AFURERU OMOI-O

やってしまいましたね～。
UFOキャッチャーってやつですね。
いつも行くスーパーでいつものようにムシキングを1回やって・・・
見つけてしまった巨大なムシキングのぬいぐるみ、ちょっとした枕くらいあるぞ。これが山積みされたUFOキャッチャー。TERUちゃんの目が光り輝いた。
もう、このコーナーから離れようとしない。
1回200円。500円で3回できる。
junjunUFOキャッチャーなんて大の苦手。
絶対無理。でも、TERUは石像の様に動かない・・・。
500円入れてみた。3回ともOUT。
もう、500円…やっぱりだめ。
「TERUちゃん、ごめんね。だめだよ～。お金なくなっちゃう！！」
やだやだやだ！！！！と泣き叫ぶTERU。
困ったぞ～～～。
誰か、助けてくれ～！！
又５００円入れた。
やっぱりだめ！！
更に泣き叫ぶTERUをひこずりながら、ひとまずランチタイム。
そこへ、junjun母＝ばばちゃま登場。
TERU「ばばちゃん、ヘラクレス大カブト取って！！」
ばばちゃん「はあ？なんね、それ」
junjun説明。ランチタイムを終え、とりあえず現場へ再度足を運ぶ。
ばばちゃんもやっと状況を理解した。
「よっしゃ、やってみるか。」
すべての祈りをばばちゃんに賭けて、500円投下。
1回目・・・2回目・・・
TERUは、半べそ。
3回目・・・おおおおおお～～～！！
やりました～～！！巨大クワガタGET～～！！
大喜びのTERU＆ばばちゃん＆junjun　大興奮状態。
TERU「今度はカブト！！」
ええ～～？？まだ～？？無理だよ～。と思っていると、何やらきょろきょろしているばばちゃん。どうやらスタッフのお兄ちゃんを探しているらしい。
ここで、恐るべし行動に出た。
「ちょっと！お兄さん、今やっと２０００円つぎ込んで1つ取ったんじゃけど、2人兄弟だからもう1つ欲しいのよ。どうか1つお願い！！」
何を考えてるんだ、無理に決まっているだろう???恥ずかしいぞばばちゃん！
と思ったけど、意外にあっさり、鍵を掴んで来てくれた。うそ！？
笑いながら、BOXの厳重な鍵を開けて、
「僕？これでいい？」
TERUにどれがいいか聞いてくれている。こんな、こんなサービスありなのか！？
真剣な表情で選ぶTERU。指差した大カブトをスペシャル取りやすい位置に置いてくれた。
す・・・すごいサービスだぞ～！こんなことしていいのか！？おにいさん！！
500円投下。
3回とも失敗・・・。
やはり、やはり難しいぞ。
そばで見守るお兄さん、又ゲージを開けて、今度こそ取れるように微妙に重さを確認しながら更に位置をずらしてくれた。・・・優しすぎる・・・。
500円投下。
ばばちゃん1回目・・・失敗。本気であせるばばちゃん。
すごい・・すごい集中力だ。この集中力を何かほかの事に使えばいいと思うくらいだぞ～～～。
TERUがお兄さんの手を引っ張って「お兄ちゃんやってよ～～！！」と泣く。
私も一緒になって、「やってください！！」と言いたかったよ。
「お兄ちゃんは、できんのんよ～。」
かなりやりたくてうずうずしているお兄さんだが、さすがに観衆の前でここまで大サービスしといて、挙句の果てには取ってあげるなんて社会問題になりそうなのでできないのであろう。そりゃ、ごもっともな話である。
2回目失敗・・・。
ばばちゃんまでギブアップだ。junjunに交代。TERUの視線が体中に突き刺さるぞ～。
プレッシャーに弱いjunjunは、1番嫌な瞬間だ～。
掴んだぞ～～～さあ、持ち上げろ～～～上がった～～！！
そのままそのまま・・・もう、つぎ込む金はないぞ～～！！
落ちた～～！！やった～～～！！
叫ぶTERU。大カブトを抱きしめる！ワッハッハ!と高らかに笑うばばちゃん。junjun思わず飛び上がってしまった・・・。ハッと我に返って、かなり恥ずかしい・・・。
ありがとうございますと感謝感激雨アラレの言葉にゆっくり笑顔でうなずき、去っていくお兄さん。あなたは神様です。
まあ、これだけおまけしてもらっといて、合計3000円で巨大ムシキング２つもGETできたんだから、言うことはないでしょ～。
でも、実際、予期せぬ3000円の出費は、痛いでございました。
その後、毎晩この2匹抱きしめて寝ているTERUです。
取った甲斐がありました・・・。
やれやれ、その分、食費が節約されたのは言うまでもありません…（-_-；）