第八回 伝統歌舞伎保存会 研修発表会 に行ってきました。
これは、いつもは脇役をつとめる若手俳優や研修卒業生が主役をつとめてお披露目する場。
研修発表会の存在は知っていましたが
今回は、会場がなんと、国立劇場・大劇場です。
全席自由席で、チケット代は2,000円。
会場時間より少し早めに行って並び、仮花道より中央、前から2列目をゲットしました!
(いつもは一等席の場所ですネ☆)
〇ごあいさつ
芸術院会長・伝統歌舞伎保存会理事である幸四郎がご挨拶です。
花道から登場して話し、舞台中央で話し、仮花道を通って帰っていくという
素敵な趣向でした。
幸四郎をタップリ見れて、満足デス!
〇三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)本郷火の見櫓の場
先日観た、1月の国立劇場公演と同じ演目の、大詰め部分。
和尚吉三を松本錦弥、お嬢吉三を中村芝のぶ、お坊吉三を松本錦一が演じます。
芝のぶチャンは、仮花道より登場。
メチャ近くて(チェック済。笑)その美しさに釘付けです。
(本花道なんて、見てられません!)
途中、着物をなおすシーンがあるのですが、その時に芝のぶに後見がついたのを見て
私、思わず涙ぐんでしまいました。
(いつもは芝のぶ、後見をやる側ですから。。。)
主役をつとめる芝のぶちゃん、最高でした。
20-30分の短い演目なのですが、「もう一回!」って感じ。
そう思うのは私達だけではないようで、
芝のぶ目当てのお客さんの感動の声ばかりが聞こえました。
大泣きされていた方もいらっしゃったほど。
(うん、うん、ホント、芝のぶチャン素敵でしたよね!)
芝のぶチャン以外では
面白かったのは、町人役として
染五郎、福助、大谷友右衛門が登場したこと。(いつもとは逆ですね。)
特に染五郎は、面白いことをやらなくっちゃと
クシャミしたり、ズルリ、ズルリとずっこけまくったりと
大いに盛り上げてくれました。
〇素襖落(すおうおとし)
遣いに行った家来の太郎冠者(染五郎)が、姫御寮(市川高麗蔵)から酒の歓待を受け
舞の褒美に立派な素襖を贈られ、千鳥足で浮かれて帰路につきますが、
待ち受けていた大名(大谷友右衛門)と鈍太郎(大谷廣太郎)に
大事な素襖を拾われてしまいます。
隠しからかい、取り返そうとし、三人はいつまでも素襖を奪い合うのでした。
というあらすじ。
感想としましては、「主役が染五郎で良かった!」
実は、その他の役者が舞う場面では、ウツラ・ウツラしてしまったのですが
染五郎が中央にスッと立つと、パチリと目が覚めるんです。
改めてうまい役者の凄さを感じました。
研修発表会なる、かなり通なモノに行く者たちのほとんどは、私たちを含め
芝のぶチャンファンだったのではないでしょうか!?
休憩時間には「芝のぶが良かった」「芝のぶが素敵だった」などという声しか
聞こえませんでした。
芝のぶチャンは、本当に演技が上手ですし、美しいし、声もいい。
いい役をもっと沢山していってほしいですね。
これからもずっと、芝のぶチャンを応援していきたいと思います。