1419078 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日々のあぶく?

日々のあぶく?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
April 30, 2003
XML
カテゴリ:
横山秀夫。

警察内部の話。
警察と言う組織も所詮(と行ったら語弊はあるかもしれないが)サラリーマン社会であり、
会社・組織を守るためだけに動く人もいるし、
その中の仕組みは会社と変わらなかったりもする。
まぁ、しがらみの多さとか慣習の重圧などは大きいかもしれないけれど。
その中を以下に上手く泳ぎぬくか、がポイントなのかもなぁ。
そう感じさせる。
リアルに描かれている。

「警察」と言う組織の人もただの人、保身も野心もある。

そんな中で時に鋭く切り込み、情報量も豊富、その地位から時に恐れられ、
周りの人から一目置かれている人事課のエース、二渡。
客観的に描かれる話から見ると、かなり冷徹でお高く止まったように思われがちだけれども、
第1話目で、天下りした会長を退職させるために老獪な会長に翻弄され、
事実利用されてしまうのを読むと、後の話の中の二渡も嫌味なく読める。

かなりリアルな小説で、続編も読みたい。
ちなみに両方とも短編集。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 30, 2003 10:32:12 PM
[本] カテゴリの最新記事


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023

Recent Posts

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.