マレブル旅行記★その10(ホテルライフからの帰国便の巻)
12月10日(土)おはようございます。今日はブルネイ最終日。もう帰らなくちゃいけないなんて!嗚呼!!なんか今日も早起きなんですよ。私たち。「プールやってる?」「まだじゃない?」「8時からってあったけど、9時からロッカー開始だよねえ」すでに泳ぐ気まんまんのAさんと私。Bさんはプールサイドでトロピカルジュースを飲みながら、のんびり本など読むというホテルライフを過ごすのが希望。ではでは、とりあえず朝食だ☆彡ということで、中央棟の三階へ。朝食は控えめに(うそ)ここもブッフェで選び放題です。私がこれをとってきたら、テーブルの上にパンが運ばれてきて…。うーん、頼んでないよね、誰も。これはひとテーブルにひとつサービスされるものなのかな?それはともかく。コーヒーのおかわりや、使い終わった皿の引き取りなどのタイミングは結構頻繁で、朝ごはんにおけるサービスはよかったです。そして、ここの従業員の名誉のために一つエピソードをご紹介。昨日、夕食の後散歩して部屋に戻ってきたきたら、一本の電話。「Bさんはいますか?スマホを落としてません?落としてますか?では、これからお届けにあがりますね」といってしばし後に、ボーイさんが現れました。見れば確かにBさんのスマホだとのこと。「サンキュー!!なんでわかったんですか?」スマホはもちろんロックかけてあるから、個人情報の洩れとかないはずだし、スマホ自身に名前なんて書いてない。「ここにカードが入っていたので、この名前を見て、本日の宿泊者名簿を探してみた」とのこと。そう、スマホケースにICカードが挿してあったので、そのカードの名前をもとに探してくれたらしい。「どこにありましたか?」「プールの向こうの、海との境の道(あたり)」プールの向こうなんて、気がつかないところに落としていて、見つからなかった可能性大だし。見つけてもらってよかった!「さんきゅさんきゅ!」一気にエンパイヤのカブが上がりました。そして朝ごはん、今回も朝からバクバク食べましたよ~♪昨日の夕食カルカッタ、もとい、軽かったし(笑)朝から金のアラザンがかかったドーナッツも食べちゃった(あはは)さて、部屋へ戻りましょうか。その途中で寄り道。ここはどこでしょう答えはお手洗い(笑)↑の扉の奥におトイレあるのがわかりますか?部屋にあるようなソファーが鎮座もしかすると泊まった部屋より広いんだが(笑)どこまでもスケールが違います。館内もこのとおり広いので、あちこちにソファーが置いてあって、歩き疲れたらそこで一休みできるようになっています。あちこちにソファー明るい中見ると本当にびっくりするような建て方だわさ面白がってほかの階のトイレにも行ってみた(笑)ここもすごいけどここはわりとこじんまり(といっても前よりっていう相対比較だけど)いやいや、じゅうぶん広いですね誰も歩いてない階段この奥は会議室?五階まで戻ってきたので、そのまま正面玄関から出てみた。正面玄関前の植物車寄せも重厚ですね南国風の植物バギーが止まっていました玄関前の絵画(昔のブルネイの景色らしい)床から天井から…贅をつくし切ってます調度品も素敵でしたあんなとこまで金貼ってあるしこれがブティックのようなパン屋さんやはり高いよ>ここ館内ウロウロももっとしたかったのですが、部屋へ戻ります。海は穏やかでした南シナ海です(ていっていいのかな)そしてそろそろ9時ということで、プールへGO!我々が泊まっていた棟プール来ましたよスイマーでガシガシ泳ぎたいAさんと、プールサイドで読書を楽しみたいBさんと、とりあえずバカンスするぞっていうわたしと、それぞれが好きなことをするぞ!おお!とりあえず私は海へ行ってみることにしました。プライベートビーチにいってみますなんごくぅ~!♪誰もいない海~ひゃっぽー昨日「プライベートビーチで泳ぐ」なんて話をしていたらガイドさんに、「海はくらげがいるから泳がない方がいいです」と言われてしまった。そうなんだそうなんだ。では泳がずに、とりあえず海水に足をひたす程度に。この海、日本につながているのよねなんて感慨にふけりながら。とりあえず日本と海続きの砂浜に浸かる吾の足跡絵にかいたような光景ばかんすぅって感じでしょ海を満喫(?)したので、プールへ戻ります。戻ってきたら、Aさんは25m10本!な勢いで泳いでいますし、Bさんはココナツジュースを脇に、読書中。ではでは、わたしも泳ぎますかね。泳ぐなんてかれこれ何十年してませんが、平泳ぎで10かきから始めて、とりあえず50かきくらいできるようになりましたよ。