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交渉人 真下正義に続き、踊る大捜査線からのスピンオフ企画第2弾。
これは「交渉人~」が映画化されたあとにスペシャルドラマとして地上波で放映された事あるので(観るの)2回目。 これは時系列としては「交渉人~」直前の事件。エンディングに使われるのは「交渉人~」の映像である。 「自分の勘は外れた事がない」と言い切る、強面だが、気はやさしい警察官・木島が大活躍! 家族はいなくて家にいるのは猫(タマ)だけで、友達もいない…!? SIT課長・木島丈一郎(寺島進)は交渉課準備室課長・真下(ユースケ・サンタマリア)を押しのけ、人質となった少年を無事助け出す。 別の事件の重要参考人だといわれた少年は連行されそうになり、木島に助けを求める。 訳も分からぬまま、少年を連れ出す木島だったが、その裏には(木島とは同期の)稲垣管理官(段田安則)が指揮をとる、会計課の警察官(台東署のフルタ)殺害事件が絡んでいた。 木島行きつけの居酒屋の女将ミツコ(森口瑤子)と木島とのやり取りが良い。 以前、人質となった美津子を助けるも、PTSDに彼女が苦しんだのは口下手で交渉に向かない自分のせいだと彼女を見守りながら責めていたと言う木島。 そんな彼を慕う美津子。 爆弾処理班の基本だと居酒屋にも裏口から入る、爆発物処理班班長(松重豊)を初めとする班員が酒盛りしながら盛り上がるのは"黒ひげ危機一髪"! 「交渉人~」で勘に物を言わせて爆弾処理した班長だったが、二者択一となったゲームではあっさり負ける。 やはり緊張感は本番にとってあるってことだろうか?(笑) 新幹線は使わず、"夜汽車"を使い、追い詰められたら部下を人質に取ったりする。 青森まで逃亡する木島たちがヒッチハイクするのはカエル急便。 (「交渉人~」で犯人が使用していた車と色は違うが同業者。細かいところをつなげてくる。) 木島に「オマエは裏の裏を読むと昔から言っていた」とアドバイス(!?)する元警察で今は青森の農家の住む先輩(梅宮辰夫)。 「交渉人~」で木島は「(相手が)裏の裏なら、こっちは裏の裏の裏の裏を読む!」って言ってた気が…。 初めはぎこちない少年と木島だったが、いつしか友情が芽生えるシーンはベタであればあるほど心和む。 ラストに黒幕は言う「上からの指示だった」と。 これはもっと先がありそうなのだけど、どうだろうか? 陰で活躍した交渉課準備室は評価され、今後、増員が決定したようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 20, 2006 10:49:01 PM
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