Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ （がん患者として生きる固体生存者の日記）

[愚痴・つぶやき] カテゴリの記事

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  憂鬱

  朝になると、検査結果発表・・・いつもの事ながら、寝付けないんだよね・・・激務の仕事の合間で、最近、地元でＮＰＯ法人の活動を始めた自分の経験を生かして、がん患者の立場で患者支援活動をしたいって思ったんだまだホームページ作りも途中なんですけど・・・・本気で思う、患者のサポートで生活できないだろうか。。。。贅沢しなくてもいい。。。僕にしか出来ない事があるはずだ。Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ自分のやるべき事が明確になったのに、生活があると動けない　「憂鬱」

  2008年03月12日

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  何時に終わる？？

  夕方、携帯電話にメールが来ていた。１３日の１５時から会社で緊急会議をするから予定を空けてほしい　って１３日は検査結果を聞く日なので、休みって知っているのに過去に当日再検査って言うのがあったんだよね・・・速攻、電話をした。「検査結果を聞く日だから、再検査の可能性もあるので、お休みにしてるのですが・・」すると「診察は何時に終わる？？　何時でもいいから、とにかく来てくれ」Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒあのぉ・・　精密検査結果を聞くって、物凄い気持ちのパワーが必要なんですけど・・・

  2008年03月11日

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  わ・け・・・

  詳しいことは、書けませんが・・・仕事上なんですが、「がん患者には仕事は任せられない」に近いことを言われた理由は、「ストレスで再発したら会社として責任取れない」と言われたストレスで再発したら、会社として何らかの責任を取ってくれる気でいたのだろうか？それとも、これは、優しさと取るべきなのだろうか？健常者は、必ずこう言う。　その人も、こう言った・・・「健康だって、明日事故で死ぬかもしれない。がん患者でも健常者でも一緒だ」って明日、事故にあう可能性があるから・・　って言うのが理由になるような事があるのだろうか？言葉に出来ない虚しさと、悲しさを感じた・・・Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ「がん」を言い訳にされる・・・　これが、現実

  2008年03月08日

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  小さくとも希望があれば

  競争することを、やめてみよう。今、手元にある物そして今の状態が自分の全てだって、認めてみよう。自分の嫌いな所は、個性だって認めてみよう。人と違う事が、自信になる。自信がつくと、人を受け入れることが出来る。所有することを捨ててみよう。生きていくのに、本当に必要な物って何だろうね本当に困るものって、以外に少ないんだよね。身軽になる事で、楽になれる。期待することをやめてみよう。期待することって、実は自分自身の勝手な思い込みだったりする。自分の思い通りにならない事を認めることで人に優しくなれる。思い切って、負けてみよう。大げさに、負けてみることで、相手との違いが見えてくる。そして、一番近い「出来ること」を探してみよう小さくて良い、「出来ること」が今の自分に合った、希望を作り出す。Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ希望が夢を育てる、そして夢が未来を創造し心が強くなる。

  2008年02月29日

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  今日は朝から、吹雪でした

  今日は、岐阜は朝から吹雪でした。今年は例年に無く雪が多いです。寒さを感じて、今を想う事が出来るのは、心が温かい証拠だね。Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒこの想い届け

  2008年02月26日

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  今日は何曜日ですかぁ？

  何なんでしょう～この忙しさは、ＰＣを開けられるのはこの時間です・・・メールもたぁ～くさん溜まってます。目を通すのもやっとです・・毎週土日はヤマのような報告書書きで、会社に行かない日でもお持ち帰り仕事で深夜です・・・Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ今日は何曜日？　毎日仕事ばかりだと曜日の感覚がなくなるんですよね～

  2008年02月25日

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  身の丈

  考える時間は楽しい仕事ばかりじゃなくて、通勤電車やトイレの中などなど＾＾；沢山のやりたいことが、湧いてくるこんなに忙しいのに、泉のように湧いてくるでも、こんな時こそ注意が要るんだよね自分の身の丈にあった出来ることから始めようＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒやれることから始めることが一番難しい事だと思う。

  2008年02月14日

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  とある休日出勤の出来事

  はぁ・・・今日も仕事でした、休日だというのに終電一本前でのご帰宅でした休日深夜の名古屋駅は、僕と同じようなオヤヂは少ないなぁしかも酔っ払いがほとんど居ない！！名残惜しそうに話すカップルや高級そうな買い物袋を沢山持った人や旅行帰りと思わしきでかいスーツケースを持った軍団がイッパイだ＾＾；てな感じでこのペースだと久しぶりの月休２日コースです・・・休みの事務所には人が居ないので、事務処理が異常にはかどる・・朝からず～っとパソコンとにらめっこ、一日中ず～～～～～～～～っと、スケジュール管理やら報告書を書き続けているとふと、何も考えなくても独りでに手が動くようになる。頭は全然別の事を考えているのに、手は報告書を淡々と打ち続けている。不思議なもので、考えている他事の方が何故か良いアイデアがひらめく＾＾！今まで感じたことを、思い出すには意外と仕事をしていたほうが良かったりして＾＾；Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ既に何曜日か良く分からない状態ですぅ・・

