたらその後直ぐ、儂、東方司令部に飛ばされちゃった」ニヤリとするグラマン
「左遷ですか?」
「お陰でごたごたと煩い東部問題の尻拭いをし続ける羽目になったよ」
「ごたごとと言えば、ディオールの暴動を覚えておいでですか?レト教の似非教師の陰謀が鋼の錬金術師によって暴かれた事件です」
「ああ、覚えとるよ」
「ディオールは大混乱に陥りましたが初期の段階で東方軍が迅速に行動して暴動を押さえる事が出来ました」
「が、ゼントラル軍が出張ってきて、東方軍はお払い箱にされた。だったっけな?」   
「ええ。ディオールの治安が急激に悪化したのはセントラル軍が入ってきてからです」
「セントラルの奴らは何か企んでるよねえ。あ~!やだやだ!儂の引退まで平穏無事でいてくれんもんかのう」
「またまたご冗談を!グラマン閣下ともあろうお方が地方の長で満足する等欠片も無いのでしょう?イシュバールを経験した屈強の兵を有する、東方軍を持っておられると言うのに」
「フフフフ、フハハハ…極秘連絡用メモを使うのは儂に鳴きつく時だと思っていたが儂を焚きつけるためにここによんだか。やれやれ。セントラルが面白い事になってきたお陰で消えかかっていた野望の火種がまた燃え上がってきたわい!」
「本気を出すと化粧が崩れますよ?ご婦人」
「あらいけない!オホホホホホホ」
ロイも笑い「この後お暇ですか?よろしければ何処かでお茶でも」
「まあごめんなさいねえ。御誘いは嬉しいけど…ん?」
ロイの手に抱えられたアルが描いたシャオメイんの似顔絵が…

唸るエド
「ダメだ!」と本を閉じ置く
「何でこんなに錬丹術の記述が少ねえんだよ?いっそ、シンに渡って本場ものを学ぶか?…か、しかしオートメイルであの砂漠越えは…」
と突然エドを照らしていた灯りが暗くなり…上を向いたエドが叫び声を上げ後ろ退る
書棚越しに現れるアームストロング少佐がきらきらと「うっふーん!」
突然2つの書棚を押し退ける少佐
「見つけたぞ、エドワード・エルリック」とエドの目前に立ち後ろ手で押し退けた書棚を元に戻す
「しょ、少佐!何やってんだ」
怒鳴りつけるエドにしーっ!と口元に指を立て
「図書館ではお静かに。では…お主、白黒猫を連れたシンの少女を追っているらしいな?」周囲を窺いエドの耳元に囁く少佐
「おお…って何で知ってるんだよ?」
「マスタング大佐に聞いた。今日、我が輩は大佐の使いだ」
「え?」
「その少女、北へ向かうらしいぞ。目撃者の話によるとイーストシティから北へ行くと言っていたとか」
ニヤリとし
「北か。よし!そんだけわかりゃ動ける。少佐!ありがとな。大佐にもお礼言っといて」と散乱させた本を拾うエド
「待て待て。焦るな」
「ん?」
懐を探り一通の書状を取りだす少佐
「持って行け」
「な、何だ?これ」
ちょび髭にクルリとした髪をデザインしたと思われる印が押されている
「紹介状だ。役に立たんかもしれんが…先ず、会え」
何時になく緊張した面持ちで汗を浮かべる少佐
「会えって…誰に?」
雪に覆われた山々が吹雪に晒されている様子
「北方司令部より更に北。ドラクマとの国境を守りブリッグスの北壁の異名を持つ将軍、アームストロング少将だ」
左右に屈強そうな部下を従え、椅子に腰かけ杖の様に剣で床をさし支える金髪の…



アイキャッチ(Mrs.(?)グラマン)


CM





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最終更新日  2009年11月16日 17時36分30秒
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