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お茶かけごはん と ねこまんま
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11歳年上のダンナと4人の子ども、うつ病の舅、大脳皮質基底核変成症を患う姑との日々を、徒然なるままに書いています。
主婦・子育系
福岡県 女性 7月18日生

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11歳年上のダンナと4人の子ども、うつ病の舅、大脳皮質基底核変成症を患う姑との日々を、徒然なるままに書いています。


■大脳皮質基底核変成症とは■

脳の前頭葉と頭頂葉に強い萎縮が見られる病気で、筋肉の固さ・動作ののろさ・歩行障害、また手が使い辛いなどの症状がある。

日本では10万人に1〜2の割合で発症する。厚生労働省の特定疾患。





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お茶かけごはん と ねこまんま [全297件]

  ブログをお引越しします。
[ ときどきの話題 ]  

ケアホームの姑は、刻々と病状は進みつつも
「この段階で100%寝たきりではないなんて!」
と、医者をうならせる頑張りです。

ホームのスタッフの皆さんの温かいケアの賜です。
ありがたいことです。

さて、このブログもずいぶん長らく放置しておりましたが
たくさんの方々に助けていただきながら
楽しく書かせていただきました。

今回、思うところあって
楽天ブログからお引越しすることにいたしました。
当面、このブログはこのまま置いておくことになりますが
コメントは受け付けない設定にいたします。
もしも、私にご用の節は

こちらまでお願いいたします。

引っ越し先はこちらです↓
毎日を大切に

それでは皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございます。




Last updated 2009.06.24 16:37:03


2009.01.11

  どうしてブログが書けないか 
[ 介護の“か” ]  

姑をケアハウスに預けて、1年と2ヶ月が過ぎた。

なんだかブログを更新できなくなって半年ほど経った。

忙しかったといえば嘘ではない、が
どこか自分に嘘がある。

姑の状態は低下している。
すでに言葉は完全に失い
腕も足も自分の意思どおりに動かすことは全くできないと言っていい。

昨年12月にはイレウス(腸閉塞)を繰り返し
10日あまりの入院も経験した。
姑の病気(大脳皮質基底核変性症)にはつき物の症状だそうだ。

退院2週間後に控えた正月に、姑は自宅に戻ることを望んだ。
姑がそれを望んでいるだろうことは承知していたのだが
姑が口を利けないのをいいことに
家族の誰もがその話題に触れないでいた。

しかし、夫が風邪を引いたため私一人で施設に面会に行った日
部屋で姑と私が二人でいるところへスタッフがやってきて
「お正月はどうされます?ご自宅に戻られますか?」
と尋ねたのだった。

「私一人では決められないので…」と言葉を濁したのだが
そのスタッフが出て行った後
姑は言葉にならないうなり声をあげながら
全身で何かを訴えようとした。
帰りたいのだ。分かっていた。

私一人では決められないというのは本当。
全介助といっていい、この姑を自宅に迎えるのは
普段、なんの介護もしていない私ひとりではとても無理だ。
こと介護に関しては、夫は全くあてにならないので
義妹と予定をあわせて、万全の体制を作らないといけない。

でも
「分かったよ。お正月には家に帰ろうね」と
一言、言うくらいのことはしてもいい。
でも、言えなかった。

トイレにどうやって連れて行く?
何が言いたいのか、全く分からないのに
こっちの言っていることが理解できているのかも分からないのに
どうすればいい?
イレウスが再発して、突然嘔吐し始めたら?
そんな不安が先に立つ。

正月早々に、原稿の納品も控えていた。
姑を迎える準備をしながら、納品に間に合わせられるか?
そんな現実にも追い立てられていた。

「大丈夫かな?」と聞ける相手が誰もいない。
「帰ろう」の一言がどうしても出なかった。

「ちょっと待って、一人では決められんのよ」と繰返す私を
姑は怒気をはらんだ目で見据えて、口を一文字に結んだまま
うなり声を上げる。

「でもね、おばあちゃんを家に迎えるには
K子さん(義妹)の予定も聞かないといけんし
私一人で勝手に返事できんとよ。
みんなの予定を合わせてみるけん、ちょっと待って。
私も今いっぱいいっぱいなんよ。一人では決めきらんとよ。
昼間は外で勤めて、夜や土日は家でも仕事せんといかん。
もうすぐ高校受験やし、お金がいっぱいいるしね。」

