テーマ:ミステリはお好き?(1426)
カテゴリ:本
妖怪を具現化する本「本草霊在図譜」をめぐる美袋玄山の孫・小夜子、白石、時実、石和たちと有鬼派の戦い。
時間はほとんど進まず、同じことを視点をかえて展開させているこのシリーズ。 今回はいい加減なお調子者で正体不明、神出鬼没の声も高い(?)龍造寺の視点。 高穂からの本(「本草~」)を探す依頼、千文字の御大の人工憑霊保護の依頼、千文字未緒や大生部の有鬼派への誘い、 様々な誘いを交わしたり、受けたように見せて自由に動き回る龍造寺。 彼の目的は何か?誰の見方か? D祭によって召喚された最大最強の鬼神を倒せるのか? どこにでも現れるような八面六臂の行動力(活躍)の真相も明かされる。 01よりも先に03を読んだが、これならどれが先でも変わらんかな? ま、でも同じ事柄を視点を変えてという手法も今回で終わりで次回からは新展開(二なることを期待したい)。 今回も京極夏彦氏による栞付き。渾沌の絵である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 21, 2005 08:59:46 PM
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