先日、お世話になっている社長と社員の皆さんが
気仙沼に物資を大量に持ってきてくれた。
「岩手、今気仙沼の人が一番必要としているものを教えてくれ」
「用意した。これをどう分配するかは現場を見ているお前に任せる」
そういって、豚バラ300キロを購入してハイエース3台で来てくれた。
その他にも物資をいっぱい積んで。
その社長は、
昨年仙台光のページェントが
今までにないアクシデントに見舞われた際、
いち早く「こういう時だから」とスポンサー料の増額を決め
手を差し伸べてくれた人物。
困ってる時に、すぐ援助の手を差し伸べてくれる。
今回も、早かった。
「今」の「今」の援助をしてくれた。
この頃、気仙沼ではほとんど「肉」が手に入らなかった。
避難所のみなさんの食事はほぼ炭水化物only。
昼間は瓦礫処理の肉体労働をしているのに、
その力となるであろう「肉」を口にすることが出来ていなかった。
そこで、お持ち戴いた「豚バラ」を届けると、
どの場所でも「肉だ~~~」の歓声。
人間あんなにも肉にときめくものなんだ。
弱々しかった目が力のある目に変わった瞬間を見た。
嬉しかったな~~
豚バラなら、豚汁にも焼き肉にも野菜炒めにも・・なんにでも使える。
最初予定していたタイムスケジュールでは、
夕方遅くまでかかるハズだったのですが、
社長自ら土地勘のある唐桑半島を担当してくれて、
さらに、さすが仕事柄みなさんスッゴイてきぱきしていて、
(インカム持参で、思わず拍手!!)
予定より3時間マキで配り終えることが出来ました。
孫社長の100億も凄いけど、
私たちには三浦社長の「今」の豚バラが、なによりも嬉しかった。
「今」の「今」を助けてくれる三浦社長に今回も感謝です。
※物資の中に、息子さんが宝物にしていた
「ワンピース全61巻」もあったそう。
避難所の皆さんが雑誌や娯楽を必要としている、
というリクエストにこたえてくれたもの。
・・・ありがとう。
息子さんも自らの手で、その宝物を小学校に届けてくれました。
みなさんに感謝。