カテゴリ:カテゴリ未分類
「この四十年で人類も進化した!気をつけろ!」 このバビル2世の台詞が、本作の作風を物語ってますね。 「バビル2世 ザ・リターナー」は、原作の四十年後、2010年現在の日本を舞台に、古代バビロニアのオーバーテクノロジーを巡ってバビル2世とアメリカ合衆国が戦争を繰り広げるというスピンオフ作品です。 もう、はまっちゃってます。現在進行形で。出退勤途上で読み返し。 あ、私、バビル2世の原作、読んだことありません。精々、ジャイアントロボのOVAでビッグファイア様になってるのを見て、ファンサイトでストーリー齧った程度です(苦笑) そもそも、横山光輝さんの作品は三国志と水滸伝ぐらいしか読んだことないんですよね、なんか凄い勿体無いですけど。 そんな、私にしてみれば、バビル2世は「よくは知らないけど昔、活躍してたヒーロー」ぐらいの認識なんです。あとは、三つのしもべとヨミぐらいしか知らない。 それが、リターナーを読んだら、もう陥落しちゃいました。なにこれ。面白いんですけど。 って言うか、ポセイドンとロプロスが大変なことに!ポセイドン、ロボットっていうかエヴァかと思いましたよ!あと、ロプロスはロードビヤーキーかと!そもそも、旧支配者って呼ばれてるし(苦笑)まぁ、全然、いいんですけどね、「バビル2世の3つのしもべは実は旧支配者だった!」って。 確かに、外宇宙生命体、超能力を駆使する巨大生物ですから、クトゥルー神話とリンクさせても色々と問題なさそうですし……それを支配しているバビル2世は、どれだけ凄いんだって話ですが。 あ、設定だけじゃなくて、描き方も好きですよー。 特に見開きの使い方。ポセイドンがイージス艦の真上に突っ込んで来る所の迫力がグッド。 あと、アメリカ軍が強い。映画の「トランスフォーマー」のアメリカ軍に、サイキックソルジャー部隊を追加したといったらイメージし易いでしょうか。 なんていうか、圧倒的じゃないんです。 勿論、バビル2世の超能力や三つのしもべは脅威的ですが、アメリカ軍にだってポセイドンと互角に打ち合えるレールガン搭載型の駆逐艦がある。ロプロスに空中戦で追従できるラプター部隊がある。おまけにバビル2世の超能力を研究して作ったサイキックソルジャー部隊は劣化とはいえ、十分、人間離れしている。 だから、もしかしたらバビル2世やられちゃうんじゃないか?とかって思えちゃう。 じっくりと演出されている分、話の展開はゆっくりですが、バビル2世の真意もまだ謎のままですし、そこがどうやって明かされていくのかなども、今後が楽しみです。 あと、機会があれば、原作の方も読みたい^^; 超能力少年ビッグファイア バビル2世 ザ・リターナー1巻 「出版界激震!バビル2世、復活」 バビル2世 ザ・リターナー2巻 「コミケ3日目、お台場にポセイドン上陸!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月10日 01時41分20秒
コメント(0) | コメントを書く |
|