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「DEATH NOTE」映画版のスピンオフ(映画)の小説版
映画版「DEATH~後編」の後、月との対決は終わったが、 そのために、Lは自分の名前を「デスノート」に書き込んでいた。 彼に残された時間は23日間。 片っ端から残された事件を解決していた彼の下にワタリ宛てのメールが届く。 そして、彼の最後の事件が始まる― 映画版ではLで決着がつくので、こういう方向になるのはまぁ仕方がない。 こちらのLはおそらく、原作で設定されていたLよりもちょっと甘め(お菓子のことではなく)。 月を友人として邂逅していたりするのは、こうでもしないと本家の主人公が絡めないからか? 本編では少なかった行動しまくるLの姿をみる(読む)のは楽しい。 過去の回想もあわせると、このLは現場主義かもしれない。 ~ネタバレメモ~ L 名探偵。本名:エル・ローライト(=Law Right=法の正義にひっかけていた?) 二階堂公彦 免疫学の世界的権威。ワイミーズハウス特別教授。 研究・開発した抗ウイルス薬を狙われ、殺害される。 二階堂真希 二階堂の娘。10歳。父に託されたデータを持ち、ワタリを訪ねる。 デビュー前のミサとは家族ぐるみで仲が良かった(家が近所)という設定。 久條希実子 二階堂の助手。「ブルーシップ」の一員だったが、実は的場に恨みあり。 人類絶滅危惧種計画に協力する振りをして、人類滅亡を計る。 L以前にワイミーズハウスを去った「K」でもあった。 駿河秀明 FBI捜査官。南空ナオミの元同僚。カポエラが出来る設定。 本名:杉田英明。デスノートを手に入れるため派遣されたが、Lに協力。 事件後、Lの要請もあり「N」に協力? 的場大介 NPO法人「ブルーシップ」代表 ワタリ 本名:キルシュ・ワイミー。発明の莫大な特許料を元にキルシュ・ワイミー財団を創立。 全世界に養護施設を創設し、その中でも優秀な子供達が集められ、 専門的な教育が施される施設が「ワイミーズハウス」 この中の設定では、Lはワタリにチェスでだけは勝ったことがないとなっている。 ワタリがLと出会ったのは、Lが推定8歳の時。 彼が第三次世界大戦を食い止めた「ウィンチェスター爆弾魔事件」の時らしい。 Q ハッキング防御システムなどを構築。ワイミーズハウス所属。 L~ワイズミーハウスにおいては、続くものの存在しえない孤高としての「LAST」であり、 全知全能なるものよりの、天からの落し子たる存在としての「LOST」。 わずか8歳ほどの少年時に名探偵「L」として、全世界の警察、諜報機関を掌握できる存在に。 それ以後のワイミーズハウスの存在意義は、「Lを継ぐもの」、「Lに次ぐ者」を育成する事に。 ワイミーズハウスでアルファベットの名称を得るのは、認められた一部の者(最大26人)のみ。 N~「Lに次ぐ者」としての「NEAR」であり、「Lに継ぐ者」としての「NEXT」 ・・・ニアがはっきりLの後継者として記されているこのバージョン、メロの立場無しだな 作者が"M"になってる辺りに配慮はある・・・のか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 4, 2008 03:12:52 PM
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