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September 14, 2002
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順調に(?)読み進めてます、金田一耕助。

この物語が展開される頃(戦後直後くらい~)には当たり前だったり、流行だったことでも、今ではそうではなく、分からなかったり、発見したりしながら読むのもまた一興。

大体、筋としては、恩人の娘だったり、旧家の娘(養女)だったり、女優だったり、しかも血縁が乏しい美女(ココがポイント)の周りに巻き起こる殺人事件
事件の発端・原因としては遺産相続に絡んだ結婚ネタが多いかなぁ?後は両親の謎の死・事件、とかね。

最後ではいつも最初から金田一に目をつけられてたといわれる犯人~権力者だったり、未亡人だったり、とにかく見た目が良かったり、知性があり精悍だったりする
猿顔だったり、身体的に特徴(病的な)がある人は犯人じゃない。老人はありうるけど、その人(が犯人)の場合も威厳があるし。

ヒロインを守る人がいる場合は運命の恋人的表現と出現だったりする。(割と美男子のような描写)

こうみると、事件は美男美女によって起こり起こされていくのだと(苦笑)
醜い対抗馬は死んだりもしていくと。

途中で金田一が気にする人は犯人じゃないことが多い
(犯人だとばれてしまうことからだけど、そういう人を間引いてくとおのずと絞れてくる場合もある)

そう思いながら安心して&時には突っ込みも入れつつ楽しめる金田一耕助!面白いですよ。
読破に向けて今日も読書(笑)

「クロスファイア」宮部みゆき
文庫化されました。
数年前に映像化もされてたな、観てないけど。

~「燔祭」(「鳩笛草」所収)の時に出てた青木淳子。
彼女の思想は間違ってはいないけど、相容れないところがあって、
人それぞれだよな、と
今回も、もどかしく&どこかで救いがあるといいなぁと読んでました。

宮部みゆきの長編としてはイマイチの感もあるけど(「鳩笛草」の方が総合的に・個人的には好き)→そういいつつ一気に上下巻読んでしまいましたがね。
主人公・青木淳子の扱いについては納得、というか予想通りな所に落ち着きました。
悲劇とみる人もいるかもしれないけど、あたしは救われてたと思う。
最後は裏切られた(本当は最初から?)かもしれないけど、一瞬でも、初めて「人間として生きた」彼女は、そのとき救われてた。
相手は騙してたとしても、そのとき本人が救われてた。手放しに喜べないけどそこが大事だと思う。


なんてたまには感想日記。
これ1日で一気に(3冊)読んだから背中痛い(爆)





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Last updated  September 14, 2002 02:30:56 PM
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