テーマ:支那(49)
カテゴリ:自然 生活 社會 醫療
中国華南在住。反日騒動に関しとても嫌な体験をしました。新聞テレビのニュースにはならないけど、一般人のレベルではこういう嫌がらせも蔓延しているんだっていう事をみなさんにお知らせします。 特に、ゴールデンウィークに中国旅行を計画されている人がいたら、絶対に中止するように伝えてください。お願いします。 おとといお客と同僚(日本人三名、通訳のマレーシア華僑女性一名)で近くの中華料理店にディナーに行った時の事。 時期が時期だけに、一応五つ星のホテルに目立たないように出かけ控えめに談笑しながら食べていた時、同僚が異物感を覚え吐き出してみると、黒い破片と細い棒状の物、よく見たらゴキブリの胴体の部分でした。 調べてみると、醤油味の炒め物のような色の濃い料理の中に小さく刻まれたゴキブリの黒い破片や足、半透明の羽と思われるものがちらちら混じっていました。一匹紛れ込んで間違って調理されたのではありません、丁寧に刻んであったのです。 気持ち悪さをこらえて必死に中国語で抗議しました。店員達は、最初は「そんなはずはない」「間違ってはいったのだろう」と適当な返答でしたが、途中から逆ギレし「小日本が何を言うか!」 他のお客達の視線も鋭くなりました。幸いマレーシア華僑の友人が広東語で店員とやりあってくれましたが(彼女も最初は日本人と勘違いされていた)、 「仕事でデモには参加できないが同じ気持ちだ」 「歴史を反省しない日本人を懲らしめてやるのが何故悪い」 等等、論理も何もない低レベルな言い訳を繰り返すのみ。 他の店員達も集まってきて私達を取り囲んで威嚇しはじめ、身の危険を感じとにかくお金は一切払わないで帰ってきました。店を出たとき、店内から拍手する音があがったのには怒りとくやしさがこみあげてきました。 釈然としない思いで、昨日別の友人(外資レストランでコックをしているシンガポール人)と話す機会がありました。 前日の不愉快な体験を話すと「言いづらいが、私にもそういう嫌がらせを進める携帯のチェーンメールが回ってきた。」と言うのです。 「一人打一鬼」(一人が一人の鬼(=日本人のこと)をやっつけよう)というそのメールには、政府がデモを鎮静化する動きがあるため今後デモで愛国心を表現することは難しくなるが、日常生活において日本人に中国人の怒りを知らしめることはできるという内容で、 「日本人観光客には、笑顔で高く売りつけよう。釣銭をうやむやにしてやろう。」 「日本人客の料理に糞便・汚水・残飯等汚物を入れてやろう。にせの酒を高値で売りつけ、にせのメニューで高く請求しよう」 「日本人には間違った道を教え、タクシーはケタ一つ多く請求してやろう。反論してきたら,脅せ。」 「街で日本人を見かけたら、”中国侵略の歴史を知っているか?”と質問してやろう。大抵の日本人は答えられないから、正しい歴史を教育してやろう。」 というような内容で、特に日本のゴールデンウィークには観光客が中国に来るので、我々の怒りをおおいに示すチャンスだ、とあったそうです。 友人によるとこれ以外にも項目があったようなのですがメールを削除してしまって憶えていないとのこと。まるで小学生レベルの嫌がらせです。 彼の話ではちゃんとした料理人なら客が何人でもこんなくだらない悪さはしないし、第一厨房は忙しいので、いちいちイタズラしている余裕はない。 レベルの低い店や大きくてもずさんな管理のレストランで、ヒマな時間帯に目立つ日本人観光客がいたら、ありうるかもという事でした。 にせのお酒を売りつけるのは店の大小問わずかなり頻繁で、特に日本人観光客は、中国酒本来の味をよく知らないと思われていて、にせものを給仕することが結構あるそうです。 質の悪いにせ酒には工業用アルコールが含まれていて、ゲリをおこしたり危うく失明しかけたという人もいます。ご注意! おつりや運賃をごまかすのはもう日常茶飯事と言っていい。 よく、「ガイドさんが大丈夫って言うから」「ガイドさんについていれば大丈夫」と言ってるのんきな中高年旅行者がいますが、現地ガイドはお客と一緒に食事はとらないものだし、多くは地元業者とつるんで日本人をカモにしています。 平成十七年四月二十二日 クライン孝子の日記 より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月23日 13時29分08秒
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