テーマ:☆奈良☆(195)
カテゴリ:奈良なおハナシ
雪が降る中行ってきました、真弓鑵子古墳。 去年の5月に、万葉ウォークでここら辺に来ましたが、 その時は見学コースに入ってなかったところです。 のんびり構えて出かけた割には、 阿部野橋駅から乗り込んだ列車には、 「それ系」と判る方々がたくさん(笑) みなさん同業者のようです。 私が乗っていたのは吉野行き急行だったので、 橿原神宮前駅に到着したら、 どばどばとたくさんの人が乗り込んでこられました。 橿原神宮前から飛鳥駅までは二つなんだけど、 この二つが曲者で、なかなかココまでは電車では来ない。 鹿男もやってきた飛鳥駅 飛鳥駅到着です。 ちょうど先週は「鹿男」のロケで、 ここらへんも追っかけの皆様でコミコミだったようですが、 本日は客層が違います(^^) たて看板はこちらから… となっているのだけど。 表通りから行くように指示看板が出てますが。 れれ?どうして、駅からすぐに裏道に入らないの? 5月に歩きに来た時に通った、 駅からすぐ北の踏み切りを渡って集落の中に飛び込みます。 ムカシの道しるべ おうおう、ここ通ったなあ。 今日は雪景色ですが。 春に来た時にもすでに崩れそうだった家が、 今日は雪の重みで逝ってしまいそうです。 雪が積もったら崩れそう そして、集落内を抜けると、 左手から御所方面へ伸びる道路とぶつかりかりました。 人がどんどん連なっているから、 こっちの方向で正しいよう。 最初は快調に歩いていたのが、 そのうちトロトロ歩きになって、 とうとう足が止まってしまいました。 この先看板のあたりまで一時間だそうです どんどん人が帰ってくるので、 それらの人たちに周囲の人が話しかけて、 先の方の状況を収集するのですが、 なかなか足は進みません。 そうこうしながら雪はボタボタと降り積もり、 さしている傘にも積もります。 雪国では、傘にたまった雪を振り散らかしながら 歩いてモノですが、まさか奈良でもそれをやるとは。 さしているうちに、どんどん傘が重くなってくるのが判ります。 さっきの看板があるあたりから出ていた看板。 ここから更に二時間だとか… 大通りから右手に折れて、 更に奥へ進むようです。 奥へ進んできたら、登り道。 足元がぬかるむような場所もあり、 こりゃ危険ですね。 右手が小山切り崩した斜面になっていて土の壁。 左手は竹林の中。 日中でも一人で来たら怖そうです。 (そういう自分は生駒山を一人で越したけど) 途中、カンス塚の看板がぽつんと。 ここも普段から見学に来る人がいるってことですか。 まだまだ先は長そう… 左手の竹林を抜けたあたりで、 左前方に行列が出来ているのが見えました。 おお、もうすぐだ。 頑張れ頑張れ。 写真右手に三角型のテントが見えます しかし、このテントに行くまでにはまだ トラック3/4周くらいの距離があったのでした。 (右手の傘のあたりからまた藪になっていて、 そこを大回りしていかねばならなかったのでした) 上の写真の中央部分あたりには御所方面へぬける道があるのですが。 この道っていうのがゆるーい登り阪。 最初はトロトロ走っていた車も、 どんどん雪が積もるので、 スノータイヤをはいてない車が立ち往生です。 あらら。 登るに登れず、降りるに降りられず。 雪道に慣れてない人が運転する車は凶器だから、 近寄りたくないぞと。 (自分がどんなに気をつけていても、 ハンドルを取られてとかって 突っ込んでくる車もあるし) そうこうしているうちに、 ちょっとずつでも進んで、 テント前へと到着しました。 ようやく係りの人がいるテントへと到着 ここでパンフレットを受け取って進みます。 「お待たせしました~」と 申し訳ない感じで係りの人が一人ひとりに パンフを渡してくれますが、 こちらこそ雪の中ゴクロウサマですって感じです。 ここから左折します 説明板が雪に埋もれています ここまで来たらもうすぐです。 田んぼ道の急坂を下って、 目の前にこんもりした小山が出現。 それがどうやら目的地らしいです。 ここから降りてくるらしい ようやく古墳に近づけました。 もらったパンフでは石組みがキレイに見えていましたが、 その石組みをじかに踏むわけにはいかないので、 見学用の足場が組んでありました。 古墳の頭頂部 木は切られてます 急ごしらえの階段を登って、 いよいよ中へ入れる!って状態。 見学者入り口 ああ、長かった~。 ここまでで二時間半かかっています。 いよいよ入れます 入り口の大きな石 中に入ったら、 ごろんごろんした石がたくさん組まれていて、 ただ、ただ圧倒されます。 しかし、中は狭い。 (見学用の通路が狭いんですが) 二人並んでいっぱいいっぱい。 なので、立ち止まる人がいると、後がつかえます。 私も立ち止まって見たいんだけど、 それでは行列が解消しないし。 すこしずつすり足で進みながら、 訳のわからない写真を撮り続けます。 (以下、訳わかんない写真がつづきます) 中狭い…よく判らない 石が積んである~って印象ばかり 天井もゴロゴロ石がびっしり 暗くてわからんですね ? 石がゴロゴロばかり撮っていたけど、 これでは上下関係も、左右関係も、 石の大きさも判らんじゃないか! ってことで、人間を入れ込んでの対比なども。 天井と人間の対比 すりすりで歩いてきても、 すぐに出口。 ああ、もうでなくちゃいけないの? あんなに苦労して並んだのに? 出口方面から中を振り返る 名残惜しいですが、ここでおさらばします。 出口側もでかい石 出てきちゃいました 墳丘裾、と書いてあります あ~なんだか、あっけないもんだなあ。 なんて思いながら、出口から帰路へと続く通路を歩いていたら 明日香村の係りの人が 「すんませんな~大病院みたいで」 とのこと。 ???と思ったら、 「3時間待って、3分診療で」 …(^^;;) 上手いこと云うね~山田くん、座布団あげて~♪ とか別のトコで感動してしまうアタクシ。 ちっとも学術的(?)なことレポートしてないじゃん。 ま、そういう詳しい情報については以下の所でご確認下さい(をい) 明日香村のホームページの情報 朝日新聞・両方の開口部が見られます 毎日新聞の写真はこんな感じで出てました ★ 帰りは、三時間かけて待っていた道を、 テクテクとあるいて10分ほど。 行列は伸び放題でした。 あ~久しぶりにこういうトコ来たけど、 雪が降って大変でした。 というか、雪が降っていたからこそ来たって気もするけど。 この後、雪の明日香巡りを楽しみにして来たってのもあるので。 ちゅうわけで、この後、二つ目の目的地へと出かけます。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月17日 23時05分20秒
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