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2005年02月04日
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カテゴリ:季節折々に
立春ですね!
二十四節気の中で、理由なく一番好きですねぇ。。。
大好きな日のお祝いに、「桜茶」を。

さくらちゃ

この桜、神奈川県秦野産の塩漬け八重桜です。
春まっさかりの頃に咲く花で名のみの春を少し春っぽくしてみましたが、寒いことには変わりがないですね。

お茶は、桜餅についている塩漬けの葉の味と香りがして、なんだかとっても桜餅か桜道明寺が食べたくなりましたね。
(時折、本物ではない桜の葉をつけた桜餅などを見つけますが、最悪の選択をされているなぁって感じます。いくら餅や餡がおいしくても最悪。。。あの塩漬けの葉といっしょに食べるのがいいのに。。。)

桜茶や桜葉の塩漬けの香りは、柔らかな幸福感を感じさせてくれますよね。
これは、桜が持っている「クマリン」という成分によるところがあるのだそうです。この「クマリン」は、通常の状態では無味無臭で感じることができないのが、塩漬けにして発酵させると立ちのぼるようになるのだそうです。

塩漬けの桜で桜茶を作るというのは、そのお茶を囲む人たちを幸せな気持ちにする「科学的な効果をもっている」という意味でも、お祝いの席にふさわしいものなのでしょうね。
(発酵って、すごい力を持ってますよね。。。)

桜茶をおめでたい席で出すというのは、江戸時代中期頃からの風潮ということ。
その前までは、縁起が悪いものと考えられていたのだそうです。
「花といえば桜」の国。でも、その散り際や散る様をめでていたのですから、おめでたい席に「散る」もないということなのでしょうね。

小学生の頃、桜の塩漬けを作ろうとしたことがあります。
聞きかじりで作り、大失敗した思い出です。。。
お湯に塩をたくさん溶かして漬け汁を作ると聞き、出来上がった熱湯に近い塩湯を冷ましもせずに桜の花びらにかけたのです。
濃くて鮮やかな桜色も、心躍る香りも、すべて飛んでしまいました。
きれいな花だったのに、もったいないことをしたものでした。。。


まだ寒く雪の降る日が続くようですね。
本物の桜が咲く頃を待ち焦がれてしまいます。





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最終更新日  2005年02月04日 20時58分13秒
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