試験勉強会だったらしい☆
6月試験のゆみ・えり組直近合格者のわかに試験勉強を教えてもらっていたようです。隣の部屋にいましたが、顔を出しませんでした。途中、妹が解釈を聴きに来たりしましたが、答えませんでした。わからないから調べて覚えるのであって、私が答えを言ってしまったら「覚えた気」になるかなと。少々厳しかったですかね。少しでも楽理で点を稼いでほしいので、ここは見守ります。目の前の目標である「試験突破」はもちろん大切なことですが、同時に、合格後「箏の先生」としてどうありたいのか、あるべきか目的を見据えて合格することが最も重要と考えます。合格した自分とは、佳寿美会にとってどういう存在になるべきか。佳寿美会でこれから試験を受けようと奮闘する後輩にとってどういう存在であるべきか。また、箏の先生としてその「知識」や「演奏技術」「演奏で得た体験」などを活かして、自分や周りの人々、大きく、社会にどのように貢献できるのか。これから箏を習い伝統文化を繋ぐ役割を担う子供たちにとってどうあるべきか。習い始めは簡単な気持ちで良いのです。ただ、それは初伝・中伝・奥伝までの「免状」段階。これはある一定の曲がひけるようになりましたの証明。伝統文化を後世に伝える一端なのだということを頭の片隅に置きながら楽しく続けていただければけっこう。その先は助教・準師範・師範・大師範となる「免許状」これは箏がひけることはもちろん、研究を重ね箏の先生・演奏者となることを自ら選んだ人の道。やはり、ただ箏をひくだけでなく資格取得後は自己研鑽・社会貢献の観点から自分のあり方を考える立場にあると言えます。資格とは本来ある一定の技術や知識があることの証明。言ってみれば、ただそれだけでしかない。先生と呼ばれるにふさわしい活躍を見せてほしい。。。そのためには小さなことからコツコツと大きな目的を見据えて活動を続けてほしい。妹とは24年、ゆみちゃんとは7年、えりっことは5年、一緒にお稽古や演奏活動を続けてきた仲間。見守りたい。。。