テーマ:ぶらり見て歩き(684)
カテゴリ:奈良の古墳
鬼の俎は遊歩道の右手の高台に有り・・・ 鬼の雪隠は滑り落ちた格好で反対側の畑の中にひっくり返っています (俎はまないた・・・雪隠はせっちん・・・と読みます) 実は・・・古墳の崩壊した横口式石槨の石室と底石です ◎石室の内法幅は1.53m・高さ1.3m 底石(俎)は長さ4.47m・幅2.65m・厚さ約1m 底石の表面に連なる小穴は・・・高取城の石垣に使用するために石を割ろうとした跡らしいです > 大きすぎて・・・割れず 諦めて・・・放置ってことらしい・・・ この付近は霧ヶ峰と呼ばれていたそうで・・・ 御所方面から橘寺・多武峰・吉野に通じる街道の脇でした 道を挟んで放置された石造物の異様さを見て、いつしか一つの伝説が生まれました 昔・・・後ろの山に住んでいた鬼が、霧を降らせて通行人を迷わせ、捕らえて俎で料理しては、雪隠で用を足したそうな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月19日 18時57分14秒
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