カテゴリ:本
直木賞受賞作、だったかな。
4人の14歳、中学生の物語。 柔らかい小IWGPの趣きあり。 もっと普通の感じを漂わせてはいる。(が、普通かといわれると疑問もある) どろっとしそうで綺麗にまとめるのは石田作品の傾向。 早老症のナオト、秀才のジュン、大柄でちょと太ったダイ、そして、一番普通な中2の僕・テツロー。 びっくりプレゼント:早老症のナオトが入院、彼にとっておきのプレゼントを考えた。 月の草:不登校のクラスメイト・ルミナに家が近いという理由でプリントを持って行くことになったテツロー。 飛ぶ少年:クラスで浮いた存在の芸能人志望で現在、放送委員に精を出すユズル。 十四歳の情事:最近、ジュンの様子がおかしい。彼女でも出来たのでは? 大華火の夜に:晴海埠頭で開催される東京湾大華火祭りを特等席で観ようと潜り込んだ廃屋の中で、癌センターから失踪した老人・赤坂さんと出会う。 ぼくたちがセックスについて話すこと:女の子らしい男の子、クラスメイトのカズヤにホモ疑惑が…!? 空色の自転車:ダイが父親を殺した容疑で警察に連れて行かれたという。家庭内暴力を受けていた彼ら家族を知っている僕達は彼を信じて手紙を書く。 十五歳への旅:新宿へ2泊3日の旅へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2005 09:50:05 PM
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