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日本・アンチテキパキ党

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2006.05.25
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さぁ本命だ。
この人物に関しては数パターンあるので分けることにする。


【DQN】(ドキュン)人生に確固たる目的も持たず、反社会的な行動をとったり、自堕落な生活を送る者の蔑称。もともとは低学歴者に対する言葉だったが、現在では、社会常識に欠けている者、または知性に乏しい者全般を指す(2ちゃんねる用語サイトより抜粋)


カツ・コバヤシ(難波圭一)
(機動戦士Zガンダム)



ガンダム世界におけるDQNの代名詞にして元祖。通称・DQN初号機。
1st時代の彼は零号機と呼称される。
ちなみに弐号機はハサウェイ・ノア。参号機はシン・アスカ。
量産タイプの一つにモーリス(交響詩篇エウレカセブン)が確認されている。

元・ホワイトベースの孤児にしてハヤト・コバヤシとフラウ・コバヤシの養子。アムロを慕い、自分も宇宙に行ってアムロのように戦いたいという思いからエゥーゴの戦いに参加……したまでは良かった。が!
まだまだ子供で実力が伴っていないにもかかわらず、カミーユや上官に対し自己中心的で反抗的な(カミーユに対しては嫉妬も絡んだ)言動・態度を繰り返し、無断出撃や捕虜逃走幇助などの身勝手な行動を重ねに重ねていく。画面に登場していると平均10秒に1度は生意気行動・ムカツキ言動が飛び出すという凄まじさ。しかも行動結果をろくに反省せず同じことを繰り返したり、たまたま良い結果が出るとさらに生意気になったり、悪い結果になると他人に転嫁したり。
彼が金髪でウサ耳で緑色の大きな瞳をもつ月の王子様だったりしたら逆に爆発的人気が出たのだろうが(主に腐女子の皆様に)、哀しいかな顔はごく普通の地味系だった。当然のようにファンの総スカンを喰らう。
その最期はよそ見して隕石激突の上ビームサーベルで焼かれるという、ある意味伝説級の素晴らしさであった。
再放送の実況などでは、その姿が画面に出るたびに「氏ね」「ウゼー」などなどなどを連呼され、彼を相手にするハメになった人物が常に熱烈に応援され、死亡時には視聴者のほぼ全員がスタンディングオベーション&爆笑、などといった凄まじい現象が見られる。
また、

・この広大なネットの海ですら、嫌いというサイトは多数あっても好きというサイトを発見するのが非常に困難
・彼に勝手に惚れこまれしかも殺されたサラは、シロッコの側近でカミーユともかなり絡むという結構な重要人物であったにもかかわらず、フォウやロザミアやファやエマ、レコア、ハマーンといった女性キャラよりも影がうすい。パプティマス様命だったにもかかわらず勝手にカツとカップリング扱いされたことが原因と思われる。彼女が主役の「ハーフムーン・ラブ」は「カツの出撃」と並んでZの中で最もいらない話ワースト5にランクインするらしい
・ゲームの製作者からも嫌われ、ステータスは常に最悪にされる(結果、ゲームをプレイしたファンからさらに嫌われる。筆者はスパロボ系をプレイしたことがないのでよく知らんが)

という状況はさすが宇宙世紀一のDQNと称されるだけのことはあり、なかなかに強烈なものがあった。1stにおいてホワイトベースのマスコット的存在だったにもかかわらず、何故ここまで彼が嫌われるのかは宇宙世紀の歴史の謎の一つとされており、現在、警視庁刑事部捜査一課時空班の捜査対象として挙げられている。

だが、最近になってそのキャラクターが再評価される傾向が強まっている。
当時のZファンが成長し大人になったということもあるだろうが、何といっても後進が凄すぎるというのが最大の要因だろう(特に「やめてよね(ry」砲と、大スクリーンでいきなりナニした某碇の息子)
嫌われまくっていた2chにおいても萌えスレが立つようになり、いざという時カミーユを助けるなどのお役立ち度が見直され、「カツウゼー」の代わりに「カツスゲー」なる造語まで生まれた。
その矢先に公開されたのが、劇場版Z。そこでファンは、新たなる初号機の姿を目にすることになる。

File.3-2へ続く。





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Last updated  2006.05.25 20:43:04
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