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2009年06月23日
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カテゴリ:ペルー旅行記

↓バジェスタス島の野生のアザラシ(ペルー)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
バジェスタス島


~旅行期間:2009年4月23日から5月4日~

8日目

朝7時30分ホテル出発。
ホテルのロビーにいた人は、ブタインフルを警戒し、マスクを着用していました。

パンアメリカンハイウェイを北上しリマ方面へ向かいます。
1時間ほど走って、今日最初の観光地への出発地パラカスに到着。
ここでは、これから船に乗ってバジェスタス島へ向かいます。

バジェスタス島
パラカスのボート乗り場


一隻貸切で救命胴衣を装着し出発。
船(モーターボート)には屋根や壁はないので、外の風や水しぶきが直にあたります。
海上には名物の霧がでていて日差しがないのが救いでもあり残念でもあり。

バジェスタス島
ボート


途中、燭台の絵が描かれたペヘレイ岬に立ち寄り(海から眺めるだけ)ました。
残念ながら霧のせいで下の方しか見れなかったのですが、その大きさはかなりのものです。

バジェスタス島
燭台の絵


バジェスタス島はまだまだ先ですが、ここにもすでにたくさんの野生動物がいました。
海鳥、アザラシ、イルカなど、次々現れる動物にみんな大興奮。
まあ、海に落ちても救命胴衣をしているので、そこそこの安心感があり、
揺れるボートに立ち上がって写真を撮っていました。

そこから30~40分くらいボートを走らせバジェスタス島に向かいますが、
折からの濃霧で周囲が見えません。
いつのまにか近くを走っていたほかのボートもどこかに消え、島も見えなくなりました。
操縦士とガイドもなにやら

え?こっち?

みたいな感じでボソボソしているのが見え、若干不安に。
さすがに陸地も見えないところで海に放り出されたら、
救命胴衣をしているとはいえ、あまり助かる気がしません。

しかししばらくすると、前方にうっすらと島らしき影が現れました。
操縦士も確信したらしく、そちらへ舵を切ります。
ボートの上の私達の間にも無言の安堵感が広がりました。

だんだんと近づくにつれ、島の様子がはっきりと見えてきました。

なにこれ

と思わずつぶやいてしまったほど、そこには予想外の風景がひろがっていました。

バジェスタス島
何かの映画のセットのよう

バジェスタス島
奇岩


マチュピチュやナスカの地上絵は、予備知識がそこそこあったので想像はできましたが、
バジェスタス島に関してはほとんど何も知らない状態だったので、
余計にそう思ったのかもしれません。
知っていたのは、旅行の旅程表に書いてあった、

リトルガラパゴスとも呼ばれる野生動物が生息する島

ということだけです。
写真も見たことがなかったので、勝手に、
ゴツゴツした岩場が広がっていて、そこでアザラシが日向ぼっこしている
というような風景を想像していたのですが、
実際に目の前に現れた風景は、とても野生的で荒々しいものでした。
それはまるで、

リアルカリブの海賊

海面から直接生える奇岩が幾重にも折り重なり、
ブルーのようなエメラルドグリーンのような不思議な色の海水がその隙間を埋めています。


バジェスタス島
海から岩壁が生えている


あたりにはうっすらと霧が立ち込めていて、
それがまた異空間のような雰囲気をかもし出していました。
上空には無数の海鳥が飛び交い、
岩山にはアザラシやペンギンが悠々とすごしています。

バジェスタス島
アザラシ

バジェスタス島
ペンギン


すごいすごい!

まさかこんなところだとは思わなかったので(あまり期待してなかった)、
いい意味で裏切られ、かなり興奮です。
野生動物たちのいる岩山は、海からほぼ垂直に聳えているので、
すぐ近くまで船を寄せることができ、間近で観察することができました。

興奮する中、どこからか地鳴りのような音が聞こえてきました。
船が進むにつれ、だんだんと大きくなっていきます。
やがて奥まった小さな入り江が現れ、そこに多数のアザラシの群れが出現しました。
地鳴りのような音は、彼らの鳴き声だったのです。

バジェスタス島
うなり声を上げるアザラシの群れ


その初めて聞く鳴き声と迫力に圧倒。
彼らの群れているところが、
ちょうど岩のドームのようになっているので余計声が響いているのでしょう。
その風景は、まるでなにかのセットのように、

できすぎ

と感じるくらい、絵になっていました。
もうみんな揺れる船で立ち放題(もちろん私も)。
予想外に素晴らしい展開に、落ちることなんてすでに頭にはありませんでした。
写真をかなり撮り、満足したところで、次の船が来たので、湾を出発。
その後もしばらくアザラシたちの鳴き声が聞こえていました。

次に現れたのは岩のアーチ。
何かのテーマパークか?と思わせるほど完璧なアーチです。
その下を通り抜けバジェスタス島クルーズはおしまい。

バジェスタス島
岩のアーチを通り抜ける


また30分ほどかけて港へ戻ります。
最後の最後で、こんなお楽しみが待っていたなんて、かなりおすすめです。




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---撮影機材---
ボディ(主に風景写真):キヤノン EOS 50D

レンズ:世界初・世界最大ズームタムロン AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO(Model B003)(キヤノン用)デジタル専用


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ペルーの写真を掲載しました。
ペルー写真
こちらからどうぞ


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最終更新日  2009年06月23日 21時37分07秒
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