ヤシの実ふたつAさんが「ヤシの木の下でうかんでごらん~空がきれいだよ」っていうので、プカンとしてみたら、確かにキレイです。このプールには実はドリンクバーがありまして、水中から注文して、水中に設置されたスツールに腰かけて飲むことも可能。Aさんはレモンティを注文して、有閑マダムぶりを呈していました(笑)左がドリンクバー・右が温水のジャグジーしかし、あとで聞いたハナシでは…。Bさんが頼んだココナツジュースも、Aさんが頼んだレモンティも、会計では例によって例のごとく、「レジがまだ使えない?え、キャッシュ支払い?じゃあカード使える?え?使えるの?使えないの?じゃ部屋につけておいて…」などなどのすったもんだがあったそうです。ま、例によって例のごとく「ブルネイだからね」(笑)テイクアウトしてきた朝ごはんをここで食べている家族連れ日本は冬。寒い中ですが。ブルネイという外国で、屋外で、水着で、プール入って、泳いでる。その不思議。また楽しからずや。一か月前あんなに悶々して、行くか行かないか悩んでいたのが遠い昔のよう。来てよかったよー、ブルネイ!&マレーシア!まだまだのんびりしていたかったけど、そろそろ上がらないと。結局、映画館も、ゴルフ場も、ボーリング場も、行けませんでした。遊ばなくていいから、ぐるっと敷地内一周したかったなあ。この道バギーで走りたかった部屋に戻ってシャワーを浴びて。本日は学友さんがお昼をご一緒してくれるというので、フロント前で待ち合わせて。再びプールサイドのレストランでご飯をしました。東南アジア風の造りのレストランアラカルトもあったけど、時間がおしてきたのでビュッフェで。それでも私は好きなものずらっと並べて食べたのでOKです。えびをずらっと並べてみた(笑)「今日本ってニンジンが高いのよー」「なんで?」「天候不順で。だからニンジンたくさん食べてかえるー」なんて与太話をしながら昼ご飯。大好きなフォーとフルーツも食べたしまだまだホテルで遊んでいたいですが、そろそろ空港へ向かう時間です。ありがとうエンパイアホテルチェックアウトして、予約してあった旅行社の車で空港へ。なんとかって企業のビル(なんじゃそりゃ)バイク便さんかな?なんで帰り道なんてあんなに早く目的地についちゃいますかね。あっという間に空港につきましたよ。車中よりブルネイ国際空港チェックインまでまだ時間があるので、ガイドさんが荷物を見ていてくれるというのでお言葉に甘えて、空港内を最後のショッピング。綺麗な空港でしたこじんまりして(をい)雑貨屋さんを覗いて、こまごましたものを買い、せっせとブルネイドルを消費しました。そして最後に学友さんが紹介してくれたのが、patchiというチョコレート。なんでも王様がお気に入りで、ブルネイ国内に支店を作らせてしまったんだとか。さすが、王様!このチョコレート会社はレバノンの会社らしいのですが、どちらかといえば、ドバイのお土産物として有名らしい。パッケージもスタイリッシュだし、店構えもブランドショップみたいだし、確かにこりゃ一味違う感じ。おととい学友さんちで食後のお茶をいただきながら、ここのチョコも食べさせてもらったんだけど、外国にありがちな甘々大味って感じはなく、確かにベルギーチョコに勝るとも劣らない味。その空港店があるというのでちょっと覗きます。王様ご用達のpatchiなんだか壁一面に例のおしゃれな箱が並び、ちょっとしたブランドショップみたいです。(お値段もそれなりにします)レジの女性が一人と、なぜかブランドショップのガードマンのように店内のすみっこに立っている男の人が一人。そこはかとなく漂う高級感。高いものも多いですが、チョコバーの数本入りの紙パッケージを発見し、ここでブルネイドルを使い果たすべく、ジャストな金額のものを探して、これにてブルネイでの買い物終了!この猫のパッケージは1B$足りずに買えなかった(笑)うわーい、ビタ一文残さず使い切ったぞ!!キレイに使ってやったわ!と思ったら「お茶しようか~」げげ! 「ええ?あたし使い切っちゃった!」結局学友さんにおごってもらっちゃいました(汗)>この借りは奈良で返しますからねー(以上私信)昨日の話などしていたら。「テンブロン楽しかった?」と学友さん。「楽しかった!ボートが早くてアトラクションみたいだった」「え?」Aさん「うちはキャンプ毎年いっていたから、ああいうの大好き」Bさん「ガールスカウトで野外活動は慣れたもんだから」「ええええー、みんなアウトドア派だったの?!」うんうんと二人。私はフツーに奈良歩きが好きなだけですけどね。「テンブロン気に入った?」「気に入った!!