カテゴリ:本
The deprived proof of toporo-shadow
ソウルドロップ彷徨録・第4弾 新進工芸家・波多野ステラの創りだした 位相幾何学(トポロジー)に名を由来する不思議なガラスのオブジェ「トポロス」を写した電子写真に 「生命と同等の価値のあるものを盗む」というペイパーカットの予告状と同じ文章が浮上した。 サーカム保険の調査員・伊佐俊一は、トポロス展担当の損保マン・諸三谷が標的とにらむ。 しかし、諸三谷はステラの双子の姉・イーミヤが展示場で不審無を遂げたときに居合わせ、 事件の容疑者として捕まってしまう。 彼の前に現れたアメヤ(ペイパーカット)の力により、留置所を脱出した諸三谷を 東澱兄妹、東澱と敵対する者らが追う。 調査する伊佐にも上層部からの調査停止要請が― ~ネタバレメモ~ 伊佐俊一~ペイパーカットに出会ったことがあることからサーカム保険の調査員に。 命よりも大切なものがある人の目(意志)の力から、ペイパーカットの狙いを予想。 細々した千条の質問に律儀に答える面倒見のよさあり。 休暇中だったが、早見から得た情報から独自調査開始。 波多野悟朗自失後、ペイパーカットに最も肉薄できる者としての責務を負う? 千条雅人~ロボット探偵。"人"としてはまだ対応に不自然さあり。 命令第一。上層部から出た伊佐捕獲の命令を遂行しようとしていたが、 (上層部が伊佐の行動が波多野一族の研究・探索の邪魔になるとの危惧、 また、伊佐の前任者であるイーミヤが自失したことを知られるのを恐れて。) ペイパーカット追跡が最上位プログラムであり、伊佐に協力することに。 ハロルド・J・ソーントン~サーカム財団極東支部特別顧問。 東澱時雄 ~長男。東澱グループの(現時点で祖父に次ぐ)実質ナンバー2。 優等生然として穏やか。周囲の心理を読むのに長け、用意周到に立ち回る。 波多野ステラのパトロン。諸三谷にも仕事を依頼していた。 重要な時の判断に迷い(躊躇)は一切なし。 早見壬敦 ~東澱家次男。私立探偵。 東澱奈緒瀬~東澱の後継者になろうとペイパーカット追跡に意力的。 警察内部に大きな影響力を持つ。警備会社も経営。 漆原沙貴~時雄の片腕。 諸三谷吉郎~妹の治療費を稼ぐため、時雄の裏の仕事にも関わっていた。 金の心配がなくなり、気が抜け、ペイパーカットの狙いからも外れる。 諸三谷真琴~吉郎の妹。山中の"研究所"(千条や伊佐の通う研究所と同じ)で治療中。 研究所と新治療法の実験台になる契約を結ぶ。 波多野悟朗 ~キャビネッセンス(生命と同等の価値のあるもの)とは何かを研究。 ペイパーカットに遭遇するも、自分の根底を覆され、自失。 波多野ステラ ~姉と共にペイパーカットの研究をする父に協力させられていた。 波多野イーミヤ~妹と共に研究のための制作をしていた。(それが"トポロス"の原形) 伊佐の先代ハンターとしてサーカム財団と契約していた。 心身共に異常をきたしており、体が弱っていた事により病死。 東澱の足を引っ張ろうとする者の下で動いていた杉山がペイパーカットの標的となり消失。 ソウルドロップの幽体研究 メモリアノイズの流転現象 メイズプリズンの迷宮回帰 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 26, 2008 03:56:57 PM
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