しずか。
9月13日、我が家のハムスター「しずか」がなくなりました。推定2歳。約1年半前から家族でした。キャンプにいつものように連れて行ったのですが、原因はわかりません。夕方から「よく寝てるね。息がいつもより深いね。疲れたのかなー」なんて子供と話していました。自分たちも寝る用意をしていて、主人が「あまりにも動きが無い」と心配し始め、しばらくみんなで見つめていても・・・動きません。・・・え?え・・・?なんで?小屋を開け、撫でても呼吸がありません。え?え?ばかり頭の中が埋め尽すばかりで。あまりにも急な事で・・・。家族全員で埋めました。長男は自分のお世話の不甲斐なさに泣けてきたようです。1年半前、長男のカブスカウト活動の「うさぎ」時代に家庭で履修する科目、として「観察」がありまして、その時に責任を持って動物を飼う事を約束してお迎えしたゴールデンハムスターの女の子でした。「しずか」という名前は「静岡県出身」とお店のケージの前に紹介してあった事が由来です。長男は保育園の時から将来の夢は「動物園の飼育員」と変わりません。ですが、しずかを飼い始めて、何度も指を噛まれその夢もあきらめかけていました。最近はしずかのお世話にとてもびびっていました。「自分のご飯の前にしずかにご飯をやって」と言われるのが嫌にもなっていた矢先の事で・・・。まさかキャンプから全員そろって帰って来ることが出来ないなんて出かける前思いもしませんでした。一緒にキャンプに誘って下さったご家族も3度程しずかと一緒にキャンプしてくれてましたので、朝伝えた時に驚かれました。現地でそのご家族と解散になりました。すぐに何か糸が切れました。ここに一緒に来たのに・・・。行きはそこに居たのに・・・。あまりにも短い2年間。そんなに楽しくなかった日の方が多かったと思います。回し車の音が夜中カタカタと聞こえてくるのが我が家の自然の音でした。「しず、やってやって。」っていうと得意気に回し車の中を走っていました。(いたように見えました。)・・・さみしいなぁ・・・ごめんね。ありがとうね。今更長男は「しずのご飯やりなさい」って言われたい、と言いました。しずかには悪いけど、長男にとってはとてもいい勉強になりました。もう何もペットは飼わないと誓った我が家です。生涯ペットはしずかだけです。