テーマ:遊戯王(494)
カテゴリ:TCG
だって、皆、デッキに入れるから。寧ろ、入れない理由が無いじゃんね。 何故かといえば、遊戯王OCGのルール上、絶対に腐らないんですよ、このカード。先行でも後攻でも。だから、40枚中、1枚は必ず壺になる(超重武者以外)。実質、39枚のカードで構築することになってしまう。駄目なんですよ、そういうのは。 逆に、サンボルは「先行や敵モンスターに破壊耐性有だと腐る」し、羽箒も「先行や相手に伏せカードがなければ腐る」。そして、両者とも「カード1枚分、妨害札(手札誘発)を引ける可能性を失ってる」んよね。 どっちも強力なパワカではあるんだけど、相手次第で必ず使える訳じゃない。そして、今の遊戯王では1ターンでライフ8000を削り切るぐらい、もはや常識の世界のスピード感なので、1枚でも妨害札を引けない場合、そのまま押し切られる可能性が高い。 寧ろ、モンスターのカードパワーと展開スピードが強くなり過ぎた結果、サンボルや羽箒みたいな強力な捲り札じゃないと、後攻で相手の制圧盤面を崩せないまであるので、しゃあなしに許されてる感はある。昔の遊戯王OCGを知ってる身からすると「サンボルと羽箒は、まぁ、禁止だよね。明らかに強すぎるし。下位互換もいっぱいあるし」だったんだけど、今や「サンボルと羽箒でもなきゃ崩せる気がしない。でも、先行だったら1枚分、腐るな……」って世界なのよね。結局、特殊召喚回数に制限が無いOCGで、モンスターの効果と展開能力が徐々に徐々にインフレ化していった結果、サンボルや羽箒ほどのパワカでなければ威力不足になっちゃったんだろうなぁ……。 要は、「サンボルや羽箒は強かったので禁止されたけど、今の時代では必要だから許された」けど、強欲な壺は「強いとか必要とか以前に、ルール的に絶対使われるから一生許されない」だと思われます。(エラッタされない限りは) 本当はね、強欲な壺みたいな「どんなデッキでも絶対入るカード」って、刷っちゃ駄目だとは思う。カードゲームのデザイン的に。 個人的には、手札誘発も、その枠だと思うんだけど、ないとゲームにならないのと、まだ腐る場面があるから許されてる感はある。必要悪という意味で。インフレが悪いよ、インフレが……。 別に手札誘発が嫌いという訳じゃないんだけど、既存のOCGプレイヤー以外は手札誘発に思い入れがないのが問題かも。今こそ、手札誘発使いの主人公が活躍する新アニメが必要かもしれませんね。「教えてやる。俺のデッキは40枚すべてが手札から発動できる!」みたいな。エースカードは冥府の使者ゴーズのリメイクでいこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月01日 21時44分01秒
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