もはや支離滅裂だ。
病人相手に何を愚痴っているのか。
「ごめんね。文句も言えんのにね。『この鬼嫁!』ぐらい言いたいよね」
そういいながら、泣けてきた。

施設のスタッフに、何てことはないという風に「大丈夫よ」と言われて
腹をくくるしかないと悟り
1月2日に外出することに決めたものの
結局、12月28日にイレウスを再発して、帰省は取りやめになった。

しかし、この一件で、私は
自分の中にある、寒々とした感情を思い知った。

姑をケアハウスに入れると決めたときから
その感情はずっとあったのだと思う。

スタッフから遠慮がちに
「お母さんは、どうもK子さんが生活に困っていないか心配しているようで…」
と言われたときも
舅から
「俺が死んだら、保険金はK子にやってくれ」
と言われたときも
結局私って、お手伝いさんでしかないな、と思ったのだが

一番そういう気持ちで接してきたのは
ほかならぬ自分なのだと思った。

だから、ブログも書けなくなっていったのだ。













Last updated 2009.01.12 02:33:15

2008.08.15

  姑の帰省 
[ 介護の“か” ]  

昨日姑が、9ヶ月ぶりに一日だけ帰省してきた。
先週の日曜日に面会に行ったとき
本人が「お盆に帰りたい」と言ったのだった。

理由は、去年の11月に姑が入所した一週間後に
一度だけ面会に行ったきり
ちらりとも顔を見せない舅に会いたいから。

正直なところ、たった一日であっても
姑を家で看るのはとても不安だったが
出ない言葉で必死に訴える姑の気持ちをむげにもできず
決死の覚悟で「いいよ〜」と言ったのだ。


さあ、そうとなったら大変!
前日は一日がかりで、
ずっと気になっていたまま手つかずの家の掃除と模様替えに汗を流した。

当日の料理は姑が元気な頃のように、さあ焼き肉!
…というわけにも行かない。
柔らかめのおかずを中心に、何品か作る。

・揚げ出し豆腐
・冬瓜と小エビの煮物
・刺身
・豚バラの塩焼き

それから義妹が炊いてきてくれたかしわご飯で
けっこうなご馳走になった。
写真を撮っておけばよかった。

舅は最初、姑が帰ってくると聞いて戸惑ったようだ。
「話しもできん奴がおったら疲れる」
と、相も変わらず身勝手な言葉を毒のように吐き散らしていたが
いざ姑の顔を見たら、そばを離れがたいようだ。

難しい顔で黙りこくってはいるが
姑が居間にいれば居間に
ベッドで寝れば、その隣の自分の布団にと
近頃になく家の中を歩いた。
(おかげで便秘が解消したそうだ。なんとお手軽な便秘なのだ。
 その程度の便秘でふさぎ込むなら
 私なんて世界中の不幸を背負ってるようなものだ)

姑の介助は、昨日は義妹がいてくれたから二人がかりでなんとかできたが
身障者手帳の1級になっただけに、体の不自由度はやはり進んでいて
ホームに入る前は
トイレまで連れて行って座らせればなんとか自分で始末できていたのだが
昨日はトイレに座ること自体がまず大変だった。

意志の疎通もなかなかできず、丸一日一緒にいて姑の言いたいことが分かったのは
3つくらいのものだった。

義妹と二人がかりで「ヘルパーさんって、すごいねぇ!」と言いながら
クーラーの効いた部屋でも汗だくになりながら介助して一日過ごし
夕飯が済んだ後、ドラッグストアで買い物がしたいという姑の願いを叶えて
夜、義妹達と一緒にホームに送り届けると、ケアマネージャーが当直だった。

姑の顔を見て
「わぁー、楽しかったのねぇ。いい顔をして。」
と言ったまではよかったが
「そんなに楽しかったなら、お正月には一泊できるように
 お嫁さんにお願いしなきゃ。」
と、一同揃ったところで言われて困った。

ぱっと顔を輝かせる姑を前に
「いえいえとても…」とは言えず。

しかし、そんなに気軽に一泊させられるくらいなら
最初からホームに入れるはずもなく。
(実際、このお盆で家に帰った人は18人中3人にとどまっている)

入所者の家族にとっては短絡的で配慮のない言葉だったことに
ケアマネージャは気づいていないだろう。

どうにも胸がざわついて、夕べ夢見が悪かったのは
お正月への期待に胸をふくらませ始めたかもしれない姑を残して
家に帰ったせいだと思う。














Last updated 2008.08.15 12:35:35

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