  2008年02月11日

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  ペインクリニックでの出来事

  そうそう今日はもう一つ今日も朝一番で、大学病院から紹介された近所のペインクリニックに行ってきました。最近は、右腕の痛みを抑えるために首にブロック麻酔をするのですが首の骨に向かって麻酔薬を入れるので、麻酔薬の入り具合によっては右腕が動かなくなったり、声が出なくなったり、顔が痺れたりといった事が起こるんですよね＾＾；年末も大学病院で始めてのブロック麻酔を打ったときも、声が突然出なくなってしまいましたで、このクリニックのＤｒがなかなか面白い人で、会いに行くのが楽しいんです見た目は結構偉い先生の感じなのですが、すっごく正直な感じなんですよね＾＾今日も右腕の痛みを抑えるための、ブロック麻酔を首にしたのですが注射するときに、Ｄｒにカルボ　　「ここのクリニックはターミナルもやってるんですよね～」先生　　　「やってるよぉ」カルボ　　「そんなら、僕も再発してどうしようもならなくなったらお願いしようかなぁ～」先生　　　「え～　そんな回答に困ること言わないでよぉぉ」カルボ　　「でもクラス５だから、何時来るか分からないしねぇ」先生　　　「んもぉ～」カルボ　　「今日も痛くないように、注射してくださいね＾＾」先生　　　「おいおい、そんなにプレッシャーかけないでよ・・」～　ブロック注射中　～先生　　　「う～ん」　　～　ブロック注射終了　～先生　　　「今日はイマイチ当たりが悪いなぁ～　ちょっといつもより休憩していってね」カルボ　　「ん？」～　１０分経過　～先生　　　「カルボさんどお？」カルボ　　「ん？？？　　こ・・　こえが・・　でない・・」先生　　　「あらぁ　声に来ちゃったねぇ　大学病院の先生と同じだねぇ」先生　　　「ごめんごめん＾＾」と、笑顔で、手刀を切ってます～カルボ　　「だ　ダ・イ・ジ・ョ・ウ・ブ・　で・・　す・・」先生　　　「いやぁ　悪いねぇ」と（笑顔で退散）カルボ　　「ははは・・」初めて見ましたよ～Ｄｒが手刀を切って、「ごめん」って行っている所を＾＾普通は「当たりが悪い」なんて言わないよね～こんな正直なＤｒ初めて見ましたＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ勉強しました、注射の前には余計な事は言わないほうが良いみたいです

  2008年01月05日

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  今年も何とか生き延びました

  ２００７年も何とか生き延びることが出来ました。いろんな事がありました。大切な仲間のがんからの卒業や母親を亡くしたり・・でも沢山の仲間に出会うことが出来て、生きることの大切さを実感できる一年でした。来年は僕にとって、今までにない位の新しい挑戦の年になります願い続けることで、夢は叶う。諦めないこと、そして感謝することＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ仲間達と共に

  2007年12月31日

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  今年もサンタになれそうです

  退院してから、２度目のクリスマスイブです今年もささやかながら、ケーキとジュースで乾杯です＾＾ケーキにロウソクを立てて、火をつけて家中の電気を消した。　子供達の楽しそうな顔がロウソクの柔らかい光に照らされている。。。。こんなクリスマスが僕に取っては最高の時間だ。また来年もこんな時間が欲しいな＾＾Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒこれから、今年もサンタに変身します明日の朝が楽しみだなぁ＾＾

  2007年12月24日

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  今日は眠い・・

  気が抜けたのかな・・今日はずっと眠いです朝の通勤電車でも爆睡帰りの通勤電車でも爆睡Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ今日は早寝します

  2007年12月20日

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  縁起担ぎ

  夜が明けたら、タリウムシンチの結果発表の日です皆さんにもいつの間にかしている、縁起担ぎってありますか？僕は、検査結果発表の前日は「ひげを剃らない」とか病院に向かう前には、家の扉を閉めたら必ず深呼吸するとか思いっきり緊張してみるとか・・・（ちょっと違うか＾＾；）夜更かしするとか・・・　（いつもの事だって言う話もありますが＾＾；）なんて事をしています。退院後の最初の検査から何気なく初めて、いまやそれをしないとどうも調子がでません＾＾みなさんは、ここぞって時の何気ない縁起担ぎって何かありますか？Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒあとは、朝のテレビ番組の占いは見ない事にしています～

  2007年12月17日

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  「ありがとう」の包容力

  何気ない言葉「ありがとう」岐阜も随分と寒くなり、カルボ家も鍋料理等をする事も多くなってきたのですが退院時から増え始めた体重も、８５キロを超えてしまい、冬でも、熱い料理を食べると汗をかきまくりになっております。良い意味では新陳代謝が活発と言うことなのでしょうかね＾＾；いつも汗を掻き掻き食べていると、下の子供がタオルを持って来てくれますしかも、狭い部屋なのにダッシュで持ってきてくれます。「ありがとう」って声をかけると嬉しそうな顔をします。何気ないことでも、「ありがとう」って口に出すと、言ったほうも言われたほうも、悪い気分にならないんですよね＾＾Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ時間も場所も越えて、包み込む不思議な呪文・・・・「ありがとう」

  2007年12月16日

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  この1週間、嬉しいこともあり、新しい出会いもあり、厳しいこともあり、迷ったこともあり・・　どたばたでした

