テーマ:ミステリはお好き?(1424)
カテゴリ:本
M&Sシリーズ第二弾(笑)、水柿助教授と須磨子さんの略で、だそうな。
工学部助教授の水柿君が須磨子さんに見せるために書いたミステリィ、 読んだ彼女の微妙な反応に奮起し?出版社に送ってみたら、 なんと本にしてくれるという。 そして、生まれたベストセラー作家。 一応、小説風だけれど、聞いたことある設定…という中で繰り広げられる、 くだらなさも満載の話。でも、ついつい読んでしまう。 サインのこと、仕事形態、ミステリのこと(心理トリック、物理的トリック、本格ミステリの定義などなど)、 作家というものについて、大学の会議について、研究について、貯まったお金の使い道について、 ちょっとした裏話も満載。さりげない(ように見せかけた)主張もあり。 デビュー作を世に出してくれたK談社のことも出てくる。 (しかし、この本は幻冬舎刊である) これをハードカバーで出しちゃうG冬舎も懐深いなとも思う。 一話ごとの長いタイトルも定着。森氏やりたい放題で楽しそうに見える一冊。 まだ続くらしい? 挿画・大竹茂夫「アルバトロス」不思議な感じが良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2005 02:58:25 PM
[本] カテゴリの最新記事
|
|