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July 9, 2006
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カテゴリ:
背の眼の続編。

従兄弟の結婚式のついでに道尾が取材に訪れた滋賀県の南端にある仏所・瑞祥房。
現房主・松月は女性のような美しさと手の長い容姿をもつ不思議な男だった。
道尾はそこで20年前に失踪した弟子・韮澤の手による観音像に圧倒され、
また、暗闇の中、韮澤作の別の像がある祠の近くで"マリ"という言葉を聞く。
不審に思った彼は真備、彼の助手の北見凛と共に再び房を訪れる。
そこでは岡嶋・魏沢と弟子が相次いで失踪。
血の付いた観音像、怪しいメッセージも見つかった。
警察も介入する中、20年前に起こった殺人事件も明らかに―

どこかにあるようなミステリと言った感じは前回と同じ。
構成は金田一シリーズっぽいと思う。
美青年・真備が微妙にヒョウキン(?)なのはいいけど、なんだかその設定は浮いているような気もする。
北見凛が(人の心がわかる)能力を隠したくて、普段は使わないと言うのは中途半端に感じる。
どうせなら成瀬のような嘘発見器として堂々と能力を使えばスパイスになって面白いのに。
道尾の霊感もあるのかないのか…
すんなり読めるけれど、もったいない要素がいっぱい。





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Last updated  July 9, 2006 08:46:58 PM
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