  前回のブログで、沢山の方のメールを頂きました。心から感謝いたします。ありがとうありがとう僕自身、正直な気持ちを表に出すところが無くて、ここでいつも吐き出しています皆さんのお言葉で、いつも救われている気がします。この一週間はいろんな事がありました。前の土曜には、岐阜のテリーフォックスランの実行委員会に参加させて頂きました地元の有力者の方々が集っておられて、正直びっくりでした新しい出会いがありました。次回も参加させて頂きたいです！で、その直後、実行委員会に参加されていた方からのお誘いで、ぎふホスピスケアをすすめる会の方々が集う場所に呼んでいただきました。ターミナルケアを専門とされているDrやNsの方も参加されていて、僕自身凄い刺激を受けました。その中で、「カルボさんが治療中に、ターミナルケアを選択できましたか？」と質問され、ドキッとしました。治療中、生きることを恨んだ時期がありました。しかも、僕には病院のベッドしか居場所が無かったことを思い出した・・入院中に、よくホスピスのことを調べてました・・・「自分らしく生きる」事を心から望んでいた。すなわち、「自分で決める終わり」求めていたターミナルケアって医療としても難しい分野なんだって改めて感じました。必要性も実感しました。自分にそのときが来た時には、多分選択すると思います。で、仕事でも嬉しいことがあった。合併前に一緒のチームだった、メンバーが成果を挙げた！！明るいニュースでした。さすがにここでは詳しくは書けませんが、「やってくれた！！」って感じです。Ｕ君おめでとう！！　うれしいぜその反面、厳しい結果もあった。　色々な要因が絡んでいる事も分かるし僕自身が判断を誤った部分もあるが・・・敵前逃亡にも近いのは、いただけないですなぁ～ホントに迷う・・・今自分がやりたいことってＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ分かっているんだけれども、踏み出す勇気が無いんだよね・・

  2007年11月15日

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  今、辛いですか？

  今日は、何か良い事ありましたか？自分に聞いてみる。気持ちに余裕が無い時って小さい幸せに気が付かないんだよね・・辛いときこそ、小さい幸せを探してみようＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ明日も思いっきり弱虫で、強く生きていこうっと

  2007年10月29日

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  ねつ～

  風邪引いちゃいました～微熱が続いています夜更かしは大敵なのにねぇ～明日は、会社の歓迎会です・・呑んだら倒れそうだけど、合併早々にブッチもまずいしなぁ～Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ今日も眠れず、夜なべです＾＾；

  2007年10月25日

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  焦り

  やりたい事も沢山あるやらなければいけない事も沢山ある特に難しい事ではない簡単な事何故か、何も出来ない・・心も体も、動かない・・Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒどうしたんだろう・・　自分にも解からない・・

  2007年10月23日

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  毎度のことですが・・

  今日も、会社の人から「体調はもういいのですか？」と聞かれた・・毎度毎度で、手馴れたもので、「定期健診は行ってますが、今のところはＯＫです」と答えておきました。必ず、検診を受けるように皆に話すのですが、一様に「何かあったら怖いから」って日本のがん検診率を上げると、国は掲げています、これから実際に検診率が上がると、がんが見つかる人たちも更に増えるはず・・僕も同じでした腕の痛みが、尋常では無いと感じていましたが、病院に行くのが、正直怖かった。僕自身、「がん＝死」「がん＝可哀想」と言うイメージがありましたでも、今、がん患者ですが、生きています。入院中は、厳しかったのも事実ですが、今、沢山の仲間に囲まれて生きています。本当の怖さは、検診でがんが見つかることよりも、何も気が付かないことなんですよね。あと、病院の関係者の方々にお願いです。「がんの検診に来ました」って言いやすい、受付のイメージを作って欲しいな＾＾病気にならないと病院に行かないイメージを、僕達と一緒に変えて行きませんか？病気になる前に、病院に行くって、実は一番病院に行かなくても良い方法なんですよね～Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ目の前にある問題を、今解決すれば、半分の力で済むが先延ばしにすると。１０倍になって自分に帰って来る（って誰かのブログで見たような＾＾；）

  2007年10月16日

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  はいっ、そういうわけで　一週間ぶりの更新です

  また、一週間もまともにＰＣを触れなかったです仕事場が変わって以来、飲み会やら残業時間に会議やらでヘトヘトになっていました・・・足は攣りまくりで、腕は痺れまくり・・いやはや疲れました。仕事も新しい環境にまだまだ馴染めずに、ひたすら大人しくしています＾＾；「今期の売上で上場申請をするから、一丸となって売上を・・・」なんて、偉い人たちは念仏のように唱えています。魅力ある未来を考えるよりも、小さい売上の積み重ねが大事なことはよ～く理解しています。でも、ふっと考えちゃいます・・行き詰ったり、疲れたときには、一度立ち止まって自分の原点はなんだっのかって考えてみようと時間や人間関係やお金や環境などなどで、自分がやりたかったことがかすんでしまう時ってありませんか？そんな時には、もう一度考えてみる何がしたいのか？　何から出来るのか？守らなければいけない事と　辛くてもキリをつけなければいけ無い事Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ着眼大局　着手小局

  2007年10月09日

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  終わりがあるから、始まりがある

  本日、１０月１日から会社が新スタートした昨日までの会社は今の会社に事実上の吸収された形で合併した午前中から、新会社のオリエンテーリングがあり午後からは、事務所の引越しがあった新しい、オフィスに行ったのですが、イマイチなじめず・・前の会社では、色々大変なことばかりでした僕が、がんを告知受けた直後に会社に出勤し病状の報告と休職の手続きをし、もうここには、戻れ無い事を覚悟をして資料や、ＰＣの身辺整理をしていたそんな中、「絶対帰ってきてください」「待ってますから」って、背中を押してくれた優しい仲間たちと過ごした会社が、無くなってしまった。まあ、合併なので潰れるのとは正反対で発展なので喜ばしいこと何だと思うけど何故かちょっと寂しいな・・・Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ　終わりがあるから、次の一歩がはじめられるとは思うんだけどね・・

