今日はまだ先行上映だったんですね。公開は来週からのようです。
正直、あまり期待はしてなかったんですが、予想通りでした。(^_^;)
面白かったですよ！
でも、まぁ、想定の範囲内というか…。


映像は、やっぱり凄かったですねぇ～。
主人公アーサーがミニモイの世界に入ってからはずーっとＣＧシーンなんだろうな、と思っていたら割と頻繁に人間世界の映像も出てきましたね。
でも、違和感は無かった。
全体に背景の美しさや、奥行きというか世界の広がりがとてもあって｢是非、スクリーンで！｣という感じです。

キャラクターの顔が、どこかで見た感じなんだけど思い出せず。
みんなとても個性的でカワイらしく、悪役チームも憎めない感じでした。

ストーリーの方は、やっぱり子供向き感がいなめないなぁ～。
良く出来てる話だとは思うけど、映画の尺の問題もあってか様々な事件の解決があっけないというか…。
もうちょっと膨らませられたら、面白かったのになぁ～。
っていうか、やっぱり見せ方の問題？ピクサーはしっかりドキドキハラハラするしね。

今回は字幕版で観ました。
悪魔Ｍの声がDavid　Bowieなので♪
ちなみに日本語版はガクトです。
もう、出てきて第一声から『うわぁ～。ボウイだぁ～。』だったので、個人的には満足です。（イイのか？それで）

王女セレニアの声はMadonna。
『こんな声だったかなぁ？』って感じです。
でも、凛とした感じとか、ちょっと女の子っぽいところとか、似合ってると思いましたよ。

その他にも、スヌープ・ドッグはそのまんまって感じだし。
デ・ニーロは全然分からなかったなぁ～。
ミニモイの王様がちょっとコミカルな感じなんだけど、わざとらしいというか…。(^_^;)
まさに『子供が喜びそう』って感じでした。


そうそう！
クラブ（？）のシーンで♪Let's　Dance♪には、ちょっと引きました…。(-"-;)
しかもイントロがちょこっとなので、余計に『気ィ使ったか？』って感じがアリアリで。
全体的にあのシーンの選曲はちょっと…って感じでしたね。

スコアは、リュック・ベッソン作品ではこの人！なエリック・セラ。
印象としては『ちょっと大げさ』な感じでした。
でも、あのストーリー展開の中ではちょっと、曲で盛り上げなきゃ！ってトコだったのかしら？(^m^ )


ライブ・アクション（3Dアニメに対して、実写はこう呼ぶんですか）担当（ミニモイになってからは声も担当）のアーサー役フレディ・ハイモア君。
覚えにくいなぁ～。絶対忘れちゃうよ。
『チャーリーとチョコレート工場』の時からは、ちょっと大きくなったなぁ～って印象。
でも、カワイらしい顔は健在で笑顔がとってもキュートです。
13歳ながら、このそつの無さは何なんだろう?!
素朴で真っ直ぐなのに、不思議と説得力のある演技（表情？）が観る側にスーっと染みこんできます。

ミア・ファロウがおばあちゃん役というのも、時代の流れを感じてしまいました。
アーサーがミニモイの世界に行ってしまってから、時折人間界の様子が出てくるんだけど、おばあちゃんが心配そうでねぇ。
思わずかわいそうになってしまいましたよ。
でも、睡眠薬を飲んだ途端に寝入ってしまうほどの量だったら死んでるんじゃね？とか突っ込んでみたりもして…。


アーサー側の家の問題（ミニモイの世界にも影響あるけど）は解決したけど、ミニモイと悪魔マルタザールとの問題は解決してないんだけど…？
と思ったら、やっぱり続編があるんですね。
最近、すっかり続編ありきの映画が多くなってきてる気が…。
シリーズ化してもイイけど、とりあえず１話完結にしてほしいわ。

でも、きっと続編ではマルタザールの出番が多くなるだろうし、ちょっと楽しみ♪


まぁ、たまには息抜きで観るのもイイんじゃない？って感じですかねぇ～。
ミニモイ族のキャラクターは魅力的で表情も豊かだし、映像はすごくキレイなので興味のある方は是非劇場でご覧になる事をおススメします。


アーサーとミニモイの不思議な国