航空券代がもっと安ければ孫たちも連れてきたいくらい」「子供はああいうの好きだよね」「あらまあ、そりゃよかった」「うん、よかったよかった!」そろそろ時間となりました。お世話になりました>学友さん&ガイドさん。とっても楽しかったです。また日本で(奈良で)会いましょうね!と手を振り、出発口に入りました。中はゆったりしてました>てか人があんまりいないんだけど中に入ってもショップはあるので、引き続きお買い物したりして。帰りはロイヤルブルネイではなく、フツーにマレーシア航空。もう一回乗りたかったなあ、ロイヤルブルネイ。これが結構遅れたんですよ>国内線。まあ、そういうこともあるでしょう。慌てず騒がず。来る時が来れば飛びますから(達観)そしてさよならブルネイ。ぎゅいんと飛行機は飛び立ってクアラルンプールへ。短いフライトでしたが、ごはんが出ましたよ。これまたカレーですねなんか、カレーって不思議ですよね。満腹だったとしても、カレーの匂いを嗅ぐと、なんとなく食べちゃいますから。(空腹時にカレーの匂いを嗅いだら最後、口がカレーになっちゃうし)クアラルンプールでは日本への便まで6時間待ち時間!クアラルンプールといえば、変なビル(をい)とか、街を見るだけでも楽しそうだけど、空港からそれらの所までは一時間ほどかかるということで、入国はせずに、空港内のショップを見まくり、買いまくりです。ここはマレーシアなので、マレーシアリンギットを使いつくすべく、お土産を物色。・バチックに包まれた小さいなまこ石鹸、・フェイスパック、・キティの玩食、・キティのハンドジェル・そして何故かここに来てパイナップルケーキ。鳳梨酥(パイナップルケーキ)お試しセット 台湾お土産定番(PPAPのブレイクとは関係ありません。もともと私はパイナップルケーキ好きです)そしていい加減ほとんどのお店を見つくしてたので、夜食がてらにおつまみに一杯ひっかけて。夜食とワイン(私はライチジュース)その後はひたすら出発便を待ちます。出るのは23時50分なので、たいがい眠たい。搭乗手続きのアナウンスがあったとき、ぞろぞろと移動したら、久しぶりにたくさんの日本人発見(笑)ビジネスマンとかがパソコンカタカタしてるし、「来週のブレゼンが」なんてセリフも聞こえるし、いきなり日本っぽい雰囲気に触れちゃいましたよ。おまけに我々の乗る関空行きのとなりは、成田行きの便が並んでいるので、大量の日本人発見!わーい。日本語だ日本語。ひさしぶりに日本語シャワーを浴びたぞ。そうこうしながら時間は進み、成田便・関空便ともに搭乗手続きが開始。無事に関空便に乗り込めて、テイクオフ。さよならマレーシア。乗り込んですぐに軽食サービスがありましたけど、夜中のてっぺん過ぎていたので「ノーサンキュー」となりのお嬢さんはもらっていたけど、アップルパイかミートパイか、そんなものだったと思います。しかし、あんまり眠れなかったんだな>この便。結構揺れたし。うとうと~としていると、きゅーんと下がったり。ジェットコースターとかエレベータの下りとか苦手な私としてはちょっとお~最後の最後で勘弁してよでした。寝るのはちとあきらめて、iPodにいれた映画など見て過ごし、気が付けばCAさんたちがバタバタし始めて、朝食でした。午前五時に朝食が出たんだけど、あたしゃ食べますよ。夜食も抜いたんだし(?)「オムレツと、××とどちら?」と聞かれて、「オムレツ!」即答。だってこのオムレツ、「味がしない」と有名なんですもの。塩でも持っていった方がいいって書き込みをしているサイトがあって、体験したかったもんで。食べてみて、確かに味しなかったです(ははは)マズイわけじゃないけど、香辛料バンバンの国ではケチャップもかかってないオムレツは素材そのものの味ですからねえ。今回はじめて口コミに賛同する体験ができました(笑)うす暗い中もぐもぐしました>美味しかったですよそれなりに☆気が付けば目の前のモニタのフライトデータでは鹿児島が見えてきてて、あとちょっとで到着。メッカの方向と鹿児島の方角の競演そして無事、定刻に到着しましたよ>関空。よかったよかった。旅は楽しかったけど、帰ってきて、関空でトイレ入ったときに「あー日本っていいなあ」って思った。足元はきれいだし、便座は暖かいし、音姫はあるし(?)ウォシュレットは完備だし(??)「日本サイコーだあ!」いや、エンパイヤクラスのすごいホテルだって、ウォシュレットは無いし、ウォームレットもないじゃない?…と思ったけど、あんな暑い国に温い便座はいらんか(ははは)とりあえず、日本語は通じるし、関西弁はわかるし、土地勘はあるし、自力で帰れるしもう大丈夫!関空快速と近鉄乗り継いで帰りましたとさ。(おしまい)