カリヨンのお茶会

母と待ち合わせしてランチしました
お互いの家からは、バスで２０分位の場所です。
私にとっては、夫とも頻繁に訪れる縄張りみたいな町。

駅の近くに小さなホテルがあり、１階のレストランで、
カジュアルフレンチをいただきました。
母とは何度かランチに来ているお馴染みのお店です。

母は私の就職が決まったことをとても喜んでくれ、
ランチをご馳走になってしまいました。
パンやケーキの手土産まで買ってもらい、
嬉しいやら申し訳ないやら

実家で暮らしていた頃、
私と母が一緒に出掛けることは殆どありませんでした。
年に１～２回程度です。それも年始のお参りとかです。

結婚が決まってからというもの、
一緒にランチや旅行へ行く機会が増え、
出先では必ず何かを買ってくれる母に変わりました。

買ってくれるものは、パンやお菓子など、
それほど高価なものではありませんが、
申し訳ないなぁという気持ちは常に持っています。

でも母にも「買ってあげる楽しみ」ができたのでしょうね。
そう思って、今は喜んで好意を受け取っています。

「仲いいね～」と人からは言われる私たち親子。
離れている今の距離が丁度良いから、私と母は仲良くできているのだと思っています。

独身の頃の私は、ずっと反抗期みたいなもので、
毎日母と何かしらの言い合いをしていました。

最近「全く反抗期がなかった」という人の話を聞き、ひどく驚きました。
私の義従妹と前職の後任のＴさんなんですけど。
そんな人、世界にいないと思っていました

二人とも将来は自分の親と同居したいらしく、実家がとっても快適～と言ってました。
ちょっと理解に苦しむ考え方です。

私にとって実家は、もう別の家という感覚になってしまっています。
居心地が悪いわけではないけれど、私としては自分の家が一番快適です。
たとえ自分の親でも、同居なんて絶対に無理でしょう。（もちろん義母とも）

その話をしたら、母の意見はこうでした。
「同居は絶対無理ではないけど、やっぱりいつも一緒にいたら、悪いところが見えてくるからねぇ。」
元々一緒に暮らしていたのだから、無理ということはないが、距離を置くことも必要。
ということみたいです。

私たち親子、顔は似ていませんが、性格は似ているのでしょうか
母にとっても、今が丁度良い距離感ってことなんでしょうね。

来月は夕食会、再来月は旅行を予定している私たち。
母とはこれからも仲良くしていきます