KatzeCafe

虐待防止プログラム





 【 虐待防止プログラム_2005 】



地域猫という呼び名が嫌いです。

理念は正しいと思うし、そうなったらどんなにいいかと思いますが、

どこの地域にも動物虐待者がいる、この時代にあって、

あまりにも安楽な理想だと思うから。


外で暮らす猫が誰にも邪魔されず、交通事故の危険もなく、

食事や寝る場所に困らないようになるには、どうしたらいいのか。


ほんの少しのことしかできないのはとても歯がゆいけれど、

いまできることをあらためて始めてみたいと思っています。

(2005.3.6)




<3月のプログラム>

3月8日(火)
キジシロ(メス 2才前後)捕獲。仮称サチちゃん。
避妊手術と3種ワクチン接種。リリース予定。
ただし、体重少ないし、片目白濁してるし、
リリースできるか不明。


3月9日(水)
二兎を追うものは一兎をも得ず。
午前5時、撤収。


  10日(木)
キジママ(地下s姉)とその子ども2匹の予行演習。
キジママってば捕獲器に入ってカツオだけ食べて、
何事もなく出てきた。二度も。


  11日(金)
キジママ、お連れしました。
その子どもの茶トラ君、続いてお連れしました。
避妊手術と5種ワクチン接種。
回虫薬・フロントライン投与。


  12日(土)
キジママの子ども、キジシロお嬢をお連れしました。月曜に獣医さんへ。
夜、キジママをリリース。
茶トラ君は保護体制。みち猫さんに預かっていただくことに。


  13日(日)
サチさんはめでたく体力が回復したらしく、猛獣に戻っている。駆虫薬ドロンタール投与。
深夜、急遽茶トラのメスちゃんを捕獲。明らかに妊婦さん。


  14日(月)
妊婦の茶トラメスちゃんはみち猫さんが継続保護してくれることになった。
午後、キジシロ(男の子だった)が手術中に亡くなる。
死後のレントゲンで横隔膜ヘルニアと判明。
日曜から不調を訴えていたのに気づかなかったわたしのミス。
後悔しても彼は戻ってこない。


  15日(火)
キジシロを荼毘に付す。無言の帰宅。名前は創にした。
息子の勧めでサチを継続保護することに。ケージから解放。


サチは毎度きちんと威嚇するが、マーチよりましと息子談。
もちろんマーチはわたしに威嚇などしない。
ただし、ナオよりも怖がりなのは確か。
慣れた順に里子へ行ってほしい。


16日(水)
ルカの移動日。都内のK様宅で預かっていただくことになった。
捕獲はお休み。


17日(木)
茶トラの妊婦猫、かおる逃亡。


23日(水)
かおる見つからず。
目撃情報は引き続き入っている。
見ず知らずの猫のことでわざわざ連絡をいただけるのは
とてもありがたい。


30日(水)
きのうまで、フルメンバー(地下sママ、キジママこと地下s姉、茶ーちー、クックン、
クレオ&ベス兄弟のキジシロ僕たんと茶トラ僕たん、おっちゃん)が
3日間そろった。
今日はパン屋側の茶トラ2匹(茶トラ僕たん、おっちゃん)が来ない。


31日(木)
キジシロ僕たんが来なかった。

地下sママはたいてい階段の下で待っている。
今日は茶ーちーまでもが敷地の入り口で待っていた。
2匹と一緒に坂道を下り、斜め向こうの荷捌き所植え込みまで歩く。

寝過ごして3時を過ぎると誰も来ないことがある。
キジママこと地下s姉が少し遅れて来てくれた。
今月リリースしたのはこの子だけ。






  













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