  2007年10月01日

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  ツギハギだらけの金魚蜂の中から見た○○

  変なタイトルだなぁ・・・自分でも意味が分からないけど、こんな感じです突然、意味も無く、自分の中から溢れる思いが抑えられないときがあるんです。ふっと、がんの告知を受けたとき、生きることを諦めるために、自分の中で葛藤があった事を思い出す。たいした目標も無く、ただ毎日が忙しかっただけの毎日だったが、それすらも、諦めないといけない現実を受け入れなければいけない事が理解できなかった。今、こうして生かされている事に意味があるなら、今、ツギハギで繕っただけの生活から今、見えない金魚蜂の中の魚のような状態から今、自分に正直に今、飛び出してみたいと　　　思う。ただ、正直に生きるためには、勇気とお金とリスクが伴う。僕には、勇気もお金も無い。でも、今、苦しんでいる人たちが沢山いる僕も苦しみを知って、生かされるありがたさを実感した「現状を受け入れながら、生き続けることは幸せだって」　教えてくれたのは、沢山の仲間たちだ。心の底から想う。何かしなければ・・・・と何ができる？？？？今が、窮屈に感じる時が多い・・でも、自分の無力も実感する・・Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ金魚蜂の中からは、何が見えるか？

  2007年09月26日

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  でも・・

  がんになった患者と、がんでない人やはり壁は存在するのか？重い壁を感じているのは、僕の問題なのか？僕が「がん」だから？人と同じことが出来なければ、駄目なのか？Ｓｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒでも、僕は逃げられないんですよ　　どこにも

  2007年08月16日

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• 想い出にかわるまで・・

  変化に直面したとき、心乱す時もある新しい一歩を踏み出そうとするとき、期待と不安が同居している流れが変わるとき、周りを見失ってしまう何もしない今が、一番楽だと判っているかといって、何も変化がないと、不満が溜まる臆病なのに欲深いなぁ・・もっと強くって思うＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ全ての出来事が、想い出にかわるまで・・・

  2007年08月15日

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• 黒と白

  今夜は、独り言です。意味が解からないと思います。想いを残したくて、書きます。この数日間、気持ちのバランスが崩れている。原因は判っている。　世の中には、白い事と黒い事があります。決して、グレーには出来ないことがあります世間一般では、絶対的に白が正しいとされている事があります僕も白が正しいと頭では解かっています。でも、本心は黒だと思えてしまう事もあります。黒だということを、表現すれば、誰かが悩み傷つく事となります。だから、２３日の僕は精一杯の「ウソ」をつきます。心で泣いても、苦しくても、笑顔で、平静を装って　「白」って・・　　ウソをつきますただ、こうやって、悩める事には感謝ですもし、知らなかったら僕はもっと辛かったでしょう・・妙な日記ですいません。　読み流してください。単なる愚痴です。

  2006年12月22日

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• トラウマ

  久しぶりに、書きます。取り合えず、１２月の半年検査は、無事クリアでした。次回の精密検査は３月１４日で、造影ＣＴ＆造影ＭＲＩです新年は何とか迎えられそうです。最近の口癖は「やべぇ～～」と「いそがしぃ～」のようです＾＾；年末も迫り、多忙を極めています。これも幸せと思えます。ただ・・　　　　　夢を見ます　　　　　　１年前の事・・　　　　　　　孤独と戦っていた日々を　　　　　　　　　　　　　白い天井　　白い壁　　　　　　　　　アイソレーターの音　　　　　　　　抗がん剤の精密持続点滴の電子音　　　　　　　ちょうど、この時期だった　　　　　　　家族は面会に来なくなった・・　　　　　　　外泊の朝、鍵はポストにあると、妻からのメール・・　　　　　　　　　　　　　外泊されても迷惑って書いてあった・・・　　　　　　　病院から自宅までは、会社の同僚に送ってもらった　　　　　　　寒い部屋には、子供が遊んだおもちゃが散らかっていた　　　　　　　外泊で家に居る時も、一人ぼっち　　　　　　　外泊中の数日間、誰とも会わなかった。　　　　　　　子供にも会えなかった。　　　　　　　食事を買いに、コンビに行ったが、歩くことが出来なかった　　　　　　　　　　　手持ちのお金が少なくて、心細かった・・　　　　　　　副作用の手足の痺れを抱えて、動かない体に、怒りを覚えた・・　　　　　　　自宅のはずなのに、ここは自分の居場所では無いと思った。　　　　　　　自分の荷物を、全て捨てた。　　　　　　　　　　痺れて動かない手で、全て処分した　　　　　　　　　　涙も出なかった。　　　　　　　「生かされること」を恨んだ　　　　　　　帰る場所が無いのに、なぜ治療をしなければいけないのか、迷った。　　　　　　確か、年末年始は外泊したのに、ずっと一人で過ごしたっけ・・・　　　　　今は、、、、、　　　　忙しさに追われ、考える暇など無いはずなのに・・・　　　　　この時期になると、思い出してしまう。　　忘れたつもりなのに・・体の震えがとまらない。それでも今、生きているＳｏｌｉｄ　Ｓｔａｔｅ　Ｓｕｒｖｉｖｏｒ寒くなると、思い出す。　冬が嫌いになってしまった・・・・

