カテゴリ:本
靴の教室に通い始めたのと、表紙の靴のイラスト(メグホソキ)が気になって借りたが、靴のモチーフにはかするだけの普通の恋愛短編集だった。
谷村志穂・赤い靴のソウル 作曲家の恋人と共にソウルを訪れた女性が浮気性の恋人にやるせなさを感じた時、友人の(その場限りの)恋人が自分の履いていた赤い靴をくれる。 野中柊・サイズ キャリアを捨て、家庭に入った女性が自分にピッタリのサイズの靴をプレゼントしてくれた(行きずりで関係を持った)男と逢瀬を重ねる。 斎藤綾子・スニーカーと一本背負い 不倫相手に閑職部署に回された女性が大学の後輩(女性)のアシストを受けて仕事に精を出す。 横森理香・ハイヒール 仕事にかまけてお洒落をおざなりにしていた女性が一夜を共にした同僚のアドバイスを受け、華麗に変身する。 狗飼恭子・空に星が綺麗 年下のふがいない彼に憤慨し、正反対の男とドライブにでるも気持ちが乗らず、彼と一緒に帰る女性の話。 山咲千里・わたしと同じ靴 明日から東京は配布された靴でないと生活できなくなる?そんな時、恋人が別の女性に自分に贈ったのと全く同じ靴を贈ったことを知る。 甘糟りり子・冷たい部屋 自分を甘やかしてはくれたが、それだけだった夫と離婚して立ち上げたネイルサロンに(お得意様の紹介で)実業団の野球選手が治療を兼ねて訪れた。 やまだないと・「それは彼の靴」(漫画) 片足はだしで待ち合わせ場所に現れた男。彼の片方の靴はどこに…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 28, 2006 11:39:13 PM
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