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2009年12月14日
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カテゴリ:アニメ
(あらしが歌う『セーラー服と機関銃』が流れる)
にっこり微笑むあらし
睨む一
馬の腹を蹴り走らせるあらし
飛びつき馬の尻尾を掴む一
「一!」グラサン
尻尾にしがみ付き引っ張られていく一
「私を止めるつもり?」
しがみ付くのにのに必死の一
「面白いわ」
速度を上げるあらし
「し、死ぬ!糞!」
咄嗟に手を伸ばす一
「イヤラシイとこ触るな!」
あらしの腰にしがみ付く一
「だって!落ちたら怪我するだろ!」
「知らないわよ!あなたが勝手について来たのでしょ!」
茫然と見る街の人達
「こっちは曳き殺される所だったんだぞ!」
「飛び出すあなたが悪いのよ!」
「何ぃ!?(?)そんだけか!?ケツ撫でまわすぞ!コラ!」
「邪魔しないで!私行く所があるの!」
「て、何処にぃ?」
「喧嘩よ!」
味噌・醤油屋に着くあらし
「ケン坊!」
「おお!あらし。いまジンベイが偵察に行ってる。奴らは神社だ」鉢巻きしながら現れるケン坊
「武器を頂戴!」
「合点!」取りに行くケン坊
「楽しそうだなあ、おい。喧嘩ってなんだ?」一
「友達が悪ガキどもに捕まってるの。犯人は近所の不良連中。暗闇団」
ぷっと吹き出す一
「小学生の悪党?」
「笑い事じゃないわ。指きり山こと山本は、父親が帝国陸軍大尉で子どもらの親もすっかり弱腰。子ども達も連中の報復が恐ろしくて誰も反抗しないのよ」
(クククク!暗闇団に指きり山とは可愛らしいつうか、あらしさんも昔は子どもっぽかったんだなあ)
「ん?」
「ふっふっふ!イイだろう!その喧嘩俺が加勢してやんぜ」
「え?」
「こう見えても地元じゃよく取っ組み合いした方よ!俺に任せときな!」
(あらしさんに強気に出られる俺って何か気分イイぜ!)
「あらし!お待たせ」
「うん。じゃ、あんたにこれ頼むわ」
と弓と木刀を渡すあらし
「たはは!どんと来いって!…は!ええーっ!?」
ブルルと馬

