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![]() 雨落ち工事は終了した。 雨受けの砂利は、那智黒玉砂利。 枠はツクモ石と御影の錆縁石。 ![]() 犬走りの傾斜がきつかったところは、石組みでカバーしている。 ![]() 石組みは野面積み。今回は施主さんの希望もあり、セメントを使わず、裏込め石のみで施工。 ![]() ステップも自然石仕上げ。 ![]() 北側は敷地横にある水路へ排水式にしてある。 ![]() 南側の石組みの雨落ちは自然浸透式、北側の日当たりの良くない面は排水式と地下の構造は 内容が別にしてある。 まだ当分雨の予報が出ていないが、施主さんも雨の日を楽しみに待ちますとのこと。 ミカモ石も錆御影も那智黒も、水に濡れると輝きが増すコンビ。 雨が楽しみだ。
![]() 昨年11月に伊勢神宮と別宮を参拝してきた。 3度目だったが、行くたびに新しい感動と発見がある。 ![]() これほどに自然風土と人工の建築物が崇高なまでに融合している場所が他にあるだろうか。 今回はじめて感じたことは、例えば拝殿の屋根の千木は、この角度でなくては成立しない なにかぎりぎりのところで決定された構造を持ち、そしてそのことを太古の昔からリアルな 技術のなかに伝えつづけてきているということだった。 人と神の交流、自然と人工の融合、見えるものと見えないものの対話というような二つの 道筋が交差する場所、いわばバツ点、十字形象を見えるかたちで建物の構造のなかの いたるところに忍ばせ、そしてそれを見えない背後の世界まで延展させ、しかものみならず、 巨木生い茂る神域の森の木立のそれぞれを柱と見立ててみると、そこに現れたのは、 神宮の森そのものがひとつの巨大な神殿で、たくさんの拝殿は森の木と木をネットワーク する結びのデザインとバツ点の形象で型どられているようにみえた。 これには心底感嘆した。 ただこんなことすら、古代の人たちの感得していたものの、ほんの一部にすぎないのだろう。 あるいは発想の出処が神様、いわゆるかんながらということなのだろう。 西行が、伊勢神宮にはじめて訪れた際に詠んだ句を、神の森を眺めながら思い出していた。 なにごとの おわしますかは しらねども かたじけなさに なみだこぼるる ![]() ![]() ![]()
書き込みに随分と間があいてしまった。 アップしておきたいことも沢山積もってしまったが、まあぼちぼち行きます. 去年のヒンプンのある庭のその後は、春の花の時期にあらためて紹介させていただきます。 今やっているのは、雨落ちという工事。 古いお寺さんなどでみかけるが、雨樋をつけずに雨だれを地面の砂利で受けて吸い込ませる 仕組みのもので、雨だれそのものを自然なものとして楽しむことができる。 完成間近の新築現場。 ![]() ![]() ![]() 雨垂れを受ける枠と土留めにミカモ石を使用。 やわらかく暖かい風合いを持つ石で、建物が土壁や土間のある落ち着いた質感によく合う。 産地である栃木のみかも地区の採石場まで5トンほど調達してきた。 ![]()
![]() この石は珊瑚の堆積岩である。 久高島で見たヒンプンは、年数を経て変色し苔むして深い味わいのものだった。 よくみると、海の何かの虫の化石などがはいっていて飽きない。 多孔質のため、炭のように空気を浄化する作用もある。そのせいかさわっていて気分が いい。 ![]() 今回おもしろかったのは、二人で左右にわかれて石積みしたことだ。 二人の性質や感覚の違いが微妙な差となって対称性が壊れていることで、逆にヒンプンに 動きをあたえている。これはとても愉快なことだった。 城壁の石組のようなものとは対称的に、何か有機的な生き物のように感じられて面白い。 これはまったく佐々木さんの参加のおかげだ。 ![]() いろんなかたちの陶片をたくさん用意してもらった。 とくにブルーの陶片たちは海を連想させ、白い石に動きをあたえてくれた。 ![]() ![]() ![]() 天端に鎮座するのは、佐々木さんのシーサー二体。阿吽の一対だ。 実にかわいくてしかもエネルギーに満ちている。 佐々木さんは陶芸家だが、合気道黒帯でもある。最近彼のこねた陶器はますます力に満ち てきているようだ。 ![]() ![]() ![]() 入口正面に立つと、ヒンプン越しにデイゴの花が夏に咲く。 今回の庭のテーマのひとつは「沖縄の光」だ。 さて、庭全体はこれから肉づけがはじまる。 ![]()
