以前はハードディスク上のMP3を再生しながらCDをMP3変換すると時々音が飛んでいたのだが、パソコンをエプソンAT九五一に換えて快適に行えるようになった。ハードディスクの容量も増えたのでまたCDのコピーを始めた。現在所有CDは約二千枚。今のところPCにコピーしてあるのは約五百枚。いずれは全部PCにコピーしたいと思っている。
PCで音楽を聴くようになって気が付いたのだが、CDをMP3に変換すると音が良くなる。もちろんある程度ビットレートは高くする必要がある。僕は三百二十キロビット毎秒で変換している。圧縮率は約五分の一なのでMD並み。
音が良くなる理由はおそらくCD再生に起因するジッターが無くなるからだろうと思っている。
そこで考えたのが究極のCD再生装置。CDを入れたらまずデータを残らず読み込んでメモリーに入れてしまう。もちろん非圧縮。次にモーターを止め、トランスデューサー系の電源は全部落としてしまう。後はAD変換だけを動かしてメモリー上のデータを再生する。
キャッシュとしてハードディスクを搭載すればCDを入れるたびに読み込む手間が省ける。もちろん再生時にはハードディスクを止める。
以上の構成をハイファイ・オーディオメーカーが設計すれば安くて高音質のCDプレイヤーが出来上がると思うのだが。
平成十七年 七月二十四日
吉田拓郎「夏・二人で」を聴きながら