  2006年12月21日

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  知り合い

  先日から風邪を引いてしまい、何とか復活しました＾＾急に涼しくなってきたので、皆さんもご注意ください土曜日に、風邪薬をもらいに、以前から通っていた内科に行きました１年半ぶり位かなぁ、久しぶりに行きました。ちょっと小太りの先生で人が良さそうな温和な先生です診察室に入るや否や、先生　「久しぶりですねぇ、今日はどうされました？」カルボ「風邪みたいで・・」先生　「のどを見せてください」カルボ「あぁぁ」先生　「風邪ですね」先生　「そういえば、胃腸の調子はいかがですか？？」なんと、以前に胃腸の調子が悪くてお世話になったときの事を聞いてきましたカルボ「胃腸はいいのですが、１年ほど入院してまして・・」先生　「え！！　どうされたんですか？」カルボ「ちょっとガンになりましてぇ」先生　「えぇ　どこのガンですか？」カルボ「右脇です」先生　「どこの病院です？」カルボ「Ｇ大学病院です＾＾」先生　「もしかして整形です？」カルボ「はい」先生　「Ｏ先生知ってます？」カルボ「え？　主治医の先生でしたよ。　科が違ってもご存知なんですか？」先生　「有名な先生ですからねぇ＾＾」カルボ「世間は狭いですねぇ」う～ん、あの主治医の先生、やっぱり有名だったんだ・・・随分失礼なことも言ったなぁ＾＾；世間は狭いなぁ～～

  2006年10月22日

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  やらかしました＾＾；

  数年ぶりにやらかしてしまった＾＾；二日酔い・・・昨日は帰り着いたのが、午前３時でしたちょっと風邪気味でしたが、「消毒」とばかりに焼酎を飲みすぎました＾＾久しぶりに、焼酎を楽しく飲んだうまかったぁぁぁぁぁぁ刺身も美味すぎ！！！！！！！そういえば、、、、、、ガンと診断される前の晩にも飲みに行っていたあまりの体調の悪さと、腫瘍痛で途中で帰ってしまった覚えがあるしかも、入院中はもうこんな日が来るなんて考えることもできなかった・・仲間と普通に呑みに行ける事がうれしくて嬉しくてしょうがなかった＾＾なんて言いながら、調子こいて呑んでいた＾＾；＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝帰り着いた後、風呂に入って、一服して、４時には眠りに着きました朝、いつも通りに６時３０分に目覚ましがなる・・何だこの酒臭さは、、、　微妙にまだ酔っている、、、しかも気持ち悪い＾＾；しかし、抗がん剤の気持ち悪さに比べれば、「屁」でもない忘れもしない、６月９日に最後の抗がん剤を使った時の、気持ち悪さ・・イフォマイドとアクチノマイシンＤにコテンパンに叩きのめされた・・酒の気持ち悪さなんて可愛いもんだ今日は朝から打ち合わせ＾＾しかも酒臭い＾＾；これも生きているって実感ですよ！！焼酎最高！！！！でも、疲れすぎです＾＾；　反省

  2006年10月19日

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  やっと復活！！

  ん～やっとＰＣが復活！！先日、ウィルスソフトの期限が切れてしまったのをきっかけに、新しいウィルスソフトを入れてみた取り合えずレジストリを掃除しようと、消しまくっていたらなんとＰＣが起動しなくなってしまい・・リカバリー作業もむなしく、昨日からＯＳ丸ごとのクリーンインストールをする羽目になってしまいました＾＾；ただいま何とか復活しました。購入時に戻ったせいなのか、起動速度がえらく速い！！ディスクスペースもたーくさん余ってる＾＾う～んたまにはきれいにお掃除もいいもんだレジストリを掃除しようとしたばかりに、余計な時間を使ってしまった今日でしたしかし、ネットが数日使えないだけで、こんなにさびしいものかなぁ・・・・明日は、地区の運動会です　今期最後の運動会です早朝から、頑張ってきます＾＾

  2006年10月14日

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• やばっ！

  ＰＣのウィルスソフトの期限が今日で切れてしまう・・取り合えず、新しいソフトを買ってきます＾＾；色々書きたいことがあるのですが今日はウィルス防御の為に、このくらいにしておきます

  2006年10月11日

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  今日は快晴！！

  今日は岐阜も最高の天気でした高い空、澄んだ空気、どこかから漂う金木犀の香り・・・秋だなぁ・・・季節を感じられる事で、短い間ですが、ほんの少しだけ、こころの「しがらみ」から解き放たれた気がしました。

  2006年10月07日

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  今日は・・・

  今日は一日良く寝たぁ～～～疲れが溜まっていたのか、朝　起きると昼だった（変な表現だなぁ～）仕事の携帯電話のコールで目が覚めたんだけど、モーニングコールは「おっさん」だった＾＾；昼に朝ごはんを食べて、ソファーに座って一服していて気が付いたら昼寝していて、子供に「ご飯たべよぉ」の声で目が覚めたおかげで、午前1時の今になって、体調絶好調！！！！！明日は下の子供の幼稚園の運動会で早朝に起きないといけないのに大丈夫かなぁ＾＾；とりあえず、今夜は久しぶりに、芋焼酎でもゆっくり飲もっと・・

  2006年09月29日

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• 今日はいろいろありまして・・

  ん～～今日は色々あって疲れました仕事も２日連続勤務！歩きつかれたのか、足が攣って大変です＾＾；今日は寝ます・・

  2006年09月26日

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• ゆで卵

  先日病院に行ったときに、偶然ですが、同時期に入院していた、中学生の女の子を見かけました。軟部腫瘍仲間のようで、抗がん剤仲間でした。確か、僕より１月ほど後に退院したはずなのですが、既に髪の毛が随分と生えそろっていました。見かけただけなので、話すことも無かったのですが、若いと生え具合も違うものだと・・・僕は３０歳を越えた位から、随分と頭髪もさびしくなっているところで、更に抗がん剤でのダメ押しだったので、随分毛根のダメージも大きいみたいです＾＾；僕の親父の家系は、見事にハゲる家系のようで、親戚一同が集まると、ゆで卵の集会のような状態です自分も近いうちに仲間入りかと思っているのですが、これで生えてこなかったら寂しいなぁーなんて、快晴の青空を見上げながら、頭皮に太陽の熱を感じる今日でした。

