テーマ:日々自然観察(9876)
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今日の新橋は雨が降っています。
今週一週間は、秋雨前線が日本付近をウロウロして、この先一週間も曇りや雨が多いという予報です。傘が手放せないお天気です。 また、南海上からは台風13号が北上中。西日本に接近する可能性があるそうです。 まさに「秋雨」ですね。 秋雨<あきさめ>とは、日本において9月中旬から下旬にかけて降る長雨のことを言います。 「秋の長雨」、「秋霖<しゅうりん>」とも言われます。 夏から秋に季節が移り変わる際、大陸の冷たい高気圧が南下し、勢力の衰え始めた太平洋の暖かい高気圧を押し下げるようになります。 この性質の違う二つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生します。 梅雨前線と同じく、前線を挟んで夏の空気と秋の空気とが押し合いをしているため、前線は日本上空を南下したり北上したりするのです。 梅雨とは反対に末期よりも初期の方が強く、梅雨のない北海道でも秋雨はあります。 梅雨と違って、始まり・終わりが明確でないことが多く、梅雨入り・梅雨明けに相当する発表はありません。 また、東南アジア地域規模の現象である梅雨と異なり、日本周辺にのみ見られる現象です。これは世界的にも珍しい現象だそうです。 今までの気象データからすると、東日本に関しては、秋雨期に梅雨期以上の雨がもたらされていると言えます。ですので、梅雨の雨量の方が多いと思われがちですが、秋雨の雨量には十分に注意しましょう。 雨に打たれても、元気に境内で咲いていた花の画像です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月12日 17時03分54秒
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