カテゴリ:本
Lost in a Good Book
文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェーン・エアを探せの続編。 稀代の大悪党アシュロン・ヘイディーズの野望を打ち砕き、彼を殺し、 ゴライアス社の悪漢ジャック・シット=ハウスをエドガー・アランポーの「大鴉」の中に閉じ込め、 「ジェイン・エア」を救ったことで一躍有名人になり、インタビューに忙殺されもするが、 ライデンとの新婚生活も順調、妊娠し、さらに幸せ絶頂期のサーズディ。 だったのだが― ゴライアス社のジャックの弟が兄を現実世界に戻せと恐喝。 あろうことかクロノガードのラヴォワジェと手を組みライデンの存在を根絶。 ライデンは2歳で死んだことになっており、サーズディ以外の人々に彼女の夫としての記憶はなくなっていた! 彼を取り戻す為、「本世界」にあるジュリスフィクションに所属する「大いなる遺産」の登場人物であるミス・ハビシャムに弟子入りし、ブックジャンプを学ぶことに。 マイクロフト伯父は引退し、どうやらホームズの世界に入り、ホームズの兄になろうとしていることを知ったり、 父のお陰で命は助かったが、時空を横滑りし、ネアンデルタール人暴行罪で危うい立場に立たされたり、 本の世界でも「ジェイン・エア」のラストを変えたことで裁判にかけられたり、 幻の「カーディニオ」の原稿が発見され、どうやらそれが政治利用されそうであり、それはジュリスフィクションも関わる事件でもあったり、 父は世界の破滅のきっかけになるピンクのネバネバを持ち込み、彼女に世界危機を警告するわ、 家賃支払いの為、悪魔払いをするスパイクの手伝い(バイト)をすることになるわ、 スペックオプスの広報官コーディリアに追いまわされたり、 アシュロン・ヘイディーズの妹に命を狙われたり・・・ と災難、冒険、挑戦、などなど盛りだくさん。 本の世界のいろいろなしくみ、スペックオプスやサーズデイの家族の新たな一面、新メンバーも加わり、さらにエンターテーメント性も増す物語。 久しぶりに第1弾にも劣らない面白さを保った作品を読んだ気がする。(とは過言だろうか?) つれづれメモはコチラ→メモ1・メモ2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 16, 2007 10:34:50 PM
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