  2006年09月20日

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• 久しぶりにＵＰします

  昨晩、自宅の電話が鳴りました。なんとＣＰＳＰのシュウさんからでした初めて声を聞かせていただきました。携帯に２回ほど、知らない電話番号からの着信があり「おや？」と思っていたら、自宅に電話を頂きました。シュウさんから、優しい言葉を頂きました。うれしかった。　ホントにうれしかった。シュウさんだって、ＲＦＬの準備で凄く忙しいはず・・・なのに、心配して電話をしてくれた・・　うれしかった。でも、子供が横で寝ていたので、あまりうまく話せませんでした。（＾＾；）久しぶりに、日記をＵＰしようと思い、久しぶりにＰＣを開いてみました。皆さんのコメントを拝見させていただき、本当にうれしかったです。ありがとう　ありがとう。最近、正直な気持ちをうまく文章に出来なくてずっとブログの更新をサボっていました。心配していただいた皆さん、ごめんなさい===================================================メールも久しぶりに受信してみました。恐ろしいことに、１０００通を越えるメールがきていました（＾＾；）情報の洪水に、溺れています　明日、じっくり読もうと思います。メールくれた人たち、ごめんなさい。　=================================================８月５日以降に沢山のことがありました。近場の温泉に子供と一泊旅行に行きました。子供をつれて、プチ遊園地みたいなところに行きました。会社にリハビリを兼ねて、２回ほど、出社してみました。でも、翌日寝込みました　＾＾；来年の夏休みも子供たちと一緒に居たい！でも、正直な所、不安と恐怖はついてくる・・・うーん、やっぱりうまく表現できないなぁでも、みなさんの気持ちに、心から感謝しています。

  2006年08月28日

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• 楽しい？

  最近、本当の楽しみって分からなくなって来たような気がする。若い頃は、３度の飯より好きな事って沢山あったような気がする。いつからだろう・・・没頭するほどの楽しみを忘れてしまったのか・・・仕事や家庭で急がしいのを理由にしているだけで、自分が本当に楽しめる事を見失っているような気がする。ガンになって、自分の時間を大切にするためにも、自分が本当に楽しめる時間を作ろうと考えた・・・仕事の様に、何かに追われるものがあると、色んなアイデア（逃げ方？）も浮かぶのだが１日時間があって、何をしても良いと言う時には結局何も出来ない。健康な頃は、「寝る」が一番したいことだったような気がする。今は一日中寝るのは、罰ゲームみたいなものだ。やりたいことは沢山あるのは、間違いない、ただ、心から楽しめるかどうかは別のような気がする。

  2006年08月03日

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• 久しぶりに、夏風邪をひいちゃいました

  今日は朝起きたときから、体が重くて関節が痛くて目が覚めました熱を測ってみると、３８．４でした・・久しぶりに寝込んでしまった。そのまま一日寝込んだのですが夜になり熱を測ると、３９．４まであがっていました久しぶりに、夏風邪ひいちゃいました。一日中寝続けるなんて、抗がん剤を打っている時以来でした。

  2006年07月31日

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• 命の水

  僕は高校時代にラグビー部に所属していました。県内でいつも３位のチームでした。高校の入学式の数日後に、廊下を歩いていたら、ラブビー部の顧問に「お前　いい体しとるなぁ　今日からラグビー部の練習に来い！」と半ば強制的に、軍隊に入隊（部に入部でした・・）させられた感じでした。ポジションは「プロップ」と呼ばれる　スクラムを組む時に先頭になるポジションで、ボールを持って颯爽に走るかっこいいイメージからは程遠く、地味なポジションでした＾＾ポジションの関係上、１試合に数回しかボールに触る機会が無く、ほとんどが力作業だったので毎日、ボディビルダーのような筋トレをしていました。１００キロを越える人を肩車しての、スクワットやベンチプレス等、脳みそまで筋肉になるくらいでした。おかげで、当時は学生ズボンもすぐに、パンパンになってしまい、正座をすると、太ももの筋肉のおかげで、うまく出来なかったり、クビ周りが異常に太くなって、学生服のつめ襟をすると息が出来ない位になっていました。入院する前までは、ふくらはぎにも力瘤が出来るくらいでした。当時の練習は「気合」「根性」といった精神力重視の練習でしたので、水を飲まずに、分厚いジャージをきて、休む暇も無く走ったりしていたので、真夏の炎天下の練習では、立ち上がれなくなることもありました。まばたきをしても、涙が出ないくらいに体が乾いて、倒れこむって感じでした。そのときには、何故か、水をかけてもらうと、不思議と立ち上がる事が出来てそのまま練習をする事が出来ました。信じられないかも知れませんが、本当に魔法の命の水でした。その後、進学・就職をする中で、魔法の水はいつしか、「酒」に変わって行きいつの間にか、会社帰りに「酒」を飲んで、気持ちをリセットする日が増えていきました。入院してからの命の水は「抗がん剤」でした。でもこれは、両刃の剣で体のダメージも半端じゃなかったです。ただ、今思うと、ラグビー部時代に鍛えた基礎体力のおかげで、抗がん剤の副作用もギリギリですが乗り越えることが出来たのかと思うことがあります。今までに「水」から「酒」　そして「抗がん剤」と僕の命の水は随分と変わりましたが一日も早く、副作用が無くて、ガンが完治できる命の水が出来上がることを祈るばかりです。

