テーマ:事件 犯罪 司法 其ノ二(50)
カテゴリ:事件 犯罪 司法
舊暦十二月廿八日、御用仕舞ひ、お七火事。師走、蕗の花咲く。 國鐵田端驛(東京都北區)で先月末、出勤途中の男性が見知らぬ男から突然毆る蹴るの暴行を受けた。恐怖感にかられて一囘毆り返すと男は顛倒、意識不明となつてしまつた。早朝の出勤時間帶で目撃者が去つてしまつたこともあり、男性は傷害容疑で逮捕された。その後正當防衞が認められ釋放されたが、普通の會社員が「逮捕される」こと自體、生活の破壞につながりかねない。「襲はれても反撃するな、といふことか」と男性。通り魔事件が續發する中、自分の身を守る難しさを考へさせられる。 で通勤客にいきなり頭突きするなど暴行。男はさらに發著場を降りて線路を横切り、同線内囘り發著場に移動、男性(三十四)=北區=に襲ひかゝり、顏を何度も毆つたり蹴つた。「殺されてしまふ」と男性が反撃、男の顏を一囘毆つたところ、男はあふむけに顛倒して意識を失つた。 男性は驛員に警察への通報を依頼。男性は鼻の骨を折るなど全治三週間のけがを負つたが、病院で治療後、瀧野川署に任意同行を求められた。「身を守るために一囘毆つた」と説明したが、男は顛倒した際に頭の骨を折つて重體となり、同署は、目撃證言など客觀的な證據が不十分、男が死亡する危險がある─ことから、午後五時すぎに傷害容疑で男性を逮捕した。 同署が驛に情報提供を求める看板を設置するなど搜査を進めた結果、男性が男から一方的に毆られた末に反撃したとする目撃證言が集まり、最初に襲はれた被害者も名乘り出て被害屆を 出した。男性は翌廿八日に送檢され、東京地檢の判斷で釋放された。 男は今月六日に退院し、傷害容疑などで逮捕された。調べによると住所不定、無職、山本和弘容疑者(四十八)。「覺えてゐない」と供述してゐるといふ。 いきなり襲はれた被害者が逮捕される事態になつたが、瀧野川署は「目撃證言が乏しい段階で、男性が山本容疑者を毆つて重體にさせたといふ事實がある以上、逮捕は適切だつた」と説明。白鴎大法科大學院長の土本武司氏は「正當防衞になる可能性があるにしても、片方の當事者が意識不明の情態で、片方が『身を守るためだつた』と供述しても、裡付ける確たる證據がなければ、逮捕はやむを得ない」と話してゐる。 (平成廿年九月十日 午前一時十一分 産經新聞) 旧暦十二月廿八日、御用仕舞ひ、お七火事。師走、蕗の花咲く。 国鉄田端駅(東京都北区)で先月末、出勤途中の男性が見知らぬ男から突然殴る蹴るの暴行を受けた。恐怖感にかられて一回殴り返すと男は顛倒、意識不明となつてしまつた。早朝の出勤時間帯で目撃者が去つてしまつたこともあり、男性は傷害容疑で逮捕された。その後正当防衛が認められ釈放されたが、普通の会社員が「逮捕される」こと自体、生活の破壊につながりかねない。「襲はれても反撃するな、といふことか」と男性。通り魔事件が続発する中、自分の身を守る難しさを考へさせられる。 で通勤客にいきなり頭突きするなど暴行。男はさらに発着場を降りて線路を横切り、同線内回り発着場に移動、男性(三十四)=北区=に襲ひかゝり、顔を何度も殴つたり蹴つた。「殺されてしまふ」と男性が反撃、男の顔を一回殴つたところ、男はあふむけに顛倒して意識を失つた。 男性は駅員に警察への通報を依頼。男性は鼻の骨を折るなど全治三週間のけがを負つたが、病院で治療後、滝野川署に任意同行を求められた。「身を守るために一回殴つた」と説明したが、男は顛倒した際に頭の骨を折つて重体となり、同署は、目撃証言など客観的な証拠が不十分、男が死亡する危険がある─ことから、午後五時すぎに傷害容疑で男性を逮捕した。 同署が駅に情報提供を求める看板を設置するなど捜査を進めた結果、男性が男から一方的に殴られた末に反撃したとする目撃証言が集まり、最初に襲はれた被害者も名乗り出て被害届を 出した。男性は翌廿八日に送検され、東京地検の判断で釈放された。 男は今月六日に退院し、傷害容疑などで逮捕された。調べによると住所不定、無職、山本和弘容疑者(四十八)。「覚えてゐない」と供述してゐるといふ。 いきなり襲はれた被害者が逮捕される事態になつたが、滝野川署は「目撃証言が乏しい段階で、男性が山本容疑者を殴つて重体にさせたといふ事実がある以上、逮捕は適切だつた」と説明。白鴎大法科大学院長の土本武司氏は「正当防衛になる可能性があるにしても、片方の当事者が意識不明の情態で、片方が『身を守るためだつた』と供述しても、裏付ける確たる証拠がなければ、逮捕はやむを得ない」と話してゐる。 (平成廿年九月十日 午前一時十一分 産経新聞) 女性天皇と女系天皇の違ひ 愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。 男┌女…雜系女子 ├┤ ┌女└男…雜系男子 男 ┌女…雜系女子 │ ├────┤ (神武天皇) 女│女┌女…男系女子=愛子内親王└男…雜系男子 ├┤├┤ 神倭伊波禮毘古命┌男└男└男…男系男子=悠仁親王 ┌女…男系女子 │ │ │ ├────┤ │ │ │┌男…雙系男子 女 └男…男系男子 ├────┤ ├┤ │ │ │└女…雙系女子 │ │ │ 多多良伊須氣餘理└女┌女┌女…女系女子 ├┤├┤ 男│男└男…女系男子 │ └男┌女…雜系女子 ├┤ 女└男…雜系男子 從つて今次の皇室典範改正問題の論點は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。 コメントトラックバックは豫告無しに削除する場合があります
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最終更新日
2009年04月08日 22時38分38秒
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