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April 11, 2008
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カテゴリ:
京極夏彦原作の京極堂シリーズのアンソロジー(って言うのかな?)

冒頭は、石黒亜矢子によるうすぼんやりした京極堂と、小畑健による美麗(過ぎる)榎木津のイラスト

・鬼娘 あさのあつこ
人の生き胆を喰う鬼になったと夕焼け空の下倒れた時子。
彼女を介抱したのは敦子だった。
京極堂によりあっさり"憑き物"は落ちる。

・そっくり 西尾維新
"宴"のほかにも、実験で入れ替えられていた家族があった―
"解けて"しまった男は、家族の人格を入れられた他人との人生を生きるか、
他人の人格を入れられた者としての人生を生きるか、[堂島]に選択を迫られる。

・「魍魎の匣」変化抄 原田眞人
映画「魍魎の箱」の監督による脚本原稿完成に至るまでの格闘の軌跡

・朦朧記録 牧野修
ある意味、一番衝撃的な話。
なのだが、牧野氏は榎木津の能力を誤解しているように思える。
老人になった頃の三人。

~ネタバレメモ~

関口の自殺の現場に行った榎木津は、関口の精神と同化。
病室で動けぬ自分を関口だと思い込む。
その”憑き物”を落とすのは、自身も病に蝕まれ、車椅子を操る京極堂。
―榎木津の能力では、過去の姿は見れても会話は再生されないはずなのだが―

~~~~~~~~~

・粗忽の死神 柳家喬太郎
本当に落語にありそうなユーモラスな話。
憑く相手を間違えた死神は、京極堂と縁があり(箱根の仙石楼で出会ったらしい)
憑き物落しを会得した京亭八橋一門の三茶久の元に。

・或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函 フジワラヨウコウ

・薔薇十字猫探偵社 松苗あけみ
結構ありえないが、まぁ、自由ということか。
お屋敷から逃げ出したお嬢様の飼っていた"プトレマイオス"(リビアヤマネコ)。
その姿を人間のように捉えていた娘は、その姿に似ていた榎木津の世話を―!?

・百鬼夜行イン 諸星大二郎
イン=INN
百匹の百鬼が百物語を始める。
「妖怪絵巻」にまつわる物語。





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Last updated  April 11, 2008 10:02:50 PM
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