  2006年07月29日

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• かれこれ１年かぁ

  病気が発覚して、約１年か・・去年の今頃は、仕事で出張しまくっていたなぁ名古屋本社から、大阪支社、金沢事務所・・名古屋から大阪は時間的に近いのですが、金沢が、名古屋からでも大阪からでも約３時間かかったんですよねぇしかも、１時間に１本程度しかなくて、しかも終電も早いいつも、時間との勝負でした。月に数回各地の事務所に顔を出していたっけ丁度１年前あたりに、大阪の事務所に行った時に、一緒に出張に行った同僚になんとなく、「後は頼むよ、僕がいつ居なくなってもいいように、準備しておいてね」なんて、言っていたなぁ・・土日の静かな事務所に行って、日頃は絶対にしないような、整理をしたり、何かに追われるように、仕事を急いでいたり、後継者を育てないとと何故か焦っていた。理由は無かったけど、何故か焦っていた。その直後だった、ガンだとわかり、入院＋手術で１０ヶ月・・・今思うと、１年以上も休職しないといけない事になるなんて、その当時は夢にも思っていなかった。虫の知らせってこんな事なのだろうか。

  2006年07月25日

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• 約束

  今日は、子供の終業式でした。上の子供も通知表を貰ってきました。親よりも全然出来がいいのは、何故だろう？？？既に夏休みの宿題を終えてしまったらしい。後は、工作と日記　位なものらしい。。夏休みが始まるというのに、梅雨があけないなぁ・・＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝夜に、会社の同僚から電話が入った現在の状況を聞いた僕が休職中に、同僚が素晴らしい仕事の結果を出した本当にうれしい。同僚が新人の時から、タッグを組んできたので電話で話を聞いたときには、本当にうれしかった。早く仕事に戻りたくなった目標は１０月に完全復帰だが、リハビリも兼ねて　８月の後半くらいから、不定期に出社したいと思う＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝「イルカのいる水族館に行きたい」夏休みの間に、子供たちとの約束を果たそうと思う。８月の後半に、連れて行ってあげたいもしかして、子供をつれて行ってあげる事が出来るのも最後になるかも知れない思い出を作りに行きたいな。体力が少々心配だあと、お金が無いので、会社の福利厚生施設を使いたいのだが、休業中なのに、旅行なんて　ちょっと言い出しにくいなぁ・・微妙に迷うでも、来年っていう遠い約束なんて、守る自身が無いから無理をしてでも連れて行きたいな・・健康だった頃の約束とガンになってからの「約束」の重みが違う事を実感するなぁ。　

  2006年07月21日

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• セルフコントロール

  入院していた、１０ヶ月の間に随分と世の中も変わっていた。冬にオリンピックがあったというのも看護師から聞かされるまで、知らなかった。「清原」が巨人から移籍したのも知らなかった。上の子供の身長が１０センチも伸びていた、下の子供はいつの間にか字が書けるようになっていた。久しぶりに子供を見た時に随分大きくなっていた。入院中に迎えた去年のクリスマスの子供たちのプレゼントも最近知った。世の中の事以上に、自分の家族の事も知らないくらい面会も無かった。退院した今も残る、孤独感・・・いまだに、うなされる、抗がん剤の辛さと絶望感・・・今の自分は心のコントロールさえも出来ない・・・情けない