![]() 佐々木さんとヒンプン作りに汗を流す。 土台はブロック2列立てで分厚い壁面をつくる。 ![]() これに佐々木さんの作った陶器、陶片と沖縄から取り寄せた琉球石灰岩を組み合わせて 積み上げていく。 ![]() 石積みの定石からはずれて自由積みだ。 ![]() 基礎工事から約一週間かけて仕上がった。 ![]() ![]() 詳細は明日アップします。
![]() 生垣はイヌマキだ。 最近はなかなか見かけなくなってきたが、個人的には好きな生垣だ。 4,5年経って密になってくるとなかなか美しい。 梅雨のはずなのに連日の猛暑、雨も少ない。 庭作りも天候をみながら工程を組み替える。 人工自然を作るのだから、自然には逆らえない。 庭作りの楽しさは自然の縮図を作ることではなく、知らぬ間に植物達にお使えしている 自分を発見したときの愉悦にあると思っている。 ![]()
今年も来ましたね、40度にせまる猛暑。 埼玉の熊谷にも近いここ比企郡でも今日は相当でした。 去年から日常的に、少しだけ天然塩を溶かした湯冷ましを日に2,3リットル飲んでいる。 これが随分体調を整えてくれる。 どんなに暑くても夏ばてはない。腹七部目の食事と無意識的にやっている複式呼吸。 やっぱり呼吸力が大事です。 植物のような呼吸になりたい、それがもっかの野望(?)だ。 ![]() さて、今日も大物の庭木達との四つ相撲の植え込みが続く。 少々アクシデントを乗り越えつつ、なんとか乗り切る。 大物が数本入ると、大分新築の家の様子が変わり始めます。 ![]() さてここからスタート、というところです。
![]() 今日はようやく梅を植え込んだ。 一本でも雰囲気が変わってくるのはさすが植物の力だ。 庭仕事をしていると、植木一本のエネルギーにかなわないなあとよく思う。 実際、ある程度大きい樹木一本を植え込むのはかなりのエネルギーがいる。 今日明日は3人体制で植木達とがっぷり四つ相撲だ。 どすこい! ![]()
![]() いよいよ夏至とともに真夏日だ。 現場では石組みと土の掘り返し作業が続いている。 ![]() ここは目の前の河原で蛍がたくさん飛ぶらしい。 縁側で夕涼みしながら蛍見物ができる。なんともすてきな環境ですね。 さて明日は植栽をすこしやる予定だ。 出番待ちの植木達が「まだかいのう?」と控えている。
庭作りのテーマから突然ギヤチェンジではあるが、、、 やっぱり腸というものがものすごく重要だ、と明け方思い立った。 身体感覚のひとつのポイントとして、昔から腹のことは様々に取り上げられてきたが、 腸内細菌とくにいわゆる善玉菌といわれる微生物と、腸に閉じ込めている空気の質が ヒトのからだのみならず、思考や行動にも深く影響をあたえている、と。 普段気にもとめない体の内側でおきている事。これを普段気に留めることの中心にすえて みると、これまで認識してきた世界の裏表がひっくり返って今まで隠れていたことが見えて くるように思う。 ヒトは脳に偏りすぎてきた。 ヒトは実は腸で考えることができる。 そして脳の思考は環境と情報に振り回され続けるが、腸の思考はそれらに影響されない。 身体の声を聞くことの重要性は昔から様々に言われてきたが、そのほんとうのところと 実感は腸内活動と密接に関係している。 生命力の根源とヒトは腸で結ばれている、と確信しはじめたことを庭仕事と平行して探って いこう。(つづく) │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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