神社
「奴らは境内よ。裏から近づくわ」あらし
「あ、おお」一
馬を引き向かうあらしと一

「おいおいどうした?」
少女が泥水に突き飛ばされる
取り囲み笑う悪ガキども

「いた!」草陰から覗くあらしと一

「そんなんじゃ俺達を大人に突きだせねえぜ」
「おい!」
悪ガキに蹴られ悲鳴を上げる少女
「俺達が税金を課すには訳があるんだよ」
再び蹴られ悲鳴を上げる
「な、こうやって身を守れねえお前らの事を親身に考えて皆が平等に暮らせる様に協金を捻出しとるのよ」
「お前みてえに自分の事しか考えてねえと自治の重要性はわかんねえかな?」
髪を引っ掴まれ上げさせられた少女の顔は泥まみれ
「何だその面は?腹でも減ったか?」
パンをかじり
「お前の様な反逆分子に食わせもんは無い。泥でも啜っとれ!…啜らんかい!」
怒りに燃える一
「手前ら!」怒鳴る一
馬をかけさせるあらし
「何だ?」
悪ガキどもを馬で蹴散らすあらし
「あらしだ!」
少女に近づき
「あらし…」
「しゃべるな。もう大丈夫」
木刀を手にする悪ガキども
じっと睨む一人の悪ガキ
少女を馬に乗せるあらし
「下でジンベイが待ってるわ。振り落とされない様にね」
「あらし…私悔しい」
頷くあらし
「手前!女の癖しやがって!」
「思い知りやがれ!」
次々と木刀で殴りかかる悪ガキどもを殴り返すあらし
「す、すげえ」草陰で驚いている一
「引っ込め!このアマ」
睨むあらし
「いつまでも英雄面出来ると思うなよ!」
「えい!」
木刀を振り上げあらしに向かってきたた悪ガキに先がタンポのなっている矢が当たる
「仲間か?」
ニヤリと弓を構える一
「あいつだ!畳んじまえ!」
と別の悪ガキに矢が当たる
気を取られた瞬間あらしが殴る
一人座って鋭い目で睨んでいた悪ガキの親玉が立ちあがる
対峙するあらし
悪ガキが抜き構えたのは日本刀!?
木刀で戦う一が気を取られ羽交い締めにされ、腹を殴られ、残りの悪ガキに囲まれボコボコに…
鼻血を流しボロボロの一の霞む目に日本刀を構える悪ガキの姿が…
(まさか?指きり山って…)
笑いかけるあらしの顔が浮かび…
ハッとして立ちあがる一
その勢いに怯む悪ガキども
「冗談じゃねえ!糞ガキども!」
悪ガキを殴り、頭突きを食らわし倒す一
木刀を構えあらしを庇う様に立つ
「あんたじゃ無理よ!」
「だあっ!」
にじり寄る指きり山
木刀を握りしめる一
思い浮かぶあらしの傷一つ無い体
(俺の直感が言うんだ。あらしさんに大けがする過去は存在しない。つまり、あらしさんを救うために俺はここに来た!)
「あんた指を切られたいの?」
「チッ!俺の未来が大怪我かもしんないけどな。てか…」
睨みあう一と指きり山
「チェストオ!」
切りかかる指きり山の刀の先がまっ直ぐ一に…
(スローモーションに見えるのはアドレナリンの作用って奴か?昔バイクに引かれた時も感じた)
じっと見据え皮一枚で避ける一
日本刀を摺りあげ木刀を指きり山の腹に叩きこむ!
茫然と見るあらし
指きり山は倒れ傍の地面に刀が突き刺さる
ハッとする悪ガキどもに動揺が走る
「俺はよお、剣道三段だぜ」地面に刺さった刀を抜き「イイか!手前等!二度と悪さして見やがれ!全員残らずその指叩き折ったる!!二度とゴメンだけどよ」

夕焼け空
白馬に跨るあらしと一
「剣道三段って言うのは?」あらし
「嘘に決まってんだろ!」一
「ねえ、どこに住んでるかくらい教えてくれたってイイじゃないの!」
「男には事情があんだよ!」
「名前も言えない事情って何よ!」
「色々あんだよ!男には。気にすんな!どうせまた近いうちに会うんだから」
「近いうちって?」
「うん?…70年後くらい?」
馬を止め一の方を振り返るあらし
「嫌よ!おばあちゃんになっちゃうわ」
「いやあ、案外若いと思うぜ」
ムッとするあらし
「何だよ?」
一のメガネを取り上げる
「何すんだよ!」
「これ借りとく。次会ったら返す」
「ちぇえ!とことんマイペースな奴!」
一の割れたメガネをかけるあらし
「うん。じゃあ、私も一つ貸しとこうかな。それなら平等でしょ?」
「貸すって何を?」
一の頬に口づけるあらし
夕焼けぞらに一番星が光る
「次に会う時、返してね。何なら唇でもイイよ」頬を染め前を向くあらし
頬を押さえる一「って、コラあ!」とムッとする
微笑むあらし
「コラあ!小夜子!!」
突然の怒鳴り声にビクッとするあらし、一、馬
そこには白い軍服で刀を手にし精悍な顔立ちに鋭い眼をした…
「お、お兄様!?帰ってらしたの?」あらし

嵐山麟太郎
26歳大日本帝国海軍少佐
喧嘩百段!!

「お兄様って!?…何ですとお!?かっ!怖っ!!」一
「外聞も弁えなければ、嵐山家の自覚も無く、白昼堂々の桃色遊技」
(こ、今度こそぶった切られる…)
「良くやった!ハハハハハハ!」豪快に笑う兄
「は?」
「我が妹ながらエキセントリックな奴!面白い!!いやあ、お前の様な凶悪我儘お転婆やんちゃの、勝気でへそ曲がりの男女娘にも遂に春が来たかあ!」
笑う兄
頬を染め体を震わし怒るあらし「お兄様!」
「多いに結構!少年!こんなガサツで無鉄砲な娘だが大事にしてやってくれ!」
「は、はい」
「声が小さい!」
「はいっ!」
「お兄様!あっちへ行って!!」
「おお、そうだ!少年の連れが俺の部屋で待ってるぞ」
「それを早く言って下さい!」
既に陽は暮れ月が昇り蛍が舞う
馬を下りる一
「またな!」
「うん!またね」
走っていく一の背を見送るあらし

