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November 29, 2005
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カテゴリ:
猫丸先輩シリーズ
講談社ノベルズ版のイラストは唐沢なをき。

水のそとの何か・
フリーのイラストレーター・美里は家の外に連日置かれる水の入ったペットボトルの謎を出版社の担当・八木沢に相談する。
2人で埒のあかない推理をしているところに猫丸先輩が切り込んできた。
ペットボトルの持つメッセージとは?

とむらい自動車・
八木沢が事故にあったと聞いた大西は事故現場に立っていた。
そこに次々と送迎タクシーが!しかし、タクシーを呼んだ「鈴木様」の姿はない。
運転手達は大西を巻き込んで大論争!

子猫を救え・
虐待されている子猫を救おうと立ち上がった高校生・真美は幸太を引っ張って救出作戦を発動。
しかし、あえなく失敗。居合わせた猫丸という不思議な人に事情を話すと…。

な、なつのこ・
スイカ割り愛好会支部長・後藤田に付き合ってスイカ割り大会に参加した雅春。
目を離した隙にテント内に置いてあったスイカが割られていた。
犯人は誰か?

魚か肉か食い物・
おとなしそうな外見とは裏腹に、各種大食いチャレンジメニューを制覇している大学生・早苗と付き添いの友人・明日香。
今日はステーキ。しかし、ステーキが来る直前、早苗が消えた。

夜の猫丸・
会社に残っているのは残業をする八木沢だけ。
社長室から始まって、各部署の電話が順々に鳴り、編集部の電話も鳴った。
彼が取るとそれは無言で切れた。
くりかえされる電話を無気味に思うその時、友人からの連絡が携帯に―

こういう考え方もあるよ、といって決め付けた推理をするわけではないからこそ、
素直にそうかも、と思わせる猫丸先輩の推理。
たまに、誰かの背中を押すためや、からかうための推理だったりもするけれど、それはそれ、先輩らしい。
相変わらず年齢不詳、神出鬼没でありながら、人懐っこい笑顔でどこにでも混ざっている先輩である。
スイカ割りに競技場、用具、競技者、競技の開始、判定、後片付けに至るまでの公式ルールがある所が面白かった。





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Last updated  November 29, 2005 09:44:49 PM
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