赤ちゃんのめやに■□■ 赤ちゃんのめやに ■□■■ どんな病気? めやにの多くは細菌性の結膜炎が原因で、たいていは目薬の点眼で治ってしまいます。白目の部分が赤く充血したり、涙が出たり、まぶしがったりという症状がよくみられます。これらの症状は結膜炎のほかに、さかさまつげや先天鼻涙管閉塞という病気でも起こります。 ・さかさまつげ・・赤ちゃんはほっぺたがふっくらしているので、下まぶたが押されて内側を向いてしまい、逆さまつ毛になることがあります。 5ヵ月を過ぎて、顔がほっそりしてくれば、自然に治るので心配ありません。 ・先天鼻涙管閉塞・・生まれつき鼻涙管の通りが悪いので、涙やめやにが絶えません。 たいていはブジーという細い針金を鼻涙管にいれる治療でよくなります。 ■ どんな症状がでるの? 目のふちに膿色のものが付着。起きたときに多い。 ■ 家ですること 軽いものなら自然に治ることもあります。 きれいなガーゼで目やにをふいてあげましょう。 また、受診すると大抵、抗生剤の点眼薬が処方されることが多く、2~3日以内にはなおります。 目やにが続いたり、白目の部分が赤く充血したり、涙が出たり、まぶしがったりという症状が出た時には重大な結果をまねく場合があるで、必ず小児科または眼科医にみせてください。 (涙嚢炎から涙嚢周囲炎を起こしたり、病気で全身が弱っている時の結膜炎は角膜炎を起こす場合があり、治療が遅れると失明という最悪の事態をまねくことさえあります。) |