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イラクで殺された香田証生さんの殺害犯のひとりがイラク治安警察に逮捕された。ファハミ容疑者の取り調べ実況がイラクのテレビで流れていたことに驚く。アンマンの共同通信は、イラクのテレビで放映されたファハミ容疑者の逮捕から供述までの流れを続報として、小刻みに伝えた。
ファハミ容疑者の供述が真実とするならば、香田証生さんが殺されねばならなかった理由は、自衛隊のイラク派遣と深く関連することになる。ファハミ容疑者の供述を日本語に置き換えた共同通信の表現は下記の通り。 「イラクに部隊を派遣したやつらは、殺さねばならなかった」 「スパイだと思った。日本政府が陸上自衛隊の撤退に応じなかったので殺害した」 スパイとは香田さんのことを指すのだろう。香田さんのビデオメッセージに「自衛隊は撤退しない」と、即座に言い切った冷たい首相がいた。 この首相はアメリカの大統領と同じ対応をした。イラクで米国人のニック・バーグ氏が誘拐された。誘拐犯は、ニックさんを解放する条件としてアブグレイブ刑務所で虐待されている収容者たちの解放を米国政府に要求した。これに対してブッシュ大統領は「テロリストの要求に屈さない」と宣言。誘拐犯は、アブグレイブ刑務所の虐待事件に対する報復を理由に、ニックさんのクビを切り取った。当時のAP通信の記事を読むと、ニックさんの父親は「息子はブッシュと ラムズフェルドに殺された」と慟哭の声を上げたと伝えている。 わが国の首相はニック・バーグ見殺し事件と全く同じような対応をやってのけた。さすがはアメリカ大統領の犬、忠犬小泉純一郎。 香田さんの殺害犯ニュースが流れた時、マスコミは香田さんの家族に接触するだろうか、だとしたら可哀相だなって思った。マスコミ取材を避けて、香田さんの父親が先に手回ししたのだろうか、直方市を通じてコメントとの報道。 「(当時は)犯人に対する怒りがありましたが、(現在は)犯人が捕まってうれしいという気持ちはありません。今は、なぜ息子が殺されなければいけなかったかというむなしさだけです」毎日新聞より 世間が忘れても、親はこの事実と悲しみをずっと抱えて生きてきたのだ、これから先もずっと、ずっと。香田家への悼みを小泉は何と考えるのだろう。 もし、ブッシュがイラクへ武力侵攻しなければ、香田さんは殺されることもなかった。03年3月以降、04年9月までのイラクの民間人死者は推計10万人を越える、英国/科学雑誌(The Lancet」に掲載された論文のニュースが世界を駆けめぐった。そして日本人の犠牲者は5人だ。 こんなにも短期間で、こんなにも多くの命がパッと消えて行く現実が戦争なのだ。どんな大儀名目を唱えても、戦争は殺し殺されの残虐なゲームに過ぎない。 ワタシは、米つきバッタ永田クンの件で民主党を責めない。けど、戦争や平和の問題にはシビアに反応するで。マエハラ代表なら覚悟しいや、参院選。 香田さん殺害、バグダッドに遺体
最終更新日
2006年03月03日 01時28分27秒
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