地損の光
蔡福は、弟の元妻と再婚。豹が義理の息子に。
毎日のように、阿骨打に呼ばれ、愚痴っぽい相談相手になる。
阿骨打は、女真族の国、金を建国し、完顔ビンと称してる。
覇気が無くなっている。
阿骨打は、武松を幻王に会わせるように指示。
蔡福は山岳地帯の砦に、武松を案内した。
幻王として紹介されたのは、阿骨打の弟・呉乞買だった。
燕青は、熟女真の町で、古着屋を始める。
候真は、行商。
武松が報告にくる。
「幻王であって、幻王ではないな」
「ほかに、幻王がいるということだな」
「たぶん」
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畑の堆肥作りをする候真。
「おまえは、町育ちだったな。そんな仕事が汚いと思うか?」
「やってみなければ、わかりません」
食わず嫌いのような仕事のえり好み。
都会育ちだと、田舎の仕事を敬遠。希望する仕事にありつけないから、ネットカフェ難民になったりして。
経営者によっては、農家の出身はよく働くが、サラリーマン世帯の子は頭でっかちで動く仕事が全く出来ないって嘆く人も。
教育のゴールが、キチンと社会で働くことが出来る人間を創ることなら、農家の子って家庭環境から始めたら?。
義務教育がスタートした頃は、ほとんとが農家の子、他の子も親が仕事をする背中を見、ときには手伝いをするような家庭だった。
今は、核家族のサラリーマン世帯がほとんど。親が仕事をする姿どころが、親の姿すらめったに見ない家庭まであったりして…。
子が見る親の変化に対応して、教育を変えるか、それとも、変化前にリセットして、理想の親というところから組み立てるか。
*阿骨打「自分がなさけない。相談できる臣下がいないのだ。いるのは死んでこいといえば、必ず死んでくるというような者たちだけでな」
「それは貴重な臣下ではありませんか」
無いものねだりと言おうか…。両手に花とはいかないと言うか。
徳川家康の青年期までの臣下は、命がけで働くタイプばかり。
その中から、頭脳で勝負する文官タイプも出るのだが、
秀吉との交渉中に、唯一の頭脳派、石川数正が浮いた存在になり、秀吉に寝返るということに。
頭脳派と忠誠派の両方の部下を同時に持つのは、かなり難しいようだ。