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March 7, 2007
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カテゴリ:
wish on my precious

「クジラの彼」を読み、既刊の話の番外編が3つも入っていることが判明。
いっそのこと初めから読むかとデビュー作に手を出す。
今週は有川浩祭り開催か?(笑)

突然飛来した塩の結晶のような巨大な物体。
それが落下してから、突然広まる"塩害"。
人が塩の結晶となり、時が経てば風化して塩となる。
世界の秩序は崩壊。原因不明で始まれば止める手段もない塩害に怯えながら生きる人々。
そんな崩壊寸前の東京が舞台のラブストーリー。

闘う(自衛隊)×恋と言う設定が有川氏のベースとなっているんだなぁと改めて感じた。

~ネタバレあり~

Scene-1
東京の片隅に住む20代後半の男・秋庭と女子高生・真奈。
真奈が道端で拾ってきた男・僚一は重いリュックを持ち、群馬から東京へ。
彼は綺麗な海を目指していた。二人は彼に同行し、鎌倉へ。

リュックの中身は塩―結晶になる寸前に自分の気持ちに気付き、僚一のもとにやっていた幼馴染だった。
彼女を海に溶かし、塩害が始まっている自らも海に溶け込もうとする僚一の最期の旅だった。

Scene-2
鎌倉からの帰り、脱走した囚人・トモヤに銃で脅された二人。
人を人とも思わない刑務所の扱い、塩害に犯されたのに会いたい人にも会えない。
そんな待遇に自暴自棄になる彼の心を真奈は受け止め、最期をみとる。

Scene-3
塩害が始まった日。熱でうなされていた為、被害は免れたが、両親は戻ってこなかった。
配給を受けながらの一人暮らし。
秩序がなくなった街で襲われそうになった所を秋庭に拾われた真奈。
そんな彼女が現実に目を向け、両親の不在を改めて認識する。

幕間
真奈の存在が日に日に強くなり、守りたいと思う秋庭。

Scene-4
家を訪れたのは秋庭の元同級生であり、非道な天才でもある入江。
彼は真奈を盾に秋庭を大規模テロに誘う。
立川の自衛隊駐屯地に彼らをつれてきた入江は塩害のごたごたの中、警視庁の科研の一員から立川駐屯地司令となっていた。
元空自にいた秋庭の居場所をトモヤの事件で知った入江は彼に「世界を救わないか」と囁くのだった。

塩の柱が宇宙からきた生物らしいことが判明。
人を暗示にかけて塩化させていたと推測。
入江はこれの破壊を計画中。

Scene-5
立川に来てから改めて自分と秋庭(二尉)との距離、立場の違いを痛感する真奈は野坂三曹に励まされる。

Scene-6
真奈を守る為に入江の計画に乗った秋庭。
秋庭さえ無事ならいいと彼を止めようとする真奈。
それを利用する入江。

Scene-7
そして世界は救いの一歩を踏み出す





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Last updated  March 7, 2007 12:26:25 PM
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