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プロ野球の開幕は選手会の言い分が通って、両リーグ同時開催ということで収まりました。 結果的には何の不満もありませんが、経緯としてはちょっと違和感があります。 まず、震災直後。この時点でパリーグは、被災地の球団である楽天が予定どおり開幕するのは不可能だと思われたので、いち早く開幕延期を決めました。当然です。 でもセリーグは、おそらく電力問題がこれほど長引くとは思ってなくて、被災者に配慮して延期するかどうかだけを検討したのでしょう。結果として予定どおり開幕することを決めました。 この結論は性急に過ぎたとは思いますが、電力問題さえなければ、責められるようなことではなかったと思います。 ところがこの時点で選手たちからは、「こんな時に野球をしていいのか」というコメントが多々見られ、被災者への配慮として延期するべきという雰囲気を出していました。 これはおかしいと思います。プロ野球選手の仕事は野球です。被災者でもないのに仕事を自粛することが、被災者のためになるはずがありません。野球なんか仕事のうちに入らないとでもおもっているのでしょうか。自分の仕事にプライドを持って欲しいものです。 その後選手会としては、パリーグが延期しているのにセリーグだけ開幕するのはおかしいという主張で開幕延期を求めました。これは、選手としてセパで待遇の違いが出るのは困るという主張とも取れるので、おかしいわけではありません。ただ、これが世論だとする風潮は、被災者への配慮という感情面がメインになっているように感じられ、電力問題も含め、そのあたりの主旨があいまいなまま決着してしまった感じがします。これが多分違和感の原因です。 感情面は関係なく、電力問題があったから延期したというならスッキリしていたのですが。
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Last updated
2011.03.29 01:39:14
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