日々のあぶく？

ネタバレメモ：

読み終わってから冒頭を読むと味わいが違うという訳者あとがきを読み、読み返し。
物語冒頭｢私｣が語るのは2008年設定。

｢私｣が過去を振り返るということで物語がはじまる。
”本書を書くために手助けしてくれた”というメンバーの中に
ジョルジェスク教授…見かけた気がするが、どこだったかすでに思い出せず。
ペタル・ストイチェフ：ミシガン大学博士。アントン・ストイチェフの親族か？
トルグット・ボラ：イスタンブール大学博士
がいて、あれからも親交が続いていたんだと嬉しくなる仕掛け。

本書を書くきっかけはラストで｢私｣が竜の本を手にしてしまったから。
公にすることで魔の手から逃れようとする策に出たってことか？