北海道ツーリング記 32001年、3回目の北海道ツーリング。今回も、計画立ててってのは無理でしょう(笑) とりあえず今回は道東方面ってことで。 2001年8月10日。 フェリーの予約もしないままに出発。 キャンセル待ちは、もはや定番(笑) なんとかフェリーに乗り込み、北海道へ向けて出航~。 船旅も3回目ともなると、退屈。 昼寝したり、昼寝したり、昼寝したり・・・て、昼寝ばっかりかい! 上陸初日の予定くらいは立てたけどね(^^; 8月12日早朝、北海道上陸。 富良野方面へ向かう。 どこをどう走ったのか、富良野に到着。 地図にマーキングしてあるんだけど、数年分のマーキングが重なって どのマーキングがどの年のものなのか、判別不能な状態。 日記でもつけておけば良かった。 多分、今回は樹海ロードから国道237号を北上したんだと思う(^^; 富良野では定番の「ファーム富田」へ。 よく手入れされた花畑がキレイ。 ラベンダーソフトとラベンダーカルピスを買う。 味は・・・ビミョウ(笑) 富良野を後にし、十勝岳を経由して美瑛へ。 今思うと、十勝岳で吹上温泉行っときゃ良かった。 美瑛では、これまた定番の丘やら木を見る。 ケンとメリーの木、セブンスターの木、マイルドセブンの丘・・・。 そろそろ陽が傾いてきたことだし、今日の宿を決めないとね。 ってことで、「21世紀の森」へ向かうも、ハズレ。 温泉だけ入って、「とうまスポーツランドキャンプ場」へ。 翌日は、ひたすら東を目指す。 途中、層雲峡、銀河の滝、流星の滝を見る。 銀河、流星って・・・変な名前。 石北峠で一休み。 みやげ物屋で、エゾシカの角を売ってるのを発見。 ダンナが1万2千円(値切った)で購入。 左右セットで、形・大きさも良いほうだと思う。 うん、いい買い物したんじゃない? でも・・・邪魔! 車だったらいいんだけどねぇ。 満載の荷物の上に角を置いて、タオルでカバーしてネットで固定。 乗り降りしにくいし、荷物の積み下ろしのたびに 「最後のほうで買えば良かった・・・」って。 さて、いつまでものんびりしてる時間はない。 今日中に知床に行きたいからね。 国道39号→国道334号と、ひたすら東へ。 斜里町側から知床峠へ。 いかにも熊が出てきそうな雰囲気。 道路の両脇には熊笹がいっぱい。 ふと見ると・・・キタキツネ発見! バイクを止めて寄ってみたけど、完全無視(^^; 草むらをじーっと見つめてたかと思うと、いきなりジャンプ。 次の瞬間、口には野ネズミが! キタキツネの狩りの瞬間を見れるなんてラッキー♪ 今日の宿は、これまた知床の定番「国設羅臼野営場」。 ここはキャンパーが多く集まってくるので 早めに行かないとスペースを確保できない。 テントを設営して、ふもとのセイコーマートへ買出し。 その後はキャンプ場前の「熊の湯」で温泉の堪能。 この「熊の湯」、無料の天然露天風呂なんだけど 男女別・更衣室あり・シャンプーOKという、ありがたい温泉なのだ♪ ただ、湯温が高く、川の水を入れて温度調節するんだけど ヌシ(地元のジジババ)がいると、水を入れると文句を言われるのが難点。 深夜でも早朝でもヌシがいるんだよなぁ。 翌朝も「熊の湯」に入る。 んー、朝から温泉なんて、贅沢じゃのう。 羅臼側へは行かず、来た道を引き返す。 知床五湖へ行くためだ。 山を下り、さらに北上して知床五湖へ。 一湖から五湖まであって、1周すると約1時間かかるらしいけど 30分足らずで1周したよ(^^; ここは時々熊が出るらしく レストハウスには熊の目撃情報とか張り出してあったよ。 熊を見かけたら知らせてくれという内容の張り紙もあったなぁ。 熊は見かけなかったけど、鹿のフンならゴロゴロ落ちてた。 さらに来た道を引き返す。 オシンコシンの滝を見た後は、摩周湖へ。 国道334号から道道1034号へ入る。 