さあ、レース本番です。
天気は曇りで風もなくいい感じの早朝６時半。
今回男子約３００人女子約１００人でスタート。
コースと標高差は次の通り。
ゲレンデの周りを登ったり降りたり。
走れそうなんだけど 走るのにはちょっときつい勾配が時々。石川さんはすべて走れるなんて言っていたけど、こんなきついのぼりを走りとおしたら最後までもたないわ と 歩きました。
ここを終えるとしばらく走れるような緩やかな砂利道や登山道が交互に出てきます。
そのうちいつもまにか急登に入っていました。斑尾山への登山道です。
ここんところ、ほんと きつかった。
走ろうと思えば 走れるけど、ここで使い切っては最後はどうなる？といつも抑え気味。
この時点で女子３位と言われたよ。
ここで、景色を見て 思わず「うぉー！」と言葉が出た。
絶景でした。
この上りで順位は逆転し２位に上昇したけど下山であっという間に再逆転され３位。
ま、いいかとマイペースマイペースと言い聞かせるけどやっぱり前の人に必死についていきました。のぼりで必ず抜けるのですが下りで必ずと言っていいほど抜かれるシーソーゲーム。
彼女は本当にくだりが速かったです。
第３エイドでは何か食べようとちょっと寄ってみました。
画像はハリ天狗さんからお借りしました
石川さんが言っていた茹でたジャガイモがありました。
一口でパックと食べたらのどに詰まった！
きっつ～。
詰まらせながら「トイレどこー？」と建物の中へ。
芋食べながら用を済ませるなんて汚いですね～（恥）
そこからは、また袴岳への上りです。すると前に見たことのない女性選手が。
あれ？ はは～、トイレいている間に抜かれたんだ と納得。
なんとかパスしたら また前方に新たな女性選手。
私ってトイレにどんだけ長居をしていたんだろう。結局５位まで転落していました。
その女性もなんとかパス。
すると女子３位の女性も見え始めてなんとかパス。
嘘みたい。でも、また下りでやられるんろうなあ・・・
やがて第４エイド。でも、パスです。後ろから追ってくる恐怖で休んでいられません。
するとエイドの方たちが
「スルーするのかあ、すっげえなあ」とぼそぼそ聞こえました。
私のバッグにはパワーバーとメダリストドリンクとカーボショッツがあるから
なんとか行けると確信。（本当は不安。第５エイドの笹寿しは絶対食ってやると誓って）
ピンクのスパッツ 目印にされてました。
やがて最後の上りの毛無山に入りました。
そこからは抜かれることも抜くこともなくたった一人。
誰もいない山の中。何度もコースアウトしたのではないかという不安を感じながら
走り続けました。下りにさしかかったところでまたも新たな女性が私を抜きました。
みごとな下りです。
つづら折りの下りをどうやって降りていくのか後ろからぴったりついて学び倒しました。
なるほど と自分でも試しながら下っているとなんか楽しくなってきた。
すると前に見たことある黄色いウェアのアヒルさん。
トントンと背中をたたきながら「お先！」と言って抜いちゃいました。
「膝が痛くてくだれん」という声が後ろから聞こえてきたような・・・
この下りでけっこうな人をパスできました。
私が下りでパスできるなんて信じられないことです。（知る人ぞ知る下りは赤ん坊のびっち）
そうしていたらその前の女性を次の下りで抜けちゃいました。これまた信じられない！
待ち待った第５エイド
これまたハリ天狗さんの画像です
笹寿しがあったそうですが、頭がどうにかなっちゃっていて目に入らず
パワーバーだけ口にいれこんで最後のトレイルの山に入って行っちゃいました。
後ろの女性が気になったんでしょうね。
今になって思えば、残念で残念で。笹寿し 食いたかったなあ。
ここからは希望湖を横に見ながらのフカフカのトレイル。
落ち葉敷きつけられたブナばやし。気持のいい走りができる道が続きていました。
らすと７キロ。
ここで、大失敗！
なんでもないフカフカの下りで ぐにゅぐにゅぐにゃり って感じで右足首がぐにゃぐにゃ。
しばらくうずくまって「このままリタイアか… 痛いよ～」
話が長くてすみません。 ****つづく****
