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June 26, 2008
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The deprived proof of toporo-shadow
ソウルドロップ彷徨録・第4弾

新進工芸家・波多野ステラの創りだした
位相幾何学(トポロジー)に名を由来する不思議なガラスのオブジェ「トポロス」を写した電子写真に
「生命と同等の価値のあるものを盗む」というペイパーカットの予告状と同じ文章が浮上した。
サーカム保険の調査員・伊佐俊一は、トポロス展担当の損保マン・諸三谷が標的とにらむ。
しかし、諸三谷はステラの双子の姉・イーミヤが展示場で不審無を遂げたときに居合わせ、
事件の容疑者として捕まってしまう。
彼の前に現れたアメヤ(ペイパーカット)の力により、留置所を脱出した諸三谷を
東澱兄妹、東澱と敵対する者らが追う。
調査する伊佐にも上層部からの調査停止要請が―

~ネタバレメモ~

伊佐俊一~ペイパーカットに出会ったことがあることからサーカム保険の調査員に。
       命よりも大切なものがある人の目(意志)の力から、ペイパーカットの狙いを予想。
       細々した千条の質問に律儀に答える面倒見のよさあり。
       休暇中だったが、早見から得た情報から独自調査開始。
       波多野悟朗自失後、ペイパーカットに最も肉薄できる者としての責務を負う?
千条雅人~ロボット探偵。"人"としてはまだ対応に不自然さあり。
       命令第一。上層部から出た伊佐捕獲の命令を遂行しようとしていたが、
       (上層部が伊佐の行動が波多野一族の研究・探索の邪魔になるとの危惧、
       また、伊佐の前任者であるイーミヤが自失したことを知られるのを恐れて。)
       ペイパーカット追跡が最上位プログラムであり、伊佐に協力することに。
ハロルド・J・ソーントン~サーカム財団極東支部特別顧問。

東澱時雄 ~長男。東澱グループの(現時点で祖父に次ぐ)実質ナンバー2。
         優等生然として穏やか。周囲の心理を読むのに長け、用意周到に立ち回る。
         波多野ステラのパトロン。諸三谷にも仕事を依頼していた。
         重要な時の判断に迷い(躊躇)は一切なし。
早見壬敦 ~東澱家次男。私立探偵。
東澱奈緒瀬~東澱の後継者になろうとペイパーカット追跡に意力的。
         警察内部に大きな影響力を持つ。警備会社も経営。
 

漆原沙貴~時雄の片腕。

諸三谷吉郎~妹の治療費を稼ぐため、時雄の裏の仕事にも関わっていた。
         金の心配がなくなり、気が抜け、ペイパーカットの狙いからも外れる。
諸三谷真琴~吉郎の妹。山中の"研究所"(千条や伊佐の通う研究所と同じ)で治療中。
         研究所と新治療法の実験台になる契約を結ぶ。

波多野悟朗  ~キャビネッセンス(生命と同等の価値のあるもの)とは何かを研究。
           ペイパーカットに遭遇するも、自分の根底を覆され、自失。
波多野ステラ ~姉と共にペイパーカットの研究をする父に協力させられていた。
波多野イーミヤ~妹と共に研究のための制作をしていた。(それが"トポロス"の原形)
           伊佐の先代ハンターとしてサーカム財団と契約していた。
           心身共に異常をきたしており、体が弱っていた事により病死。

東澱の足を引っ張ろうとする者の下で動いていた杉山がペイパーカットの標的となり消失。

ソウルドロップの幽体研究 メモリアノイズの流転現象 メイズプリズンの迷宮回帰





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Last updated  June 26, 2008 03:56:57 PM
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