  2006年07月07日

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• ふっと思い出す・・

  入院中の事を、ふっと思い出す。今年の、８月に入院して、３月に手術をしました手術前後が一番精神的に参っていた時期でした病院では、首からカテーテルを中心静脈までいれ、そこから、抗がん剤を１週間２４時間点滴で注射され、心電図と精密持続点滴マシン４台につながれ、指には、酸素濃度計を付けられ、身動きが取れない状態でした。これが、終わると、骨髄抑制が終わるまで、１週間から１０日の間、個室に缶詰でした。シャワーどころか、ゴミを棄てに行くことさえも出来ず、ひたすら季節が移り変わる山の景色と流れていく雲をボーっと眺める日々でした。抗がん剤が終わると、看護師さんも１日に多くて２回くらいしか病室に来ません。人と会話をしない日々が続きました。テレビを見ると、下界の出来事がやっています。情報番組、バラエティ、旅番組、グルメ番組・・・自分には関係の無い内容ばかりです。そのうち、テレビも新聞も見なくなりました。持ち込んだノートＰＣとエアーエッジが僕と下界を繋ぐ生命線となりました。ガンを患った方の、ＨＰやブログを眺める日々が続きました。家族の面会なんて、ありませんでした。子供とも既に何ヶ月も会っていませんでした何のために、生きているのか、何故、治らない病と戦わなければならないのか生きる希望や意味を見失っていました朝起きて、朝食を食べて、窓の外を眺める。昼食を食べて、窓の外を眺める。夕食を食べて、ＰＣの電源を入れて、ネットをする。深夜に、睡眠剤で寝る。これが僕に出来る全てでした。自分の無力を思い知りました。去年の夏に入院して、病室は涼しいので、夏を感じることも無く山が紅葉に包まれた、秋の澄んだ空気も知らず、雪が降り積もった、全てが白い景色を見ながら冬の寒さを知らず優しい春の日差しも知らず、１年間、日の当たらない、北側の病室から出られず、苦しみと孤独との戦いでした荒行を行っている、修行僧になった思いでしたたまに、仕事の関係の人が面会に来てくれました、仕事の状況や、愚痴等を聞きましたが、僕にとっては愚痴や文句を言える環境の人が、まぶしく見えました自分も仕事をしている時には、同僚と熱く語ったり、新しいビジネスプランを実現できるよう、身を削って動いていました。不満も愚痴もありましたが、楽しかった過去にしか思えませんでした。何も考えず、何も感じず、心の平常心を保つことだけで精一杯でした面会者と話をする事もだんだん、億劫になり、自分との戦いの日々でした辛さを話しても、誰も理解してもらえず、「そんな事、言われても分かるわけ無いだろ」と面会者に言われる始末・・・人に期待をすれば、裏切られるだけで、辛かったです。どうすれば、心の幸せが得られるのか、真剣に考えていました当時は退院のメドも立たず（生きて退院できないと覚悟していました。。）人と自分を比べないこと、物欲を棄てること、他人に期待をしないこと、競争をしようとしないこと、これが自分の心を苦しみから、解放してくれる考え方でした。退院してから「こんなことしたい」なんて思いもしなかった。ただ、ただ、楽に死ねることばかり考えていた。今だから言えるけど、入院する時に、自決グッズをいくつか病室に持ち込んでいた先生からは、整形の抗がん剤は、内臓系のガンと比べてもとにかく強い薬を大量に使うから、死ぬほどきついと何度も言われていたから自分自身がもし、耐えられなくなったら、自決しようと決めていた。体の痛みは耐えられるが、心の痛みは耐えられない。本当に手術前は、誰が見ても頭がおかしくなった様にしか見えなかったと思います。どこかのＨＰで読んだ、人間が一番辛いのは、「孤独感」だと・・・他の人はみんな忙しい、そんなことは分かっていた。でも、そんな中で、「大丈夫、頑張ったよね」って言ってくれる人がいた・・入院中のトイレで大泣きした、年甲斐も周りも考えずに大泣きした。涙が止まらなかった。これが人間の温かみだと、思い知った。生きたいと強く強く思った。カッコ悪くても、生き延びてやると思えた。いまだに、はっきりと思い出す・・・・・

  2006年06月25日

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• ブログ名についてと今までのお話

  私、カルボナーラと申します。気の向くままに、日記をつけていこうと思いますブログ名「solid state survivor」は固体生存者という意味でして私自身いつまで、この世で固体生存者であるか、なるべく長く生きていたい、こんな思いから名づけました私は、プロフィールにも書きましたが、PNETというガンを患い、現在入院しております。かれこれ３００日ほど、病室に缶詰にされて、抗がん剤と手術をしてきました。しかし、５年生存率は、腫瘍の専門医に聞くと、転移再発は「神様しか分からない」という一言でした。　しかも、セカンドオピニオンを行ったガンの専門病院の経験豊富なDrからは、「このガンは一発勝負だから、再発転移したら終わりです」と、期待を粉々にする素晴らしいコメントを頂きました。家族には、仕事ができない上に、ガンによる莫大な医療費に伴い、貯金の全てを使い果たし、大変に迷惑をかけました。　おかげで、私は単なる鵜と同じで給料を稼いでこなくなったら全くの迷惑者であることも良くわかりました。入院中、抗がん剤の副作用で死ぬか生きるかの戦いをしている中、ひたすら医療費は払えないからとお金の話をする母親、給与収入が無くなると、冷たくなる妻。　抗がん剤が苦しいといえば「そんなことは、やったことないから分からない。聞いてもしょうがないだろ」と面会者から言われ、「困ったことは何でも言ってください」って言う人はたくさん居ましたが、ホントに困った時に相談しても、聞いてもくれない人たちに沢山出会いました。そんな人たちに囲まれて、孤独感の恐ろしさ、無視される惨めな気持ち、死ぬという恐怖感を表に出すことさえも許されない辛さを痛いほど味わった入院生活です。他の方の闘病ブログを拝見させて頂くと、家族に感謝する気持ちが、痛いほど伝わって来ましたが、私にはそんな思いより虚しさと悲しさに満たされたものでした。　しかし、仕事仲間や知り合いの一部の方々は、私の本当の気持ちを一生懸命受け止めてくれて、パワーワードを沢山くれました、そのおかげで今ここに、生きていることができています。いろんなものを失い、裏切られ、言葉で殺されてきましたが、まさに、すてる神あれば拾う神ありで、一部の熱い人たちのおかげで、何とか生きています。心から感謝しています。先週の木曜で最終の抗がん剤も終わり、ただいま白血球と異常な貧血を回復するのを待って、来週には退院の運びになると思います。私を生かしてくれた人たちには、言葉にできない感謝の気持ちと、そして、なによりこの病の恐ろしさ・・・色んな思いをもって、新しい人生を送り始めようと思います。後、何年間生きていられるか、誰にも分かりません。ただし、死を意識した後の、「生」ほど輝くものはないと実感しています。自分にも、何かできないか、、、苦しかった時、そして今も、励ましてくれる人たちのように、自分も誰かのために、残された時間を使えないかと、今やっと思えるようになりました。愚痴はこれで、おしまいにして、自分らしく生きていく事をこれからは考えていこうと思います。私自身、必ず生き延びて、同じ病に苦しむ方たちに微力ながらでも、何かできないか、そんな思いで、このブログを更新していこうと思っています。魂の幸せとは、競争・所有・比較という思いを乗り越えたときに初めて見えてくるものだと、入院生活の中で学ぶことができました。

  2006年06月18日

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