裏摩周の少し手前の「神の子池」へ。 ここも定番。 ツーリングマップルには必ず載ってる。 この「神の子池」、摩周湖の伏流水が流れ込んでできた湖で 年間通して水位・水温がほとんど変わらないんだって。 ここにいくには、看板があるものの、見づらくわかりにくいんだよね~。 しかも、道がダートなもんだから 「ホントにこの道でいいの~?」って。 ただ、道が悪い分、観光バスなんかは入り込めません。 次は摩周湖へ。 裏摩周へ行ったのは、駐車場が無料だから(笑) 第一、第三展望台は、バイクでも駐車料金をとるらしい。 「霧の摩周湖」と言われるだけあって、よく霧が出るらしい。 初めて訪れて、晴れた摩周湖を見ると、女性は婚期が遅れるとか言うけど・・・ めっちゃ晴天でした! ま、すでに結婚してるからどうでもいいけどね。 ちなみに男性は出世が遅れるとか、不能になるとか・・・。 誰が言い出したんだろうね。 ま、それくらい晴れてるのは珍しいってことなんだろうけど。 開陽台にも行きたかったんだけど、時間的都合でパス。 道道150号→道道885号→国道243号→国道241号を通って阿寒湖へ向かう。 さっきまで見ていた湖(知床五湖、神の子池、摩周湖)は水面は穏やかだったけど ここは波立っている。 ちょっと海っぽいかも。 アイヌコタンを散策したあとは、今日の宿探し。 付近には良さそうなキャンプ場は無い。 日が暮れる前にはテントを張りたいので、急いでキャンプ場を探す。 今日のお宿は本別町の静山キャンプ場。 無料だけど、設備はイマイチ(^^; でも温泉近いし、まぁいいか。 今日の目的は、帯広の豚丼。 有名どころの「ぱんちょう」へ向かう。 開店1時間前だというのに、すでに並んでる人がいた。 私たちも列に並ぶ。 開店する頃には、長蛇の列ができていた。 味は・・・うん、美味しいと思う。 肉が多く、食べ応えは充分。 ただ、何時間も待つ価値があるかどうかは、ビミョウ。 話のタネに、一度食べておくのもいいかなって感じです。 このあと、再び富良野へ向かう。 ツーリング雑誌「ツーリングGO!GO!」の読者ミーティングがあるのだ。 集合写真の撮影時間には間に合わなかったけど ライダーは何人か残っていた。 記念撮影して、記念品をもらって出発。 そろそろ小樽港へ戻る方向で走らないとね。 今日の宿は「北海道こどもの国キャンプ場」 オートキャンプメインで、予約が必要らしいけど その辺の空いたスペースにテント張っていいよって。 テントを張って、お風呂へ行く。 さらに山奥へ走ること10分、スキー場近くのホテルで日帰り入浴&晩ごはん。 キャンプ場に戻り、荷物の整理をしていたら ゴミを捨てに行ったダンナが戻ってきて 「フクロウ!フクロウ!」って。 何?フクロウ!? カメラを持って、慌てて見に行く。 おお。ホンマにフクロウや! カメラを持って追い回して、写真を撮った。 夜だし、めいっぱいズームきかせたせいで、フラッシュが届いてなくて キレイには写らなかったけど、一応撮れた。 野生のフクロウなんて初めて見たよー! 翌日は小樽港へ。 当然のことながらフェリーの予約はしていないので、キャンセル待ち。 お昼頃にフェリーターミナルに到着し キャンセル待ちの受付場所に荷物を置いて、プチツーリングへ出発。 キャンセル待ちの受付は午前3時からだから それまでに戻れば大丈夫。 といっても、深夜まで走りたくは無い。 羊蹄山を1周して帰ってこよう。 国道5号線を余市、仁木町と走り 羊蹄山を反時計回りに周る。 途中、「羊蹄山の湧き水」「羊蹄ふきだし湧水」で水を飲む。 めっちゃ美味しいってことはない。普通に水の味。 小樽運河を散策してから、フェリーターミナルへ。 おお。いるいる。 予約もせずにキャンセル待ちしてるオロカモノ共が。 私もその一員だけどね~(笑) 無事にフェリーに乗り込んで、今回の旅は終了♪ |