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かりん先生と子どもたち♪♪

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Jul 21, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日、保護者の方と話をして…こんな事お願いされた。


「家でもずっと叱っていますので
 先生もどんどん叱ってやってください。
 叱られても、あまり感じない、と思いますから。」

う~~ん。

『叱る』

誉めることの何倍もの力と愛情が必要な行為。

誉めるのは、得意。
叱るのは、、、これは…出来ればしたくないんだよね。

でも、叱らなきゃいけない時は、私も、容赦しないんだよね。
怒鳴ることもするし、パチンとやることも(さすがにほっぺじゃないけど)

叱る時こそ、中途半端にはしない。
だって、”また” ってないから。

だから、全身、全心を使って叱る。
叱っている理由をしっかり言葉にして、決して叱りっぱなしにしない。

ただし、、叱られなれてる子は、叱っても効果なし。
「あ~~またか」って、ココロが慣れっ子なってるんだもんね。
だから、たぶん、私は、その子は叱らない、と思うんだよね。
少なくとも、感情的には絶対にならない。
言葉を「話す」ことにココロを使う。

そして、もう1つ。

「叱る」、と言う言葉に繋がるけど、子どもたちからよく聞く言葉。

「また、おかーさんに怒られる。」

子どもがお母さんから叱られるのを嫌がるのは当たりまえなんだよね。
だって、子どもは、お母さんが大すきなんだもんね。

叱られるだけ…ならまだ我慢も出来るんだけど
子どもが一番怖い言葉は…

「あんたなんか知らん。もう、勝手にしなさい」

この「知らん」「勝手に」が、子どものココロに一番堪えるんだよね。

でも、叱られるからちゃんとしよう。叱られるから…叱られるから…
この言葉をココロの呪縛として、おりこうさん でいらるのは、
何歳ぐらいまでなんだろう…ね。

勿論、何歳であっても、悪いことをすれば、叱られるのは当たりまえ。
それは、大人だって同じ。

ただ、「叱られるから」その言葉の裏に
「叱られたくないから、嘘をつく」
「自分の意思を隠し、お母さんが(相手が)喜ぶ言葉を捜す」

「嘘が嘘を作り上げる」
「自分の心を言葉に出来なくなる」

そんな事になっていく事もあるんじゃないかなぁ…って思うんだよね。

こんなに偉そうに言う私だって…さ…
双子っ子を叱ることはあるよ。怒鳴りまくる事だって。
ただ、「見放す的言葉」は、使わないようにしてる。

だって、それが物凄く悲しいことだって、私、知ってるもん。
私自身が…ずっとそうだったからね。
今でも…そんな所が抜けきってない…部分もあるかなぁ。

…それが、私の中の「生き癖」になってるし
それが、結構しんどい時もあるんだよね…

この年になってもね…(苦笑)

子どものころのココロ、ってふとした瞬間に舞い戻ってくるんだよね。

叱られるから悪い事を隠す。嘘をつく。
知らん、って言われるから、いい子でいる。

これって、子どもの輝きをみんな取ってしまってる。
何よりも、間違った「勇気」がいるよね。

そんなんじゃなくて、

悪いことしたら、叱られるのも覚悟して、正直に話す。
相手と意見が食い違うかもしれないけど、ココロを話す。

こっちの「勇気」を持って欲しいね、子どもには…。

子育て、本当に難しいよ。
日常の中で、人一人の心と体を育んでいく。

私もめっちゃめちゃあたふたしてる。
決して、スマートな子育てじゃないし、あたふたして格好悪いけどさ、

まっ。でも、それでも…いっか!^^






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Last updated  Jul 21, 2005 09:48:23 PM
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