方舟
空には青白く輝く満月
「ったく!一時はどうなるかと思ったぜ」グラサン
「すみません…私の発案の所為で…」やよゐ
「本当にやかましかったわ!あのあらしの兄とか言う男」加奈子
「で、一。お前はキッチリ何か掴んで来たんだろうな?」グラサン
「いっひひ」ボコボコに殴られた顔のままへにゃっとした笑顔で振り返る一
「何だ?何があったんだ?手前!」
「イヒ!何でもねえよ!」
「嘘つけ!コラ!…殴られ過ぎて変になったのか?」
「頭打ったんじゃないですか?」心配そうなやよゐ
「大変!横になって!!動いちゃダメ!」加奈子
「何でもねえつってんだろ!」怒鳴る一
一人離れて客席に座っていたマスターがふっと笑う

店に入らず前に立っているあらし
「何時からそんなにしおらしくなったのかしら?」坂を上ってきたカヤと潤
「その箱は?空襲で焼けた筈なのにどうして?」あらし
あらしに箱を渡すカヤ
「タイムトリップで回収して来たんです」潤
「戦時中、私に話してくれたでしょう?子どもの頃あなたを助けてくれた男の子と大事な思い出の品」
箱の中はヒビが入ったメガネ
「絶対に負けると思っていた戦いに敢然と立ち向かい名前も告げずに去って行った男の子。あなたは英雄譚の様に語っていたけれど私は少し違うと感じていた。あらし、あなたもう恋をしていたのではなくて?」
思い出のメガネを手に眺めていた頃を思い起こすあらし
「悲しい恋も辛いけど、ずっと誰も好きにならずに生きるのも淋しいものよ。あなたには既に恋の経験があるのだからあまり深刻には考えずいっそ現代人の様にもっと大らか…あら?」
「どうしたんです?カヤさん」潤
あらしが持っているメガネをじっと見るカヤと潤
「これどこかで見おぼえがある様な…え?…あ!」潤
「まさか?」カヤ
顔を見合わせるカヤと潤
「これ一ちゃんのだ!」あらし
嬉しそうな顔のカヤと驚く潤
「ホ、ホントだ!ほらここ!加奈子さんが美少女メイド戦士に変身した時に壊した痕ですよ!」潤
「…と言う事は!あらしの初恋の人って!?」カヤ
「「うっそおー!」」カヤと潤

方舟のドアが開く
やよゐに殴られた傷を手当てしてもらっている一
携帯ゲームをしているマスター
「どうしたあ?戻ったんなら入れよ」
「え?…あ…でも…」
「どうしたんすか?」ボコボコの顔で振り返る一「あ…」
あらしの手にはヒビが入った一のメガネが…
あらしが一歩店に入るとそこは二人だけの世界に…
「どうしたの一ちゃん?その顔」
「え?何すか?あらしさん。そのメガネ」
「え?」
背中側に隠すあらし
微笑む二人
手を伸ばし指を絡ませ手を組む
「あらしさん!何時へ飛びます?」
「何時へでも!」
時を飛び何処かへと消える二人
「通じたんですね。あいつ」潤
「ええ。これで元通りね」カヤ
ふっと微笑むマスターだが
「あ!そうだ。過去に飛ぶんならアサリの砂吐き頼めば良かったあ!」

木に羽化したばかりの蝉が止まっている
おしまい
飛び立つ蝉

ED(あらしが歌う『ひと夏の経験』バックに1期で『ひと夏の経験』をEDに使用した時と同じ様な映像が流れる)


「チャンバラって言うと?」一
「宮本武蔵に鞍馬天狗!丹下左膳に旗本退屈男!」あらし
「流石詳しいっすねえ!あらしさんの得意技は何ですか?」
「もちろん!両刃流正眼崩し!」
「明日も元気に早起き!」

次回、「ハイスクールララバイ」





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最終更新日  2009年12月14日 11時08分44秒
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