りんご病

■□■　りんご病（伝染性紅斑） ■□■

突然なりますが、赤くなったときにはもう人にうつらないんです

■　どんな病気？

・りんご病は、ヒト・パルボウイルスＢ19という名前のウイルスによる感染症です。感染経路は飛沫感染が主で，潜伏期は６～11日，発疹がでるのに16～18日かかります。

・大人の方がかかると、熱や関節痛などの症状が強く、特に妊婦さんは流産の原因になることがあり、注意が必要です。
（妊娠中に上の子が感染した場合は必ず産婦人科で相談するようにして下さい）

■　どんな症状がでるの？

ほっぺが赤く腫れてきます。ほてっているみたいになります。かゆみをともなうことがあります。

だんだん、手足に移動(赤い斑点やレース状にひろがります）

1週間ぐらいで消失します。

・大人の方がかかると熱がでたり、関節痛などの症状が強くでたりします。（発疹が出る１週間～10日位前に，発熱，筋肉痛，倦怠感がみられることがあります）

■　治療

・自然治癒。

・対象療法のみで、関節痛に対して鎮痛剤が、かゆみがあるときはかゆみ止めが処方されます。

■　いえでは？

・お風呂・・・長湯だと赤みが強くなったり、長引くので、シャワーのほうが無難です。

・外出・運動・・・血行がよくなると赤みが長引きます。

■　こんなとき受診しましょう

・高熱が出たり、かゆみが強くなったとき　

・熱が出てきたとき

■　保育園・学校は？

・ほっぺが赤くなったときはもうすでに移る時期がすぎています。熱がなければいってかまいません